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vs鳥栖「アウェイで痛恨の敗戦、勝ち点を奪えず」

6日、ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第5節サガン鳥栖戦。ベストアメニティスタジアムに乗り込んだ浦和レッズの先発は加藤・坪井・永田・濱田・平川・啓太・阿部・梅崎・柏木・マルシオ リシャルデス・ポポ。また、達也が4月14日第6節ヴィッセル神戸戦以来となるベンチ入りを果たした。
黒いセカンドユニフォームに身を包んだレッズは開始から5分、サガンのボールへの早い寄せにパスをつなげず、なかなか攻撃の形を作れなかった。8分になってようやく左サイドからクロスまで持ち込んだ柏木、マルシオが相次いでシュートを放ったがゴールはならず。レッズはボールを持っていない選手の動きが少なく、試合はその後もホーム・サガンのペースで進む時間が多い。
26分には自陣右からのアーリークロスがファーへ。折り返しをニアポストで合わされ、あわや失点という場面だったが、加藤が体に当てて防ぎ、こぼれたところを梅崎が何とかクリア。34分にもCKの二次攻撃からディフェンスライン裏に抜け出されてフリーでのシュートを許すが、これはシュートミスに救われる。さらに41分には自陣エリア右からのシュートを許し、ポストに救われた。
レッズはポポが遠めから思い切ったシュートを複数放ちはしたものの、8分のプレーを除いて決定機らしいものは作り出せず。決勝トーナメントに駒を進めるためには勝ち点3が必須の試合だったが、我慢を強いられる展開で前半を終了した。
後半、ミシャ監督は開始から啓太とポポに代えて小島と原口を投入。47分には梅崎の鋭いサイドチェンジから平川がクロス、原口が飛び込んで右足で合わせる。しかし、このプレーでも流れを引き寄せることはできず、前半同様になかなか縦にボールを入れることができない。51分には加藤のキャッチングからカウンターを仕掛けようと素早く展開したが逆にボールを失い、ピンチに。放たれた強烈なシュートは加藤が防いだものの、自陣左からのロングスローを豊田陽平に頭で流し込まれて先制弾を喫してしまう。
反撃に出たレッズは67分、エリア内での柏木のトリッキーなヒールキックを原口が体を投げ出してシュートへとつなげたが、GKに弾かれて得点には至らず。74分には平川のマイナスクロスに原口が右足を振るが、サガンの人数をかけた壁に阻止された。この直後、濱田に代わってデスポトビッチがピッチへ。阿部・柏木・原口がそれぞれ一列ずつポジションを下げて陣形をキープした。
同点はデスポトビッチ投入から2分後。カウンターの好機に原口がボールを運んでエリア左のデスポトビッチへ。デスポトビッチは冷静にGKとDFの間にクロスを通し、ファーサイドでマルシオが無人となったゴールに押し込んで1-1とした。
しかし同点から3分後、自陣ゴール前で連携ミスと不運が重なってオウンゴールに近い形で失点し1-2に。
アディショナルタイムの3分間を含めてレッズは攻勢をかけたものの、同点ゴールは生まれないまま。決勝トーナメント進出を狙う上では非常に痛い敗戦を喫してしまった。
次のゲームは16日(土)19時キックオフ、J1第14節。アウェイの万博記念競技場で行なわれるガンバ大阪戦に臨む。

マルシオ リシャルデス
「良いところと悪いところがあった試合でしたが、悪かったのは2失点してしまったことです。ああいったことが起きないように練習してきたつもりでしたが、実際に起きてしまったということで、これから修正していかないといけないと思います」
(ゴールシーンについては?)
「速いコンビネーションから元気がランコに良いパスを出して、ランコから僕にボールが来たので、そのまま決めるだけでした。普段のハードワークの成果が出たシーンだったと思います。
この後、いったん2日間のオフがあるので、まずはしっかり体を休めて、次の試合への準備をしっかりしていきたいですし、チーム内で今起きているミスを2度と起こさないような修正が必要だと思います。
次の試合までその時間は充分にあると思いますし、みんなでハードワークを続けることが重要だと思います。またみんなで頑張るので、サポーターの皆さんにも応援してほしいと思います」

坪井慶介
「走れるか走れないか、戦えるか戦えないか、そういうことを意識して戦っていたんですが、結果としてこうなった以上は、それが足りなかったかな、と思います。
相手に引かれてブロックを作られるのが嫌だったので、前半は相手に回される時間があってもいいかな、と思っていました。相手の裏のスペースを突ければいいと思っていたので、自分たちのボールが回っていないことに関しては、そんなに焦れないでやっていました。
後半、点も取れましたし、それ以外にも良い形が作れました。本当にああやって堅いブロックを作られたときにどうしていくかが大事ですが、何かを変えるんじゃなくて、これからも継続していくことが大事だと思います。
次のガンバ戦に向けては、自分たちがやりたいサッカーをこれからも練習でやっていくことに変わりはないんですが、それ以外に戦う部分というのは、ちょっとした意識の持ち方で変わると思うので、そこはしっかり準備していきたいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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