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監督就任について、大槻 毅監督

4月2日、新たに就任した大槻 毅監督が、トレーニング後、メディアからの質問に答えた。

大槻 毅監督
(監督就任について、いつごろ話があったのか?)
「連絡があったのは昨日の深夜です。それから今日の朝までにこういう流れになりました」

(今日のトレーニングの最初に、選手たちにどう声を掛けたのか?)
「選手全員にも言いましたが、僕は暫定なので次の監督までしっかりつなげたいと伝えました。ただ、ここから14連戦があるので、勝ち点を一つ、勝ち星一つにこだわってみんなでやりましょう、ということと、今、我々がこういう状態にいることは誰も望んでいないと思うのでしっかりやっていきましょう、と話しました」

(今のチーム現状をどう認識して、どう修正していこうと思っているのか?)
「分かりやすく言うと、勝ち点が足りません。勝ち点が足りないのはなぜかということです。申し訳ないですが、テレビやスタジアムで外から見たものと中で見たものは、全く違うと思います。一回練習しましたが、昨日試合に出たメンバーはリカバリーだけでした。もう少し時間をもらえればと思います。今まで見てきたところからとは見える角度が違いますので、これが原因と言うのは難しいです。ただ、選手は、試合を見ていても一生懸命走ろうとしていますし、戦おうとしていることは感じています」

(テレビを見ただけでもどういった印象か?)
「テレビを通すと肌感覚が違うので、もう少し肌感覚で感じてからお話できればと思います」

(浦和レッズの監督を務めるにあたっての心境は?)
「たくさんの方が応援してくれるクラブですし、いろいろな意味で注目されるクラブなので、しっかりとクラブの存在を意識して、次のところに僕はつなげていかなければいけないと思います。そういうことを担うにあたっては大きな責任は感じています。選手と共に一生懸命やって、次のフェーズにいい流れを作ることができればいいと思っています」

(ファン・サポーターのみなさんも、今の現状を一緒に苦しんでいると思うが?)
「期待の大きいことはもちろんです。そこに対してクラブは応えなければいけないと思います。今回こうなったのは、誰も望んでいない形だと思います。僕自身もあまり想定していませんでした。ただ、こういう場面に遭遇したときにそういったクラブに対する応援を意識しながら一生懸命やるだけです。ぜひ、みなさんの力を貸していただきたいです」

(暫定監督で難しいと思うが、堀前監督のサッカーをそのままやっていくのか、少し変化を加えていくのか?)
「僕は堀さんは本当に素晴らしい監督だと思っています。長く横で見ていたのでいい仕事をされたと思いますし、非常に尊敬しています。ただ、僕は堀さんではないので、僕は僕のできることをしっかりやりたいと思います。もちろん、今いる選手や今まで築き上げてきた流れもあるので、それを全部取って、スクラップ&ビルドみたいなことはできないと思っています。みなさんご存じの通り、練習もこの日程でなかなか組めません。できることを肉付けできればと思っています」

(今回、上野コーチも共にトップチームのコーチに就任したが、それは大槻監督のリクエストなのか?)
「クラブからも言われました。僕もクラブから言われなくても僕一人でやるのは少し難しいので、上野コーチがいてくれてありがたいと思っています」

(暫定監督ということで、仕事もそうだが、心情的にも難しいのでは?)
「そうした心情というのは、まったくありません。僕が今心配しているのはユースチームの方です。来週リーグ戦が開幕するので、そちらを心配しました。トップチームに関しては、身を粉にして働くだけです。時間が来たら僕の役割は終わりです。何も問題ありません。ただ、クラブがいい方向にいってほしい、それだけです」

(指導者としての強みは?)
「それは他の方が決めることです。僕は一生懸命やることだけは約束できるので、そこだけはやりたいと思っています。どういうタイプなのかは、他の人が見て感じてもらえればいいと思います」

(今日のトレーニングでは、積極的にコミュニケーションを取るところが感じられたが?)
「そういうところもがんばって作り上げたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

監督就任について、大槻 毅監督

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