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「難しい現実の中、我々は戦っていく」ミシャ監督

Jリーグ第3節 コンサドーレ札幌戦前日、ミシャ監督コメント。

「特に目新しく、言うことはないですが、我々にとっては毎試合が厳しい戦いです。札幌はJ1に昇格してきたチームとして、J1でもやるぞという高いモチベーションで戦っています。
ここ2試合のリーグ戦を見る限り、素晴らしい戦いをしていて、磐田戦は0-0、神戸戦に関しては不運な形で敗戦していますが、内容的には札幌のほうがよかったのではないかと思うくらいで、ここまで本当に素晴らしい戦いをしているチームです。
もちろん周りの見方としては、浦和が勝利するのではないか、そう思われている試合ではないかと思います。ただ、事実としては私は違うと思います。浦和は昨シーズン、かなりギリギリのところでJ1リーグに残ったチームです。人間というのは時として現実を見失いがちなものです。こうして我々が練習をしている中で、現実を見失ってしまうことはありがちなことです。
ただ、我々は公式戦で2連勝してきた中で、作り出してきたそのポジティブな雰囲気を次の試合でもしっかりと生かしていきたいです。今シーズン、見せてきた選手たちの強い気持ち、戦う気持ち、そして運動量、規律、そういったものをしっかりと次の試合でも見せることができれば、我々は良い結果というものが残せるというふうには見ています。
私自身、いない選手のことについて愚痴をこぼすタイプの人間ではないですが、事実として、皆さんもご承知のように、攻撃的な選手にケガ人がたくさんいます。達也、セルヒオ、元気、直輝、そしてマルシオについてはここ3ヵ月ほど、ゲームもしていない状況です。ここまでの流れの中で全員がそろった形でコンビネーションの練習など、同じ意図のもとに合わせるような攻撃の練習はできていない状況が続いています。そういった難しい現実もありながら、それでも我々は戦っていかなければいけない。それでも私は、自分のチームは素晴らしいチームだと思っています。必ず、我々は明日、良いゲームができるはずです」

【質疑応答】
(原口元気の帯同については?)
「メンバーには入っていません」
(その原口の現状は?)
「筋肉系のケガだという報告は受けています。筋肉系のケガだということなので、どれくらいの速度で回復するかはまだ分からない部分があります。川崎戦もまだ分かりませんが、それは彼の状況や回復具合、治療の具合などがどれくらい進んでいくのかを見て、来週、判断していかなければいけないと思っています」
(矢島に対する監督の評価は?)
「矢島慎也は、ここまでのトレーニングでいつも100パーセントを出してきてくれた選手です。この間の仙台戦も素晴らしいプレーを見せてくれたと思います。私自身、明日の起用についてはよく考えなければいけません。スタートからいくのか、途中からいくのかはまだ分かりませんが、明日、J1のリーグ戦でデビューする可能性は、あるのではないかと今のところ、考えています。もし我々が勝利して、彼がデビューするようなことがあれば、彼にとっては理想的な、素晴らしいリーグ戦デビューになるのではないかと思います」
(コンサドーレ札幌は1トップ、3シャドーでスペースを狙ってくると思うが、そういった相手に対して注意すべきところは?)
「Jリーグのチームの中でも、1トップ、3シャドーを採用しているチームは多いですし、私自身も広島で長く3バックをやっていますから、これまでどのチームも我々のそういったところを狙ってきたと思います。我々がしっかりと球際で戦えたり、しっかりと運動量多く走れれば、そういった相手の狙いというのもしっかりつぶせるのではないかと思います。相手は我々のそういったところを狙ってくるかもしれませんが、相手も我々のワイドな選手をケアしなければいけません。平川と梅崎が高い位置をとるので、そこの攻防にはなるかと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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