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埼玉県青少年夢のかけはし事業にハートフルクラブとレディース後藤、岸川、藤田、泊らが参加

12日、埼玉県の取り組みである埼玉県青少年夢のかけはし事業「サッカー選手になろう!」が、埼玉スタジアムで行われ、浦和レッズからハートフルクラブやレッズレディースの選手が参加し、子供たちとサッカーを楽しんだ。



この事業は、小学生の夢発見や夢実現を支援するため、各分野で活躍中の埼玉ゆかりの一流のプロフェッショナルから学び、体験する機会をつくるもので、県内の小学4年生から6年生の85名が参加した。
今回はサッカーがテーマのため、浦和レッズ ハートフルクラブから落合弘キャプテン、神野真郎コーチ、室井市衛コーチ、城定信次コーチ、石黒琢也コーチ、小礒義明コーチ、伊藤健太コーチ、宮沢克行コーチ、レッズレディースからは後藤三知、岸川奈津希、藤田のぞみ、泊志穂の4選手が参加、また、ホームタウン・普及部の柳田美幸もアシスタントコーチを務めた。




はじめに、スタジアム内のボールルームで落合キャプテンの講話が行われた。落合キャプテンは、ハートフルクラブが東南アジアのタイとインドネシアで活動した経験や、自身の少年時代、ハートフルクラブが東日本大震災の被災地で活動した際の経験を話し、いかに自分たちが恵まれた環境にあるかを考えてほしいと語りかけた。


そして、講話の最後に「頑張ろうと思える、その気持ちが大切です。サッカーがうまくなりたかったら、逃げずに向かって行こう。それが夢につながっていきます」とメッセージを送った。約30分間の講話となったが、参加した子供たちのみならず、保護者の方々やレディースの4選手も真剣な表情で落合キャプテンの言葉に耳を傾けていた。



続いて、第2グラウンドに移動してサッカー教室の時間となった。開会式では、埼玉県県民生活部青少年課の大浜厚夫課長が「この中にはサッカー選手になりたい子もたくさんいると思います。その夢を実現するために、今日は一生懸命頑張ってください」と挨拶した。



教室はハートフルクラブのコーチたちがリードして行われ、ウオーミングアップから3人で手をつなぐ鬼ごっこなど、コミュニケーションを重要視したプログラムでスタート。初対面の子供同士にも自然と会話が生まれていた。



また、レッズレディースの選手たちやコーチが見本を見せたり、子供たちを相手にパスを回したりと、高い技術を見せながら触れ合っていた。



その後は4チームに分かれて対戦するゲーム形式の時間となり、レッズレディースの選手もそれぞれのチームに参加した。コーチから指定された人数がピッチに出て試合をする「人数ゲーム」では、応援やゴール後の喜びの度合いに応じてボーナス得点が加算されるという、ハートフルクラブならではのルールで行われた。はじめのうちは恥ずかしがって大きな声が出ない場面も見られたが、時間が進むにつれて大きな声での応援や、ゴール後のハイタッチでのボーナス得点も増え、大きな盛り上がりを見せていた。




閉会式では、レッズレディースの各選手から子供たちへのメッセージが送られたが、加えて2014シーズンよりトップチームに加入する関根貴大が特別ゲストとして登場し、「サッカーが好きな気持ちを忘れずに、サッカー選手になるという夢を諦めないで頑張ってください。」とメッセージを送っていた。



最後は学年ごとに記念撮影を行い、参加した子供たち全員とハイタッチでのお見送りをしての締めくくりとなった。




【後藤三知】
みんな元気でパワーをもらえましたし、いい機会だったと思います。埼玉県の取り組みということで、レッズレディースの選手として貢献したいと思いますし、地域でサッカーをできる喜びを感じました。今日は楽しく子供たちと一緒になってやれましたし、女の子もいてくれてうれしかったです。埼玉県は女の子のサッカー人口も多いと思うので、またこういう機会で一緒にプレーしたいです。

【岸川奈津希】
自分が小学生のころはあまりこういう機会がありませんでした。こういう立場で招待してもらえたので、子供たちに夢や目標を与えられればと思いました。ゲームの時、みんな最初のうちは恥ずかしがっていましたが、やっていくうちに勝ちたいという気持ちが強くなって盛り上がってくれました。サッカーは競うスポーツなので、そういう要素で子供たちも自然とやりたくなるのだと思い、サッカーは良いスポーツだとあらためて感じました。

【藤田のぞみ】
自分が子どものころには、こういった身近にピッチや選手がいる環境はなかったので、子供たちをうらやましく思いました。落合キャプテンの講話は初めて聞いたんですが、「色んなことを知って経験することが感謝の気持ちを生む」というのは本当にそうだと思いますし、誰かのためにと思うといつも以上の力が出ると思います。子供たちと一緒にいい話を聞けたと感じました。落合キャプテンの話を受けて、すぐに子供たちが全力を出していて、すごい吸収力だなと思いました。

【泊 志穂】
楽しむというのはレベルが上がるほど難しくなると思いますし、それを実感しました。自分も厳しい中でも楽しんでやりたいと思いました。サッカー教室の前に落合キャプテンの講話がありましたが、内容に私自身も衝撃を受けました。それがサッカー教室では気持ちに表れて、みんなが全力を出してやってくれたと思います。子供たちの前で見本を見せるのは緊張しましたが、楽しくできたので良かったです。よい1日になりました。

【関根貴大】
年始はU-19日本代表のベトナム遠征で忙しい日程でした。その中でベトナムでは滅多に対戦できないチームと試合ができて、課題も見つかりましたが、結果として優勝できたので本当によい遠征になったと思います。帰国してすぐに、こうした機会をいただけて小学生が楽しそうにサッカーをやっているのを見て自分も元気が出ましたし、今シーズンから浦和レッズでサッカーをするので、その力になったらいいと思いました。こういった場に出る機会もなかなかないので、経験できて良かったと思います。子供から笑顔をもらえて力になりました。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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