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ミシャ監督 サンフレッチェ広島戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 1stステージ第16節 vsサンフレッチェ広島 試合後のコメント

「今日のゲームに関しては、負けてしまいましたが、両チームが非常に素晴らしい内容のあるゲームだったと思っています。

今日のゲームは、立ち上がりの比較的早い時間で失点し、リードされる展開になりましたけど、前半は前から激しくプレッシャーにいき、ボールを奪ってショートカウンターを仕掛けるという、我々の狙いが出せた展開でした。その中で、選手たちは落ち着いてゲームを進めてくれたと思いますし、前半で逆転することができました。

後半に入って、3点目を取れるチャンスはあったと思いますけど、決めきれない状況の中で、CKから失点してしまいました。失点までは、我々の狙いとするものが出せた、いいゲームだったと思います。

2ー2になってから、選手たちは少し冷静さを失ってしまったという印象を受けました。攻撃的にいく中で、慌てて仕掛けてボールを奪われ、カウンターを受けるシーンが増えてしまいました。広島が、しっかりとした守備をする中で、我々の空けた後ろのスペースを使って速攻をするというのは、彼らの得意とするところだと思います。我々はあの状況の中でも、落ち着いて試合を進めなければいけませんでした」

【質疑応答】
(今日の試合を、2ndステージにどうつなげていくか?)
「我々はここ最近、勝利から遠ざかっている中で、今日のゲームでは、自分たちの調子がいいときのゲームが、60分過ぎまではできていたと思います。ただ、そこから運動量が落ちていく中で、相手に隙を与えてしまうシーンが増えたと思っています。連戦を戦っていく中で、あるいはこれまでのリーグやACLを通した疲労の蓄積が、今は感じられます。シーズン中、どのチームにもこうした状況に陥ることはあると思います。ただ、我々に関しては、今、5連戦を戦う中で、それが望まないタイミングできてしまいました。サッカーという競技の中で、ひとつのチームがこうした状況に陥ることは、よくあることです。どのチームでも、シーズン中にうまくいかない時期はあるものですが、それが我々にとって、悪いタイミングなのも確かです。今の状況的には、試合をして、リカバリーをして、移動をして、試合をしてという繰り返しの中で戦っています。選手の中には、代表チームに行って試合をしてきた選手もいます。なかなかコンディションが整わない選手がいるのも現実です。それが言い訳にならないのは分かっていますし、自分たちがパニックになっても、慌てても、何も救いにならないのは確かです。

とにかく、今置かれた状況の中で、我々には来週水曜、土曜と試合がありますけど、この状況を、歯を食いしばって乗り越えていくしかないと思います。この連戦が終われば各週の試合に戻りますので、その中で回復とトレーニングを重ねながら、しっかりとチームを立て直したいと思っています。

今日の、我々の60分過ぎまでの戦いを、できるだけ長くしていきたいと思っていますし、次の試合で、70分でもこうした戦いができれば、試合の結果は、我々のほうに傾くかもしれません。その時間をできるだけ長くできるよう、チャレンジしていきたいです。私自身は、結果が出ないからと言って、自分たちのやり方を変えたりはしません。我々のやっているサッカーは、これからのサッカーのトレンドが進む方向に、間違いなく向いているはずです。だからこそ、結果が出ないからと言って、私はそれを決して曲げたりはしません。私はやり続けます。私は結果を恐れて、自分のやり方を曲げる監督ではありません。

苦い過去の経験ですけど、広島時代には降格という厳しい結果も味わいました。それでも我々はボールをつなぎ、攻撃的に行くというやり方を貫いてやってきました。私は監督である限り、自分のやり方をしっかりと持ちながら、続けていきたいと思っています。

私は監督として常に持っている自分の哲学は、自分の考えをやり通すことです。それで結果が出なかったとしても、自分自身がそれをやりきったということは、自分の中に必ず残るものです。結果が出ないからと言って、自分の考えていることを変えて続けたとしても、いずれ、私がこの立場を去ることになったときに、後悔するでしょう。だからこそ、私はやることを曲げません。

とにかく自分の考えすべてを持って、残りの2試合を戦いたいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

ミシャ監督 サンフレッチェ広島戦試合後会見

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