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第1節 vs 湘南「過去を払拭するリーグ開幕戦勝利!」

2月21日、浦和レッズはShonan BMW スタジアム平塚で明治安田生命J1リーグ 第1節 湘南ベルマーレ戦に臨んだ。

早い時間帯に先制を許したものの、前半のうちに逆転し、その後一度は追いつかれたものの関根貴大が終盤にゴールを決めて勝利。JリーグYBCルヴァンカップに続き、リーグでも白星スタートを切った。

レッズはGKに西川周作、DFに右から橋岡大樹、岩波拓也、鈴木大輔、山中亮輔、ボランチに柏木陽介と柴戸 海、右サイドハーフに関根貴大、左サイドハーフに汰木康也、そしてFWには興梠慎三とレオナルドというメンバーで今季のJ1リーグをスタートさせた。

立ち上がりから両チームともに前方への勢いを持って攻撃を仕掛けたが、レッズは前半7分にビハインドを背負ってしまう。自陣右サイドから鈴木冬一が上げたクロスを石原直樹にヘディングで合わせられ、先制を許した。

失点後はボールを支配する時間が長くなり、左サイドを中心に攻撃を仕掛けるレッズ。22分には左サイドから右サイドまでドリブルで運んだ汰木康也が右足でミドルシュートを放ったが、ゴール左隅に飛んだボールを富居大樹に触られ惜しくもゴールには至らない。

それでもレッズは攻守にアグレッシブな姿勢を貫いた。すると39分、自陣の左サイドでボールを持った山中が浮き球のパスを縦に送ると、裏に抜け出した汰木が低いクロスボールをゴール前に入れる。興梠が左足で合わせたシュートは富居に防がれたが、こぼれ球を興梠が今度は右足で押し込み、同点に追いつく。さらに42分にはCKのセカンドボールを拾った流れから山中が左サイドからクロスを上げると、ファーサイドのレオナルドが器用に体勢を変えながらヘディングで合わせてゴール。前半終了間際の連続ゴールで逆転に成功した。

後半に入ってもレッズはアグレッシブな戦いを続けた。1点を追う湘南が勢いを持って攻撃を仕掛けてくることもあったが、決して引くことなくディフェンスラインを高く保ち、ボールを奪えば時に縦に速く、時に落ち着いてボールを回しながら攻撃を展開した。

しかし65分、鈴木冬一が左サイドから上げたクロスをファーサイドの山田直輝に頭で押し込まれ、同点に追いつかれてしまう。さらに70分には今季からリーグに導入されたVARにより、鈴木大輔のプレーがハンドと判定されてPKを取られる。しかしタリクが蹴ったボールは枠を越えていき、レッズは失点を逃れた。

大槻 毅監督はその後、76分に柏木に代えて青木拓矢、汰木に代えてマルティノスと立て続けに交代カードを切った。すると85分、自陣でボールを受けたマルティノスがドリブルを開始。一人を抜き去って中央にパスを送ると、中央でボールを受けた関根がドリブルで仕掛けてペナルティーエリアに進入し、左足でシュート。これがゴール左に決まり、再び勝ち越しに成功した。

その後は山中に代えて槙野智章を投入しつつ、相手の反撃を許すことなく3-2でタイムアップ。昨季は全敗だった金曜日開催試合、ここ2年で1分3敗だった湘南ベルマーレ戦、そして過去3年勝利がなかったリーグ開幕戦で勝利を収め、リーグでも昨季から生まれ変わった姿を印象づけた。

次戦は2月26日(水)19時33分から埼玉スタジアムで行われる、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第2節 松本山雅FC戦となる。

【関根貴大】
(試合を振り返って)
「入りが良くなかったと思いますし、自分たちが修正しないといけない点が明確になりました。その中で自分たちの良さも出たので結果的には良かったかなと思いますが、もっとゲーム運びを賢くやれれば良かったと思います」

(明確になった修正点とは?)
「サイドで数的優位を作られた時のスライドは間に合っていなかったですし、2失点ともクロスからだったので、そこは修正しないといけないと思います」

(決勝ゴールのシーンを振り返って?)
「あれが今シーズンのレッズの良さだと思いますし、あの時間帯に中に3枚入っていけた状況で自分のところにボールが転がってきて、それを押し込めたことが良かったと思います」

(今季からフォーメーションが変わってどの程度フィットしてきたか?)
「キャンプの中から徐々に戦術理解度が高くなってきましたし、今シーズンが始まってルヴァンカップの初戦と今日のリーグ初戦で自分たちの良さが出せたと思います」

(リーグで初めてのVARがあったが、どの程度の影響があったのか?)
「ああやってスクリーンで出されるということも知りましたし、あそこまで正確にジャッジされたら(守備側は)ペナルティーエリアでは慎重になると思いますし、僕たち(攻撃側)もそういうことをうまく使っていければと思います」

(平日開催ながらたくさんのファン・サポーターが集まったが?)
「勝利を届けられたことは本当に良かったですし、これからまだまだリーグも続くので、よろしくお願いしますと伝えたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







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