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vs新潟「ホームで痛恨のドロー」

12日、J1第11節。浦和レッズは埼玉スタジアムにアルビレックス新潟を迎えた。ポポを負傷で欠くチームは原口をワントップに据えてスタート。前半序盤、リズム感あふれるボール回しからチャンスメイク。9分には平川、マルシオ リシャルデス、原口と右から中央へつなぎ、原口からペナルティーエリア左の梅崎へラストパス。しかし、梅崎がファーストタッチをミスしてフィニッシュしきれずに終わる。
先制は12分。槙野のオーバーラップから。エリア左深くへ侵入した槙野がマイナスにグラウンダーのボールを折り返し、ファーサイドでマルシオが左足で蹴り込み、古巣相手のゴールで1-0とする。なお、この先制後、5分に接触プレーで負傷した疑いのある平川がベンチへ下がり、宇賀神が右のワイドの位置に入った。
先制されたアルビレックスがレッズディフェンスラインへのプレッシャーを強めたことでビルドアップに苦戦する時間帯もあったが、カウンターでチャンスを創出。22分にはマルシオとのパス交換で原口がディフェンスライン裏へ。エリア内右で右足を強振するが、ボールは枠を捉えきれず。
追加点が取れそうで取れないまま、29分に失点。自陣右深くでのロングスローから、エリア内に投じられたボールを跳ね返しきれず、リバウンドをブルーノ ロペスに右足ボレーでサイドネットを揺らされる。
レッズはサイドから形を作り、クロスまではいくのだがゴールが遠い。42分には宇賀神のフワリとした右クロスにファーサイドでマルシオが跳んだが、ヘディングシュートはわずかにポストの横へと逸れる。
アディショナルタイムに得たFKでは、距離のあるところから槙野が右足で狙う。壁を巻いたボールがゴール右隅に向かったが、シュートは相手GKの好守に阻まれて惜しくも決まらず。このプレーの直後、前半終了の笛が吹かれた。
メンバー交代なくはじまった後半、序盤はアルビレックスの方が好機は多いものの、レッズは相手シュートミスに救われる形で1-1をキープ。攻撃面ではアルビレックスの作る守備ブロックを崩せず、なかなかフィニッシュできない。しかし66分、CKを跳ね返されてカウンターを喰らいそうになったところを坪井がストップ。相手エンド左でスライディングでボールを奪うと、立ち上がって原口へ。ペナルティーエリア左角から中へと侵入した原口はゴール右下を狙って右足で巻いたシュートを放つが、惜しくもポスト右へと外れる。
その後、アルビレックスのブロックに対して辛抱強くボールを回したレッズは、78分に決定機。マルシオがエリア内右へと通したスルーパスに宇賀神が走りこみ、宇賀神はマイナスのボールを原口へ。しかし原口は大事にいきすぎてワントラップ、シュートは相手DFのブロックに阻まれる。
その後、今シーズン初出場となるセルヒオ、デスポトビッチがピッチに送り込まれたが勝ち越し点は奪えず。16位のアルビレックスに対して1-1という結果に、ゴール裏からはブーイングも聞かれた。
次戦は16日(水)、ヤマザキナビスコカップ第4節。19時から等々力陸上競技場での川崎フロンターレ戦に臨む。

マルシオ リシャルデス
(引き分けたが?)
「惜しかったです。あと少しで勝てたところです。気持ちは良くないですが、しっかり切り替えて次の試合に向けて頑張ればいいと思います」
(古巣からのゴールだったが?)
「僕にとってみれば、普通の、Jリーグの大事な試合です。ですが、やはり正直言うとうれしいです
(特に前半、追加点がほしかった?)
「前半に関して言えば、ゲームを決められるようなチャンスがありました。あと1点、2点入れれば落ち着いたと思いますし、あとはもう少し落ち着いてボールを回して攻撃につなげれば良かったと思います」
(ゴールシーンは?)
「練習で普段やっているように、槙野の切り込みがあって、サイドからパスが来て、GKがファンブルしたボールを僕が当てました。僕のゴールというよりもコンビネーションですね。普段練習でやっていることが、試合でもうまくいくのはうれしいですね。
次の試合で、今日できなかったことをしっかり反省し、学んで、次に生かしていきたいと思います」

宇賀神友弥
「リーグ戦では今シーズンやっと出れたなというのが正直な感想です。アップはほとんどできなかったですが、うまく入ることができたと思います。ツボさんに『スライドするときは喋ってください』ということも伝えて、ツボさんがうまく動かしてくれました。
相手のサイドバックの対応がうまくて、なかなか僕のところに良い形でボールが入らなかったですが、うまく動き出せば出してくれる選手はいるので、サイドで張っているだけではなくて、中に入っていくことも大事だなと思いました」
(マルシオ リシャルデスのパスを受けて原口に出したシーンについては?)
「シュートも1回考えましたが、元気とあともう1人ぐらいフリーでいるのが見えたので、確実な方を選びました。それと、あの瞬間に「あ、この光景、練習で見たことあるな」ということも頭に浮かんで、パスを選択しました」
(原口にダイレクトで打たせるイメージ?)
「はい、右足でファーに流し込むイメージでした。試合後に元気とも話したが、僕のパスがちょっとマイナスすぎて足元に入ってしまいました」
(攻撃の際、逆サイドにボールがあるとき、サイドに張っているのではなく絞り気味の位置を取っていたが?)
「特に後半になって、相手が引いてカウンターを狙うという展開になって、攻撃にも守備にもどっちにも対応できるようにと考えて、ああいう位置を取りました。
結構良い感じでカウンターがハマっちゃってたし、僕が開いていても田中亜土夢選手があまり付いてこなかったので。監督としては、もうちょっとワイドに開いていてほしかったのかなという気もしますが…、真ん中がすごく空いていて、そこを使われていたので、両方行けるようにと考えました」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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