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vs仙台 プレビュー「今シーズンのラストマッチ。天皇杯を手にしてアジアへ向かおう」

12大会ぶり3度目の優勝と来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を懸けて戦う、天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 決勝 ベガルタ仙台戦は12月9日(日)18時にキックオフされる。舞台は埼玉スタジアムだ。

5日に行われた準決勝。浦和レッズは鹿島アントラーズとの『新旧アジア王者対決』を1-0で制して、準優勝した2015年度以来、3大会ぶりとなる決勝に進出した。鹿島との試合は立ち上がりから互いに激しい攻防の応酬となり、強度の高いプレーが続く中で、相手の攻勢を我慢しながらしのぐ時間帯を乗り越えると、27分に柏木の右CKからマウリシオが高い打点で頭を合わせて先制に成功した。

後半は興梠と武藤が足首、青木が左ひじと、次々に痛んで退く苦しい展開となったが、交代で入った選手たちを含めてピッチとファン・サポーター全体が一体になり、選手たちは体を張ったプレーでリードを死守。試合終盤の大ピンチには宇賀神がゴールライン上で相手シュートを掻き出すスーパープレーもあり、1-0の見事なシャットアウト勝利を収めた。

次の相手である仙台は、3回戦から準決勝まですべて1点差以内の接戦をモノにして勝ち上がってきた。5日の準決勝ではJ2モンテディオ山形に3-2と打ち勝って、クラブ史上初の決勝進出。就任5年目の渡邉 晋監督が推し進めるポゼッションサッカーはシーズンを重ねる毎に成果を示してきており、非常に危険な相手と言える。

警戒したいのは、リーグ7得点のFW石原直樹、夏場の負傷から復帰してきたMF矢島慎也、昨年度天皇杯優勝のセレッソ大阪から今夏6年ぶりに仙台に復帰したMF関口訓充の『元レッズトリオ』。また、準決勝山形戦で1得点2アシストと活躍した大卒ルーキーのジャーメイン良は波に乗っている感があり、彼らの勢いをしっかりと封じ込めることが必要だ。

レッズにとって仙台は非常に相性が良く、ホームでの仙台戦ではカップ戦やJ2時代も含めて初対戦の1998年から今季リーグ第6節の対戦まで20年間にわたって無敗記録を継続中だ。今回の決勝会場は埼スタ。慣れ親しんだ場所で本来の力を出し切れば、おのずと頂点が近づいてくるのは間違いないだろう。

埼スタはレッズが2006年にJ1リーグ、2007年にACL、2016年にYBCルヴァンカップ、2017年ACLでタイトルを手にしたスタジアムであり、9日の天皇杯決勝に勝つことで、国内とアジアの全主要タイトルをこの地でつかむことになる。

激しい戦いを繰り広げてきた2018年。負傷者も出た鹿島戦から中3日ということで、仙台戦では誰が先発し、誰が交代出場になるかは分からないが、ひとつ言えるのは全員が一丸となって戦う決意であるということだ。

『我らがホーム』である埼スタで今シーズンのラストマッチに勝って天皇杯を手にし、ふたたびアジアの戦いへと向かおう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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