「前半2-0が最も危険」。サッカー界の格言が、判で押したように見事に決まった試合だった。これでFC東京とのリーグ戦は、ホームでは2003年を最後に12試合連続負けなし(10勝2分)となった。相手にとっては、この格言以上に「鬼門」の方が重くのしかかったかもしれない。

もちろんレッズにとって、そんな分の良い相手ばかりではない。25日(土)に対戦するヴィッセル神戸とはホームでの勝率は悪くないが、アウェイのノエビアスタジアム神戸では何故か勝てていない。昨季1stステージ優勝を決めたときもドローだった。

ステージ優勝を考えたときに、苦手なチームとホームとアウェイどちらで対戦するかは大事な要素だ。それも公平性の点で2ステージ制に疑問を呈したい理由の一つなのだが、もうレッズにとっては関係ない。年間勝点1位を目指す戦いでは、ホームであろうとアウェイであろうと絶対に勝ち点を積み上げていかなくてはならない。特にホームゲームは勝ち点3が必要だ。

25日の神戸戦。ホーム連勝でリーグ戦前半を折り返し、巻き返しの勢いをつけましょう。(清尾)


◆オフィシャルマッチデープログラム(MDP)は、浦和レッズのホームゲームで発行する小冊子です。試合が何倍も面白くなる記事を満載してお届けします。1部300円(税込み)で、試合当日、レッドボルテージ、浦和PARCO1階「レッズゲート」、埼玉スタジアムMDP販売ステーションでご購入いただけます。発売開始時間は、概ねキックオフ4時間前となります(当日の交通事情等により、発売時間が前後することがあります)。
レッドボルテージでは、バックナンバーのお取り扱いもございます。レッズゲートは、浦和駅東口からのシャトルバスをご利用になる方にオススメです。

MATCHDAY PROGRAM 498
2016年6月25日(土)2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ第17節 ヴィッセル神戸

■contents(抜粋)
・MIHAILO PETROVIC／監督からのメッセージ
「どんな状況でも落ち着いて試合を進めることが大事 厳しい連戦の最後、いつも以上の後押しが必要です」
・WILL TO WIN／試合に向かう選手たちの思い
「この状況で自分が点を取る」李　忠成
・PREVIEW／北條 聡さんが語る今日の見どころ
「逆転勝利は称賛に値するも失点は課題 新しい顔ぶれの台頭も巻き返しに必須」
・THE WARRIORS／矢内由美子氏コラム
「李 忠成◎戻ってきた本当の“李 忠成”土壇場で結果を出す匂いを」
・INTERVIEW／スタッフインタビュー
「トレーニングによって予防できるケガを防ぎたい」野崎信行(アスレティック・トレーナー)
・水さん、それ言っちゃうの!?
「各クラブのマネージャーと親しいんですか」