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「勝利への気持ちや姿勢が見られたゲーム」ミシャ監督

Jリーグ第10節 vs横浜F・マリノス 試合後のコメント

「素晴らしいチーム同士の非常にハードなゲームが見られたのではないかと思います。運動量、走り、前からボールを奪いに行く守備、そしてゴールを目指す姿勢、そういった我々の勝利への気持ちや前への姿勢が、最終的には勝利に結びついたゲームでした」

【質疑応答】
(試合には勝ったが、途中から選手の足が止まったように見えたが?)
「中2日のゲームで、後半途中から運動量が落ちてくることは予想していました。ただし、それは我々だけでなく、相手も疲労があったと思います。相手は、最後の方はロングボールを入れて、そこからの攻撃という形しかなかったのではないかと思います。疲れてきた中で、タイミングよく3人の交代選手を入れられたと思います。

連戦の中で戦うことは簡単ではないということは、みなさんにも分かってほしいです。前節と前々節は、レフェリーの微妙な判定で、試合に影響するようなシチュエーションがありましたが、そういう中で次のゲームを戦っていくことは、選手のメンタル的にもいかに難しいかということは分かってほしいです。これはサッカーをやっていた方なら分かると思います。そういう厳しい状況に置かれた中で、ゲームが拮抗した状況で進んでいくことの難しさがあることは理解いただきたいです。
特に、際どいシチュエーションで激しく行くのか、ファウルにならないように激しく行かないのか、ここで行ったらファウルになるんじゃないかという考えが選手の頭をよぎった時に、もしかしたらそこに行かないがためにやられてしまうかもしれない。そういったメンタル的な難しさがあるのは間違いないです。

日本もそろそろレフェリーに関して、公の場でディスカッションすることが必要な時期にきていると思います。レフェリーも人間なのでミスジャッジはあるでしょう。例えば、柏戦でPKを取られたシーンは、ペナルティーエリアの外だったと私は認識していますが、そういったことを公の場で話をするべきだと思います。レフェリーもそれはミスであったならば認めるべきですし、認めた上でその後に自分たちがどうしていくのか、それを話し合っていくこと自体が、今後もっといいものに繋がっていくと思います。人間なのでミスはありますが、そのミスをみんなで話し合っていくことが今後の改善につながっていくと思います。選手、監督、レフェリーは、試合という公の中で戦っています。選手も監督もミスをしますが、レフェリーだけがその場から外れてしまうのは、私は違うのではないかと思います。ミスをしない人は誰だか分かりますか? 仕事をしない人はおそらくミスもないでしょう。みなさんも何かしらの職業についていると思いますが、仕事をする限り誰でもミスはするものです」

(先制ゴールのあと5分間くらいバタバタしましたが、選手交代でまたペースを取り戻しました。それを前提に聞きますが、この試合に勝ち切ったことはとても大きな価値があると思います。最後に西川が飛び出してピンチを防いだが、それも含めて勝ち切ったことの意味を教えてください)
「今日の勝利の持つ意味はとても大きいと思っています。西川の飛び出しで相手のチャンスの芽を摘んでしまうプレーは、チームに安心感を与えると思います。ヨーロッパでは、ビッグクラブとそうでないチームの違いは、ビッグクラブも必ず相手チームに決定機を作られますが、そこをGKが防ぐことはよくあることですし、そこでチームに安心感を与えます。西川もそういったタイプのGKだと思います。少ないチャンスの中でも必ずいい仕事をすることで、チームはバタバタせずに落ち着いてプレーできます。そういった後ろの安定感を、彼がチームに与えていると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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