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ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦 試合後公式会見

ACLグループステージMD5 vsウェスタン・シドニー・ワンダラーズ 試合後のコメント

【ミシャ監督】
「前半は立ち上がりから、非常にアグレッシブに入れたと思います。前からアグレッシブにプレッシャーをかける中で、相手にゲームを作らせるような展開にほとんどなりませんでした。その中で、3点をリードすることができました。

後半に入って途中から、選手たちは若干飛ばしすぎていたのか、疲れが見え始め、相手チームに危険なシーンを作らせてしまいました。ただ、守備の方は、運動量が落ちる中で、特に中盤のところを相手に使われる展開が続いてしまいました。ただ、ボールを奪ったところでは常に、相手の背後へ非常に危険な攻撃を続けて仕掛けることができたと思っています。その中で、最終的に6-1で勝利できたわけですが、その結果に関しては、すばらしいものだと思います。ただ、いくつかの点に関しては、修正点もあった、そういったゲームだったと思っています」

【駒井善成】
「立ち上がりは、チームとしてもすごくいい入り方をして、僕たちが狙いを持った中でのボールの動かしなどができました。いい時間帯に得点を重ねて、3-0という形も作れました。相手の攻撃に関しても、ほとんどノーチャンスと言っていいほど、出足の速い守備からのボール奪取があり、そういうところはすごくよかったのですが、後半はどこか、監督もおっしゃったように、少し運動量が落ちてきたときに、相手のシャドーの選手が落ちたところを捕まえきれず、ターンされるシーンがありました。僕たちのサッカーは、奪った後に前を見て、素早くつけていく、というサッカーなんですけど、動き出しの部分がワンテンポ遅れているところもあったので、個人としてもチームとしても、成長するため、上を目指すためには、そこは改善しないといけないと思います。難しいかもしれないですけど、前半のようなサッカーを後半もしっかり続けられるようにしたいので、それは今日の試合についてのミーティングで、個人個人が映像を見て、課題をしっかりクリアしていきたいと思います。

今日は勝つことが大事でしたので、6点を取って勝てたのはよかったのではないかと思います」

【質疑応答】
(2点目、3点目のアシストはすばらしかったが、特に2点目のターンからのドリブル、アシストというプレーのアイデアについては、どの辺で生まれたか?)
駒井善成
「今日は相手が5バックで来るという予想の中で、前日練習からしっかりモリ君(森脇)と李選手との関係性を意識していました。モリ君が高い位置を取ったときは、僕がしっかり中に入って、相手の裏を狙うのか、足元でもらうのかを、トレーニングからいい感じでフィーリングを試せていたので、うまく前日のトレーニングからのイメージを持ちこめました。間で受けてターンするのか、フリックするのか、モリ君にはたくのかという3つの選択肢を持てていた中での、ドリブルからのスルーパスでした。あそこはチームとしても狙い目だったので、よかったと思います」

(レッズに来て、最初はなかなかうまくいかなかったと思うが、今の活躍の原動力になった学んだものというと?)
駒井善成
「常に、日々のトレーニングから全力で取り組むことと、チームの戦術に適応することです。最初は頭で考えて身体が動くという感じで、遅れていた部分があるんですけど、今はほとんど、頭と身体がすっと同時に動くようになるまで、レッズのサッカーに慣れてきたと思います。あとは、同じサイドの選手がすごく活躍しているので、そういうところで、自分も活躍したいという気持ちは、常に持っていました。その中で、いい競争意識から、いいプレーもできるようになったのではないかと思います」

(ACLでもうまくやれているように見えるが、ACLで自分の持ち味を出せるイメージはもともと持てていたのか?)
駒井善成
「僕がレッズに来て一番びっくりしたことは、球際の強さ、激しさでした。テクニックもすごいと思いましたけど、トレーニングを見てもらえたら分かると思いますが、バチバチとやり合うところが、最初にびっくりしたところでした。今はそのトレーニングにも慣れましたし、トレーニングの中で、みんなが日々高い意識を持って、球際に強く行っているから、ACLの舞台でもやれていると思います。ハードなタックルもありますけど、臆することなく、自分も逆に当たれるようになっていると思います。レッズに来て、いろいろな面でどんどん成長していっている中で、ACLでも自分のプレーが要所要所に出せているのではないかと思います」

(アグレッシブさは持ち味としてあると思うが、その部分をはじめから出せている手応えはあるか?)
駒井善成
「そうですね。自分の特長はドリブルというところなので、気持ち的にネガティブになってしまったら、いいプレーはできません。常にボールを持ったら強気なプレーでやっていくのが自分の持ち味なので、その中でいろいろな選択肢を持って、パスとかに変えていくというのが大事だと思います。アグレッシブさというのは、どんな相手にも忘れずにいきたいと思います」

(これでラウンド16進出が決まったが、今の率直な気持ちは?)
ミシャ監督
「まず、我々が目標としていたグループステージ突破を決められたことはよかったと思います。ACLだけでなく、リーグ、カップ戦を含めて、我々浦和レッズは、常に一番高いところに登り詰めるという目標に向かってやっています。その第一歩を踏み出せたことは、非常にいいことだと思います。

今日、我々は大差をつけて勝利できましたけど、そのことや、グループステージ突破ができたことに関して、浮かれてはいけないでしょう。今日うまくいったからといって、また明日もうまくいくという保証はどこにもありません。それがサッカーの世界であり、いい結果に対して浮かれることなく、次の目標に向かって進んでいかなければいけないでしょう。徐々に気温も上がってきましたし、その中で連戦も続いていきます。これから自分たちがどのように、厳しい条件下の中で戦っていくか、それを常に考えて、戦っていかなければいけません。

我々のグループは、ACLのグループの中でも、今でこそポイント差はつきましたけど、各チームの力が拮抗したグループだと、私は思っています。我々はリーグと並行しながら1試合1試合戦って、積み上げてきた結果が今です。だからこそこれからも、我々チームは、目の前の相手を100パーセントで倒しにいくというスタンスで、やっていかなければいけないと思います」

(1試合を残してラウンド16進出が決まった感想と、残りのグループステージの試合で出場のチャンスがあったら、どんなふうに生かしていきたいか?)
駒井善成
「まずは、ノックアウトステージに進出できたのは、チームとしても個人としても満足している結果です。昨年、ラウンド16で敗退しているので、その壁を何とか乗り越えていって、ベスト8、準決勝、決勝と進んでいければいいと思っています。僕は競争相手、ライバルもいて、出場時間が限られた中でのプレーもありますけど、チームとしてやることが大切なので、グループステージの残り1試合、レッズは勝ちにいくことが大事なチームなので、次も勝ちにいきます。アウェイのFCソウル戦はすごくハードな戦いになると思いますけど、連勝して、この勢いを保ったまま、次に向かっていけたらいいと思います」

ミシャ監督
「駒井は、今日は本当によく戦ってくれたと思います。京都時代からいろいろなものを持っていましたが、京都時代はどちらかというと、頭で考えてプレーするよりも感情を表に出して戦うタイプの選手でした。今は両方を兼ね備えながら、非常によく戦っています。将来は、日の丸のステージも近いかもしれませんね」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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