8日、埼玉県庁の知事公館にて「がんセンター新病院緑化整備に係る感謝状贈呈式」が行われ、上田清司埼玉県知事から浦和レッズに感謝状が贈られた。

地域への社会貢献活動の一環として、さいたま市を中心に「レッズローズ」を普及させる取り組みに力を入れている浦和レッズでは、埼玉県立がんセンター新病院の12月30日(月)のオープンに合わせて、40株のレッズローズを寄贈しており、今回の贈呈式はそのお礼として実施された。

上田知事の挨拶から始まり、知事から主催者である病院事業管理者の名和肇氏と、がんセンター病院長の田中洋一氏の紹介が行われた。その後、橋本光夫代表から、上田知事にレッズローズの目録が贈られ、上田知事からは感謝状と埼玉県のマスコット「コバトン」のぬいぐるみが手渡された後、記念撮影が行われた。

また、上田知事にアメリカ政府からハナミズキの目録が贈られ、アメリカ大使館文化・交流担当官のリチャード・メイ氏が挨拶を行った後、感謝状が贈呈された。

式典が始められる前には、上田知事の取り計らいにより、知事公館の庭で飼育されている、埼玉県で生まれたニシキゴイの改良品種「ヒレナガニシキゴイ」が紹介される一幕もあり、穏やかな日差しの中で歓談する場面もあった。

上田知事は、がんセンター新病院の特長として、患者さんにとって優しい空間づくりにあると語る。今回寄贈された40株のレッズローズは、がんセンター新病院４階屋上庭園のプランターに植えられ、患者さんやその家族の心が安らぐ空間づくりに生かされる。

最後には、出席者全員で記念撮影が行われ、終始和やかな雰囲気の中で贈呈式は締めくくられた。レッズでは、最終的に埼玉県すべての市町村にレッズローズを植えることを目指している。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】