MENU

NEWS

「引き続き我々は全力でプレーして戦っていく」ミシャ監督

Jリーグ第24節 vs大宮アルディージャ後のコメント

「前半は良い形で試合に入ることができて、良い形で得点をして1-0でリードすることができました。前半の中で、何度もチャンスがあり、2点目を決められるチャンスもありましたが、残念ながらそのチャンスを決めきれない、そういった中で唯一の相手のシュートがゴールになったという前半でした。相手が一人少ない中で、失点したわけですが、それが今日、唯一のミスでした。ああいった中で失点してしまったことが相手を生き返らせてしまうことにつながりました。
相手が一人少ないということもあって、後半は一方的に相手のゴールを攻める展開だったと思います。そういった中で決定的なシーンがいくつかありましたが、残念ながら今日はそれがゴールに嫌われるという試合でした。もちろん選手たちは最後まで勝利を目指して戦ってくれたと思います。
ただ、今日の試合に関しては、運がなかったというか、ゴールに嫌われたゲームでした。この結果に対して選手たちもクラブのスタッフも、そして見ていたサポーターのみなさんも非常に残念な思いをしていると思いますが、ただ、我々は引き分けましたが、上位を戦っています。
必要以上にがっかりすることはないと私は思います。サッカーは一つのスポーツです。全力で戦った上で結果がどうなるか、それは終わってみないと分からない。
ただ、今日のゲームを見る限り、選手たちはとにかく全力で戦ってくれました。我々はそういった部分を浦和レッズとして変えていかなければいけません。必要以上に結果に対してがっかりするというところは変わっていかなければいけないと思います。5ヵ月前、6ヵ月前、浦和レッズがどうだったか、見ている方は早く忘れてしまいがちです。
24節を戦ってきた中で、これだけの成長を遂げたチームは日本にはないはずです。我々は今日の試合をもってしてもまだ上位を戦っています。そしてまだ一番上を取るチャンスも残されています。残り10試合、我々は必要以上に下を向く必要はありません。とにかく、引き続き、戦っていくだけです。今日のゲームも選手たちは全力で勝利を目指して戦ってくれました。残念ながらボールが何回もポストやバーに当たってしまったシーンがありましたが、それでも選手たちは最後まで勝利を目指して戦ってくれました。
私は選手たちを褒めたいと思いますし、そして引き続き我々は全力でプレーして戦っていく、それだけです」

【質疑応答】
(後半は決定的なチャンスがあって悪くはないと思いました。前半、原口のゴールについては槙野のランニングがあってのものだったと思います。後半はああいうランニングを生かしたチャンスがあまりなかったと思いますが、その点については?)
「唯一のこの試合のミスは、我々が失点した場面です。それによって相手を生き返らせてしまいました。後半は相手が8人でゴール前を固めるような形で守備をしてきました。そういった中で、どうしてもゴールを決めたいという気持ちが強くなりました。相手は守っていく中で我々をナーバスにしていったでしょう。そういった中で、前半のような普段の形がだんだん作れなくなっていく。そして自分たちがイライラしていくなかで、自分で、という形が多くなっていってしまいました。この試合を通してミスがあったとすれば、失点してしまった1点だったと思います」
(さいたまダービーでしたが、今日はどういう気持ちで試合には臨みましたか?)
「さいたまダービーということで、4月に負けていますし、リベンジをするためにという気持ちで、選手たちは一人一人、かなり高いモチベーションで臨んでくれたと思います。私としては、選手が強い気持ちを持って戦うということはよく理解していましたので、その強い気持ちと冷静な判断、というのを必ず忘れないようにと。両方をしっかりと持ち合わせて戦おうということを心がけるようにと。選手たちは、どうしてもサポーターに勝利をプレゼントしたかった。その気持ちは私自身、見えましたし、その思いで選手たちは戦ってくれたと思います。
ただ、全力で戦いましたが、それを今日、果たすことができなかった、選手たちも非常に残念な思いだったことは間違いありません。今日、応援に来ていただいたサポーターには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。サポーターは今日のダービーの試合で素晴らしい雰囲気を作ってくれたと思います。そのサポーターに対して勝利という恩返しをできなかったことに関しては非常に残念な気持ちでいっぱいです。
ただ、我々のリーグは終わったわけではありません。我々は引き続き、上位で戦っていく上で、サポーターとともに戦い、最後に良いリーグの終わり方を迎えることができれば、と思っています。選手たちはとにかく今日、全力で戦ってくれました。それは見ているサポーターもわかってくれたのではないかと思います。我々のサポーターは本当に素晴らしいサポーターです。そのサポーターたちとともに、最後まで戦っていきたいと思います」
(原口がゴールを決めました。最近は結果も残していて、代表にも選ばれています。彼のプレーについては?)
「元気は素晴らしい選手です。ただ、1-1で終わるようなゲームのゴールではなく、元気が勝利を呼び込むようなゴールを期待しています。今シーズンは、誰がゴールを決めようが構いませんが、ゴールを決めて上で戦っていきたい、それだけです。だからゴールを決めるのは元気だろうが、誰だろうが、私は構わないと思います。
ただ、元気自身は最近非常に良いパフォーマンスを続けているのは間違いありません」
(柏木、啓太が交代をした理由は?)
「陽介に関しては、前半、接触プレーで腰を痛めたということで、前半で代えなければいけない状況でした。啓太は今シーズンを通して非常に良いプレーを続けてくれていますが、今日、後半が始まって少し経ったところで、疲れているように見えました。より、攻撃的にゴールを狙っていくためにフレッシュな選手、秀仁を入れました」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「引き続き我々は全力でプレーして戦っていく」ミシャ監督

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ