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vs京都 試合後 フィンケ監督

フォルカー・フィンケ監督 Jリーグ第15節 京都サンガF.C.戦後のコメント

「このような大差で勝利を収めることができて本当にうれしいです。正直なところ、前回の京都対川崎戦の映像を私はしっかり見ましたが、その試合では京都が、相手の川崎と大きな実力差がないことを証明していました。そしてとても不幸な形で0-1という結果で敗戦をしたのです。ですので、事前に私たちが4-0の大差で勝利を収めるということはなかなか予想できなかったと思いますし、実際にこのような結果を残すことができて本当にうれしいです。
私たちにとって、最近2試合はとても不幸な形で負けていました。しかも前回の試合から今日まで3日間しかなかったわけですし、そういう意味では頭の中をしっかりと切り替えて次の試合に向けて準備をすることが大切だったのです。確かに2試合連続、結果が出なかったということもあって、批判があったのもよく理解できます。しかし大切なのは選手たちがこのような状態の中でも自信を失わないこと、そして自分たちの能力を信じることです。そしてそのような形で頭の中を整理して今日、再び結果を残すことができました」

【質疑応答】
(先ほどのコメントの中で、京都と川崎は大差がなかったとおっしゃっていましたが、今日の試合では浦和と京都は、浦和のほうが攻めていて、すごく差があったように感じましたが、監督自身はどうでしょう?)
「正直なところ、相手に対して、私はあまり多くを語りたくありません。ただし、一つの事実なのは、私たちがこの試合に向けての準備の一環として、前回の試合をしっかりと映像で見たこと、そして分析したことです。前回の試合で、京都にしてみればとても不幸な形で、試合終了間際の89分に失点を食らってしまった、それによって0-1で敗戦を喫したわけです。ですので、前回の試合での京都のパフォーマンスを考えますと、今日はとても難しい対戦相手との試合になると思っていました。
ですので、今日みたいな形で大差がついて勝つということを予想していた方はあまり多くはいなかったと思います。ただし、今日の勝利という結果に新たな価値を与えるために次の土曜日の試合で再び勝ち点3を奪うこと、これが最も大切なことです。そのために準備をしなくてはいけません」

(今日は後半に4点入ったんですけど、前半は0-0というスコアでした。前半についてはどうですか?)
「今日のような前半のパフォーマンスを考えますと、選手たちに勇気を与えることが最も大切なことだったと思います。私たちは前半、しっかりとボールを回すことができていましたし、しっかりとボールをキープすることができていました。それによって、しっかりとした守備もすることができていたのです。そしてあのようなしっかりとした形での守備を行なっていけば、必ずや先取点を奪うことができると、そういうことを選手たちにも伝えていましたし、選手たちも1-0のゴールが生まれるまでそのことを信じて助け合いながら戦わなくてはなりませんでした」

(フィンケ監督自身、レッズでは監督ですが、今日、サンガの秋田新監督が、監督として初めて指揮をとりました。リーグ戦の途中で最下位のチームを率いる難しい状況の中、監督のスタートとなったんですが、経験豊富な監督から何か若い秋田監督に何かアドバイスがあれば)
「私たちのクラブの中にもいくつかの改善点がありますし、私たち浦和レッズのチームが長期的にわたって成功を収めるためにまだまだやっていかなくてはいけないことがたくさんあります。私はその仕事に集中したいので、京都のことに関しては一切コメントしたくないということでご理解いただければと思います(笑)。
将来、チームが長期的なスパンにわたって結果を残すことができるために、私たちは今、土台を作っているのです。土台を作るためにはしっかりとした土が必要です。そして、その土をかき集める際には、いろいろな、将来のためにプラスにならないような細かい要素も見えてくるものです。私たちは今、それを徐々に直しているところです 。そしてこれだけ長い時間をかけて土台を作らなくてはいけない現状には、時に怒りを感じるときもあります(苦笑)」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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