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『真備地区復興支援 三菱自動車&浦和レッズ サッカーフェスティバルinまび』に森脇、柏木、宇賀神、宮沢ハートフルクラブコーチが参加

13日、岡山県倉敷市の真備総合公園で開催された『三菱自動車&浦和レッズ サッカーフェスティバルinまび』に森脇良太、柏木陽介、宇賀神友弥の3選手と宮沢克行ハートフルクラブコーチが参加し、子供たちと一緒にサッカーをして楽しむとともに、被災地のみなさんとの交流を図った。



『真備地区復興支援 三菱自動車&浦和レッズ サッカーフェスティバルinまび』は「西日本豪雨被災地支援」の一環として、岡山県倉敷市に施設を構える三菱自動車工業株式会社 水島製作所が主催し、倉敷市、株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブ、および浦和レッズが協力する形で実現。被災地のみなさまを、サッカーを通じて激励することを目的に開催された。

好天に恵まれた中で行われたイベントは2部構成で実施され、三菱自動車水島FC(中国サッカーリーグ)の選手たちとファジアーノ岡山(J2)のスクールコーチにもご協力いただき、浦和レッズハートフルクラブの宮沢コーチが中心となって進行された。







午前は『親子ふれあいサッカー』として幼児(4~6歳の未就学児)を対象にし、31組62名の親子が参加した。鬼ごっこなどで身体を温めた後、森脇良太、柏木陽介、宇賀神友弥の3選手によるデモンストレーションを組み込みながらボールを使ったメニューを実施し、最後は選手たちも混ざってゲームが行われた。3選手は積極的に子供たちとコミュニケーションを取り、笑顔があふれる1時間となった。









午後は小学生を対象に『サッカー教室』を実施。96人の子供たちが参加し、より元気に溢れた姿がグラウンドに広がった。参加者のみなさんの頭上に浮き球のパスを通すデモンストレーションでは、一球蹴るごとに大きな歓声が上がり、プロの技術を間近で目の当たりにして興奮を隠せない様子だった。最後のゲームではゴールが決まった際にハイタッチをするなどして、選手たちと参加者が笑顔でコミュニケーションをとる場面があちこちで見受けられた。

午前、午後ともに閉会式では選手たちへの質問コーナーが設けられ、子供たちの多くが手をあげて質問を投げかけた。終了後はサインや写真撮影を参加者全員と行い、思い出を形にも残して『真備地区復興支援 三菱自動車&浦和レッズ サッカーフェスティバルinまび』は終了となった。



また、3選手はご協力いただいた三菱自動車水島FCの選手のみなさんとも積極的にコミュニケーションを図り、イベント終了後に行われた交流会でも話題が尽きない様子で、惜しまれながら会場を後にした。

【北尾光教 三菱自動車株式会社 水島製作所 所長】
「西日本豪雨の中で、三菱自動車として何ができるかを社内でも色々考えていて、我々ができるスペシャルなことはレッズということになってお願いさせてもらって、シーズン前の忙しい中で、実現できて嬉しいです。

子供たちが楽しそうにやってくれていて、選手たちも一緒になって積極的に入ってくれていたので、楽しんでくれているのを見て嬉しかったです。私も昔サッカーをやっていたので、サッカーの楽しみとかをやはり伝えたいなという気持ちがあるので、それがここで実現できて本当に言うことがないです。

復興はゴミを捨てるだけで2年、家をまだ持っていなくて仮住まいで住んでいる人たちが多い中で、やはり日々辛い中で生活しているのを、こういうことで気分転換してもらえます。やはり復興は長いので、淵田さんからは(今後も)できることをしますと言っていただいています」

【森脇良太】
「率直には楽しかったなと、子供たちと同じくらいかそれ以上楽しめたと思います。やはり子供たちというのはひとつのボールがあって、そしてゴールがあって、たくさんの友だちがいたら、それだけで笑顔になるというか、無邪気な心を持ってボールを追いかけているので、そういう姿を見ると幸せだなと、こういう光景がいつまでも続いてほしいなという思いになるので、今日は僕にとってもすばらしい時間を過ごすことができました。

僕もここに来るまでに、被災された方の家や状況を見て、また僕の兄がここから20分弱のところに住んでいるので、兄からこの真備町のことやボランティアに参加したときの様子を聞いたときに、想像以上というか、僕らが考えている以上にここで被災された方は辛い思いをしたんだろうと思いました。僕らもこうやって参加させてもらうだけではなくて、まだまだ復興していくためには多くの人の力が必要だと思っているので、これが一回きりになるのではなくて、さらにもっともっと協力できる活動というのを増やしていきたいなと、もっともっと子供たちとの交流を図っていきたいなという思いが強いです」

【柏木陽介】
「こういうところに来られる機会はなかなかないので、みんなの元気や笑顔にたくさんパワーをもらえて、本当にここまで来た甲斐があったなと思いますし、真備に対してすごく強い気持ちが湧きました。

僕は小さいときに阪神淡路大震災を経験していて、本当に大変だったなと子供ながらに思っていました。でも一方で、子供というのは意外に『大変だな』と思いながらもすごく元気だったというのを自分の中で覚えていて、今日来てあらためて、子供たちの元気というのがまた大人のパワーに繋がっているなということをすごく感じました。そしてまた僕たちはこうやってサッカーをとおして、スポーツをとおして、こういうふうに役に立てるというのは、自分たちにとってすごくプロでやってきて良かったなと思える瞬間でもあるので、来られてよかったなと思います。また何かの機会があれば、被災地支援というテーマに限らず、また新たにひとつ新しい仲間の町ができたので、来てみたいなという気持ちです。

僕は常に言っているんですけど、レット・イット・ビーという言葉が結構好きで、『あるがままに』というような意味合いなんですけど、終わってしまったことをずっと振り返り続けていても前には進めないと思っています。やはり前を向いて、上を向いてやっていくことが自分にとって絶対にプラスになっていくと僕は思っているので、僕らができることなら協力したいと思っていますが、そういう(前を向くという)気持ちをみなで持ち、一人ひとりが前を向いて、『まだまだこの町はやれるぞ』と、そしてまたこういう機会をとおしてプロサッカー選手が出てくれたら、それがまた地元の支えになっていくと思うので、そういうことも目指してがんばっていってほしいと思います」

【宇賀神友弥】
「積極的な子供たちが多くて、本当に被災をしたとは思えないほどすごく元気な印象を受けました。ただ、実際には被災という現実がありますし、復興のために自分たちが何か手助けできないかということで、こういう場を提供してもらいました。一人でも多くの人に元気を与えられればいいと思いますし、自分はサッカー選手で浦和レッズというチームにいることで、何か希望となるようなものを生み出せればいいとあらためて思いました。

ここに来るまでに車から少し街を見せてもらい来ましたけど、現状はなかなか復旧の作業が進んでいないという状況の中で、難しい状況が続くとは思いますが、何か手助けができればとは思っています。こういう機会を作ってもらって交流を深めることができたと思うので、何か形としてもしっかりと残していきたいと思っています」

【宮沢克行ハートフルクラブコーチ】
「真備地区の復興支援の一環としてのサッカー教室でしたが、このサッカー教室の時間、親子、あるいは小学生のみなさんにが楽しんでもらえたらなと、あとは選手と身近に触れ合える機会というのはそう滅多にあるものではないと思ったので、存分に選手との触れ合いも楽しんでもらえたらと思って進めました。天気も良かったですし、お手伝いをしていただいた三菱自動車水島FCの方や、ファジアーノ岡山の方、いろんな支えがあって、大きなケガ人もなく終えることができて良かったです。あとは3選手とも非常に積極的に取り組んでくれたこともありがたく思います。自分もこちらに来て見聞きしたものを持ち帰って話したりもするだろうし、自分も一年の初めにこうした機会をいただいたので、またこれからもがんばってやっていきたいなという気持ちが強まりました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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