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オズワルド オリヴェイラ監督会見(5/10)

5月10日に大原サッカー場にて行われた会見でのコメント

[質疑応答]
(週末の名古屋グランパス戦に向けて)
「重要な試合です。名古屋はJリーグでも最もいいチームの一つです。すばらしい選手がいます。長谷川 アーリアジャスール選手もガブリエル シャビエルやジョーと一緒に出場している状況ですので、非常に強いチームだと思います。私たちは規律をしっかりと守りながらこのタフなゲームに挑まなければいけません」

(ジョアン シミッチ選手も厄介な存在だと思うが?)
「ブラジルで対戦しましたが、非常にいい選手です。技術があり強さがあり、アグレッシブな選手です。名古屋は昨シーズンの途中からいい補強をしていると思います。残留争いをしていましたが、去年の途中からかなりいいパフォーマンスを見せて、いい形でシーズンを終わらせることができました。本当に名古屋は強いチームだと思います」

(勝つために必要なことは?)
「私たちも強いです。だからいいゲームになると思います。浦和にも非常に高いレベルのいい選手が揃っています。観る方にとっていいゲームになると思います。どの試合でも来てもらっていますが、ファン・サポーターの方には名古屋までたくさん来ていただきたいですね。ブリーラムにおいても私たちのサポーターの方が相手より効果的な応援をしていたと思いますので、サポーターのみなさんには感謝したいと思いますし、それが浦和の特長です。浦和はアウェイで強いと言われますが、それはたくさんのファン・サポーターが来てくれることで、結果を残すことができます。ブリーラム戦でも300人ほどのサポーターが来ていると。彼らがどんな思いで長い距離を移動して来たのかという話を選手たちにもします。自分たちのためだけではなく、サポーターのためにも戦おうと選手たちに伝えています」

(AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージを自力突破するために、勝たなければいけない2試合のうち一試合を勝利した点において、選手たちのメンタルをどのように評価するか?)
「非常に状態が良いと思います。帰って来てもう一度Jリーグに向けて気持ちを切り替えなければいけませんが、この流れの中でもACLのことを忘れず、ACLの準備にもなるようにしなければいけません。非常に重要な勝利だったと思います。勝ち点3を取っただけではなく、試合を支配して、もっと得点を重ねてもおかしくなかったと思います。ブリーラムのホームでは全北現代モータースも敗れていますので、そこで勝てたことはうれしいですね」

(本日、マウリシオ選手とエヴェルトン選手が別メニューとなり、柏木選手はトレーニングを行ったが、彼らの状態は?)
「柏木はプレーできる状態にあります。特別メニューを与えて準備をしてきました。ジュビロ磐田戦とブリーラム戦には帯同せず、フィジカル的なコンディションをここで一度リセットすることを行いました。その試合に帯同していない期間にフィジカルコンディションを上げてきていますので、今度はしっかりとケアをしながらそれを維持することを彼には努めてもらわなければいけません。7つのセッションのメニューを彼には与えました。その内3セッションは私が行いましたが、ブリーラムに行っている間は池田コーチが残りの4セッションを行いました。彼のコンディションは非常に良いです。このコンディションを彼自身がしっかりケアしていけば、ケガをしないで高いレベルでプレーし続けることができると思います。彼はこのチームのキャプテンで、このチームのブレイン(脳)です。だから、しっかりコンディションをケアしてがんばり続けて欲しいと思います。

(マウリシオ選手は)ブリーラム戦には出なかったですが、しっかり検査して身体の状態を見ていきたいと思います。エヴェルトンはいま回復の状態を見ているところです。しっかりリカバリーできれば名古屋戦に出場しますし、回復が十分でないと判断すれば連れて行きません」

(試合を重ねるごとに攻守のクオリティーが上がっていると感じるが?)
「柏木の良いコンディションというのは、守備をしてもらうためにも必要です。中盤で彼がしっかり守備に参加することが重要だと思います。(ブリーラム戦では)青木、長澤、エヴェルトンでそこが機能しました。長澤が疲れたところで柴戸を投入しましたが、彼もしっかり応えてくれました。エヴェルトンが少し落ちてきたと判断したときに荻原を入れて、青木と柴戸と荻原で中盤を編成しましたが、彼らもしっかり守ってくれました。攻撃の方もトレーニングをしっかりしていますし、彼ら同士でもしっかり話し合って、試合をこなすごとにトレーニングの成果が表
れていると思います」

(足りないところは?)
「たくさんあります。繰り返し練習して、試合をこなしていけば色々な側面が良くなっていくと思います。シーズンの立ち上がりは青木、武藤、興梠がプレシーズンキャンプで全てのトレーニングができなかった状態なので、あまり良くなかったですね。このタイミングでやっと彼らのコンディションが上がってきて、チームプレーも増えてきていると思います」

(ここにファブリシオ選手が加わることも期待されるが?)
「私もファブリシオがプレーできる状態になることを待っています。そうすれば、武藤、(興梠)慎三、柏木、エヴェルトンとローテーションさせていくこともできます。いま言った選手のところにファブリシオの違った特長が加われば形を変えながら戦っていくことができると思います」

(試合と試合の間の日数が異なる場合に気をつけていることは?)
「完全に違いますね。2月、3月、4月くらいまでは試合の蓄積が無いので連戦があっても問題ないです。まだ気温も20度以下ですので、消費するエネルギーも多くありません。その状況ではリカバリーもしやすいです。それ以降は試合と試合の間の間隔がどうなのか、そして選手を個別に見てどうなのか、キャンプからしっかりトレーニングできているのか、年齢がいくつなのかなど、色々な要素を見ながらなのでかなり複雑になります。あらゆる状況に合わせたトレーニングを設定しなければいけません。なので、グリちゃん(石栗 建フィジカルコーチ)、アレちゃん(アレックス コンディショニングコーディネーター)と私で常に話し合っています。個別に設定できるところは個別に設定していますが、連戦があったり、今回のように長い移動があるときはかなり気をつけなければいけません。いま全てのトレーニングを行っているのは武藤だけです。槙野、岩波などは本日半分のメニューだけでした。鈴木や青木、興梠、森脇などは今日は走っただけです。それすらやらずにインドアでクライオセラピーやその他の回復に向けた措置を取っている選手もいます。

ただ、選手個々が自分でどこまで自分のケアができているかも非常に重要です。一日の一部はこのクラブハウスで過ごしています。朝食も提供して、必要なケアや治療ができるように施設も整えてあります。でも、自分のケアがクラブハウスにいるだけではいけません。ここから出ていっても自分のケアは続けなければいけません。アスリート向けの食事を摂らなければいけませんし、睡眠も不可欠だと思います。しっかりと寝ないといけません」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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