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「我慢しながら、点を取りに行く姿勢を持ち続けたゲーム」ミシャ監督

Jリーグ第14節 vsセレッソ大阪 試合後のコメント

「最近は相手が守備的な戦術を取ってくることが多いですが、セレッソという攻撃的な素晴らしいチームであっても、9人が自陣に引いて守るという戦い方をしてきました。相手がそういう戦い方をしてくることは十分予測していたので、それに対する準備はできていました。狙いとしては、相手の13番と8番の選手は攻撃的で危険な選手ですが、そういった選手を自陣深いところまで押し込んでしまおうと、我々の両ストッパーの選手がワイドで高い位置を取ることによって、相手の危険な選手を守備に回すことができ、一人残ったフォルランをサポートできない状態にしてしまうという狙いがうまくいったと思います。フォルランにボールが入ったところでハードにマークに行き、フォルランも8番と13番が低い位置にいるのでサポートが遠く選択肢が少なくなりましたし、相手の攻撃の起点をつぶすことができたと思います。

我々は我慢して、ボールを速く回すことがしっかりできたと思います。危険な形でボールを失わないということを心掛けてやっていましたし、ボールを確実に動かすところは速く動かすことができたと思います。ボールポゼッションの中でも点を取りに行くという姿勢を持ち続けながらゲームを進めることができました。それができていたからこそ、試合展開としては、いつ我々が得点をするかといった内容だったと思います。1点取りましたが、2点、3点取ってもおかしくない展開だったと思いますし、それぐらいのチャンスも作れていたと思います」

【質疑応答】
(カウンターのリスクもあったと思うが、必ず点が取れるというチームに対する信頼をどのように考えていたのか?)
「私は常に自分のチームを信頼しています。ただ、サッカーでは一つのチームを作り上げるには時間が掛かります。サッカーは今日、明日でどうなるものではありません。過去において、自分たちが仕掛けていってミスをして失点することを繰り返してきましたが、そういうことはチームが成長していく過程で起こっていくものです。

一人の監督が長くチームを率いるにあたって、段階的にチームを成長させることができると思います。今日の試合では、いかに相手の10番、8番、13番の選手を分断するか、今日は選手がそれをしっかりと実行してくれたと思います。

ピッチは広く、すべての選手をケアすることはできません。ただ、どこを気を付けなければいけないかと言えば、危険な選手をより気を付けなければいけません。いかにその選手たちがボールを触る回数を少なくできるか、我々にとって一番簡単なことは、相手のストッパーの選手がボールを持つ回数が多くなれば、試合は簡単になります。そこが考え方の最初であり基本であると考えています」

(無失点の試合が続いているのは西川選手の加入が大きいのでは?)
「西川の加入は大きいと思います。彼がチームに与える安心感が落ち着いた守備につながっています。各選手の守備に対する意識が浸透していることもあると思います。昨シーズンは失点が多くて批判されましたが、守備は比較的早く構築できます。それが今できているの
はうれしく思っています。

イタリアのチームのようなスコアが続いていますが、私は攻撃的なサッカーを続けていると思っています。今日も2本のシュートがバーに当たるなど、2点、3点入ってもおかしくないチャンスはありました。今は得点が少ないですが、今後はそこを改善していきたいと思っています」

(中断期間をどう利用するか?)
「ナビスコカップ予選リーグもまだ3試合残っています。目標はグループステージの上2つに残って勝ち上がることですから、まずは3つの試合をやり切ることが求められることだと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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