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vs川崎 プレビュー「川崎の攻撃を抑え、勝ち点を掴み取りたい」

明治安田生命J1リーグ第12節 川崎フロンターレ戦は5月2日(水)19時3分、等々力陸上競技場でキックオフされる。

レッズはオズワルド オリヴェイラ監督が指揮を執り始めた第10節 柏レイソル戦で0-1の敗戦を喫し、続いて前節の湘南ベルマーレ戦でも0-1と敗れ、現在2連敗中。第9節 北海度コンサドーレ札幌戦でのスコアレスドローと合わせると3戦連続無得点と、攻撃面で苦しんでいる。

要因のひとつは、攻撃陣の連係がうまくいっていないことだろう。しかし、前節の湘南戦後、オリヴェイラ監督は「札幌戦、柏戦と、連戦が続いている中で、興梠選手が前で孤立しているような姿があった」と課題を挙げながら、湘南戦からすでに解決策をピッチに落とし込んでいることを示唆していた。

例えば1トップ2シャドーではなく2トップ2シャドーの並びにするなど、打開策を見いだそうとしている。また、修正は選手の配置だけではなく意識の面にも及んでいる。実際に湘南戦の後半は、複数の選手でゴールに迫っていこうという姿勢がはっきりと見えた。あとはフィニッシュを決めるだけだ。

川崎は鬼木 達監督が指揮を執って2年目。過密日程が続く今シーズン序盤は、AFCチャンピオンズリーグでタフな試合をこなした影響もあって小林 悠や大島僚太が負傷しがちだった。そのため、昨季リーグ最多71得点を挙げた自慢の攻撃陣がなりをひそめていた印象で、第5節からの4試合では勝利がなかった。

けれども第9節 鹿島アントラーズ戦で4-1と盛り返してからは連続で複数得点を挙げて現在3連勝中。注意すべきはやはり攻撃力ということになるだろう。

川崎の攻撃力を防ぐにはどうすれば良いか。オリヴェイラ監督は就任会見のときから「今までの流れを壊さない形で、少しずつ私のことを融合させていこうと考えています」と語り、当面の間は採用する考えを示していた。しかし、ここ2試合はウイングバックの裏を突かれてDFラインの脇のスペースを使われるパターンが目につくようになっている。

川崎戦に向けては3バックの持つ弱点をいかに修正していくか、あるいはオリヴェイラ監督が好むシステムであり、川崎に対しても有効と思われる4バックを取り入れるのか。考えられる戦い方は一つではない。

選手たちは4月の1ヵ月間で3人の指揮官の下で戦ってきたことになり、非常に難しい時期を過ごしている。それでもただひとつ確実に言えるのは、誰もが必死になって勝利を目指しているということだ。

4月1日から始まった15連戦は残り6試合でそのうちリーグは4試合ある。今こそピッチとスタンドが力を合わせて闘い、ひとつでも多くの勝ち点を掴み取っていきたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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