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第2節 vs札幌「ゴール奪えず0-2で敗戦」

3月2日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ第2節、北海道コンサドーレ札幌戦に臨んだ。

41,109人のファン・サポーターが詰め掛けたホーム開幕戦。レッズは後半にややリズムを取り戻すも、最後までゴールが奪えず0-2で敗戦を喫した。

スターティングメンバーは前節ベガルタ仙台戦と同じ。左のワイドに山中亮輔、右のワイドに宇賀神友弥、2トップには興梠慎三と杉本健勇が起用された。

試合開始2分、浦和は早くもビハインドとなった。アンデルソン ロペスのスルーパスに反応した鈴木武蔵を捕らえきれず、ゴールを許してしまった。

レッズはポゼッションを高めながらサイドを起点に攻撃を組み立てようとするが、2トップにボールが収まらずフィニッシュまで持ち込めない。逆に、鈴木武蔵をターゲットにDFラインの背後をスピーディーに狙う札幌の攻撃に手を焼き、バイタルエリアまで幾度も侵入される展開が続いた。

27分、マウリシオの縦パスをチャナティップにカットされると、またしてもDFラインの背後に抜け出した鈴木武蔵にスルーパスを通され2失点目を喫した。

レッズは得意のセットプレーからゴールに迫るも、相手のブロックを攻略するには至らず、前半を0-2で折り返した。

後半、オズワルド オリヴェイラ監督は杉本に代えてアンドリューを投入して試合を再開させた。

レッズは岩波拓也が最終ラインから積極的に縦パスやサイドチェンジを繰り返し、攻撃にアクセントを加えていく。しかし、中盤の主導権を手繰り寄せることができず、前半同様に押し込まれる時間帯が続いた。

60分、長澤和輝に代えて柴戸 海がピッチに送り出されると、柴戸はアンカーに入り、エヴェルトンが一列前にポジションを取った。直後の61分、その柴戸からボールを受けた山中のクロスに興梠が合わせ、この試合最大の決定機を迎えるも、シュートは相手GKにはじかれゴールネットを揺らせなかった。

71分には宇賀神の直線的なアーリークロスにアンドリューが抜け出すも僅かにゴールをとらえきれなかった。

79分、オリヴェイラ監督は最後の交代カードを使い、柏木陽介に代えてマルティノスをピッチに送り出した。

その後もゴールを目指して懸命に走り続けた選手たちは決定機も作り出したが、得点するまでには至らず、ホーム開幕戦を0-2で終えた。

次戦は3月6日(水)19時30分から埼玉スタジアムで行われる、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2019 グループステージ MD1 ブリーラム・ユナイテッド戦となる。

【柏木陽介】
(試合を振り返って)
「非常に良くなかったと思います。チームとしてまとまりを作ることができなかったと思うので、自分の責任だと思います」

(札幌がボールを回すところで、チームとして引いて守るのか、前から行くのかというところはどうだったのか?)
「前から行こうという話はありましたが、前から行くのにも中途半端でした。すぐ失点してしまった後に、攻撃も焦ってみんながやっていた気がしたので、僕は『落ち着け』という話はしていたのですが、自分たちらしさを取り戻すためには、一回蹴って自分たちの流れをつくるということも、今のレッズには必要だったのではないかと思っています。守備の部分でも、ブロックを作って一回守るということも、チームとしては必要だったのではないかと思うので、そのあたりの声の掛け合いであったり、チームとしてまとめるという仕事を、もっと試合の中で自分がコミュニケーションを取ってやっていかなければいけませんでした。非常に自分の責任を感じました」

(守備の選手たち、FWも含めて同じような考え方をできていなかった?)
「やはり、今はどうしてもブロックをつくられている中で、そこに対して何のアイデアもなく突っ込んでいっているだけかなと思います。それではやはり崩せないと思いますし、ある程度リスクを負わないと戦えないというところも含めて、今のサッカーだと相手にとって守りやすい状況なのではないかと思います。そこを打開するためには、一人ひとりがチャンスだと思ったら前へ出ていく勇気だったり、一発を狙うパスだったり、そういうことも含めて、そこからの切り替えという、そのあたりをもう少し意識してやっていかないと、なかなか厳しいかなと思います」

(得点がないことには焦りがある?)
「今日はセットプレーも何回かあった中で、自分がいいボールを蹴れなかったので、そこもすごく残念です。自分たちの持ち味というのは、セットプレーも一つのキーになるプレーだと思っているので、そこは自分ももっと集中して、いいボールを蹴っていかないといけないと思います」

(ここから連戦になるが?)
「チーム一丸で、特に出ていない選手に対して、出ている選手が失礼という言い方でいいかはわからないですが、みんなが練習を一生懸命にやっていて、それで試合も戦えているので、本当に総力戦で、出ていない選手と出ている選手が融合しながら、しっかり乗り切って、ひとつのゴールが自分たちの良さを引き出してくれると思っているので、それを目指して、全力で戦っていきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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