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vsヴォルカ鹿児島「酷暑の中、カウンターに苦しむもゲームを支配し天皇杯3回戦進出」

8日、浦和レッズは浦和駒場スタジアムでの天皇杯2回戦ヴォルカ鹿児島戦に臨んだ。
先発は山岸・濱田・永田・槙野・平川・啓太・阿部・宇賀神・柏木・梅崎・達也。試合は13時、晴天の下キックオフされた。
レッズとほぼ同様のシステムを採るヴォルカは守備時には両ワイドが引いて5バックのディフェンスラインを形成。序盤、レッズは自分たちのイージーなタッチミスなどもあってサイドで起点を作れず、9分にはパスミスを機に相手陣からのロングボールでカウンターを許し、自陣エリア内右から放たれたヴォルカの1本目のシュートで先制弾を喫する。
その後は徹底して守備を固めるヴォルカを崩せずフィニッシュできない時間が続いたが、30分に同点に。エリア外右で持った柏木がDFの頭を越してエリア内左奥の宇賀神へ。越えてきたボールを宇賀神は右足インサイドでワンタッチで折り返し、ゴール前にフリーで詰めていた達也が右足インサイドで押し込んだ。
前半のレッズのボール支配率は8割以上あったように見えたが、要所要所でのパスミスやタッチミス、ヴォルカの人数を掛けての集中した守備などもあり、前半は1-1で折り返した。
後半、レッズは開始から達也と濱田をベンチに下げ、デスポトビッチとポポを投入。デスポトビッチはワントップ、ポポはシャドーの位置に入り、柏木がボランチ、阿部がストッパーにそれぞれポジションを下げた。結果的には、この采配がゴールに結びつく。48分、相手エンドでボールを回し、永田が縦パス。ペナルティーアーク右脇で受けたポポがターンして右足を一閃、キーパーが一歩も動けないような強烈なシュートが、ゴール左上に突き刺さり、2-1と逆転する。
その後も梅崎とポポが決定的なシュートを放ったものの、バーやDFのゴールカバーに阻まれて追加点はならず。83分には柏木に代えて野田を投入。野田は左ストッパーに入り、槙野が右へ。阿部はボランチへと戻った。以降、デスポトビッチ、梅崎が惜しいシュートを放つもわずかに枠内を外れる。アディショナルタイムには宇賀神のスルーパスにデスポトビッチが抜け出したがシュートはGKに阻まれ、2-1で終了となった。
次戦は15日(土)、J1第25節。日産スタジアムで19時キックオフの横浜F・マリノス戦。
なお天皇杯3回戦は10月10日(水)、サガン鳥栖対カマタマーレ讃岐戦(9月9日対戦)の勝者と佐賀県総合運動場陸上競技場にて19時キックオフとなる。

ポポ
「こういったカップ戦の試合というのは先にリードされてしまうと大変な試合になるということは分かっていました。
今日の相手は下のカテゴリーのチームですが、舐めてかかってはいけないチームだったと思います。自分たちが100パーセントの状況で集中して試合に臨まないと難しい試合になってしまうのは当然だったと思います」
(後半からピッチに立ったが?)
「ミシャ監督が作っているのは家族のような絆があるチームで、僕はその家族の一員として自分の仕事を果たしただけだと思っています。先発メンバーだけで試合を決められなかったら、ベンチに控えている選手がそれを補う。そういったことができる可能性をベンチにいるみんなが持っていると思います。今日は信頼して出してもらえたことに感謝していますし、監督の気持ちに答えられたことが僕の中で一番嬉しいことです」
(ゴールシーンについては?)
「永田が非常に良いパスをくれて、ターンしました。監督からも「ターンを使え」ということと「遠めからのシュート」ということを言われていて、前を向いたらシュートコースが空いていたので打ちました。
監督の指示通りのプレーができたたと思います。次のアウェイでのリーグ戦も難しい試合になるとは思いますが、リーグでも天皇杯でも僕らが今までやってきたことを続けて、僕ららしい試合にしたいと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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