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TEAM AS ONE 北海道胆振東部地震サッカー交流を実施

11日(日)、北海道コンサドーレ札幌と浦和レッズの選手たちが、宮の沢白い恋人サッカー場で、北海道胆振東部地震の被災地の一つである札幌市清田区のサッカー少年団を招いて、「TEAM AS ONE 北海道胆振東部地震サッカー交流」を行った。

この催しは、北海道胆振東部地震の復興支援を行いたいと浦和レッズの選手が発案し、クラブも賛同して、北海道コンサドーレ札幌の選手やクラブスタッフのみなさまの協力を得て、実現した。

サッカー交流には、被災地の一つである札幌市清田区のサッカー少年団から175人の小学生が参加し、浦和レッズからは、前日の札幌戦に帯同したメンバーで、代表活動のスケジュール上、参加できなかった橋岡大樹、アンドリュー ナバウトの2選手を除いた16選手が札幌の選手たちとともに、子供たちと触れ合った。

サッカー交流では、16に分かれた子供たちのチームに、浦和レッズからそれぞれ1選手、札幌から2選手ほどが入って、ミニゲームを実施。時折、小雨が降る天候だったものの、子供たちは、選手とパス交換をしたり、笑顔で会話をしたりとふれあいを楽しんでいた。また、札幌、浦和レッズの両選手たちも子供たちと笑顔でボールを追いかけ、サッカー交流は和やかな雰囲気で1時間あまり行われた。

交流の最後には、浦和レッズから復興支援の支援金を活用した、札幌と浦和レッズのロゴが入った防災用のホイッスルが子供たちに贈られた。

なお、前日の明治安田生命J1リーグ第32節札幌戦後、代表の淵田敬三と柏木陽介から、これまで浦和レッズのホームゲーム開催日などを通じてみなさまにご協力いただいた義援金488万7088円を札幌の野々村芳和社長、宮澤裕樹選手にお渡しした。義援金は、札幌を通じて、日本赤十字社から被災地のみなさまに届けられる。

【宮澤裕樹(北海道コンサドーレ札幌)】
「まず、ここに来てくれた子供たちが楽しい姿をみせてくれたのがうれしかったです。僕たちも被災地に行きましたが、まだまだ心の傷は癒えていないと思いますので、こういう活動を続けていくことで、少しずつでも気持ちの部分も変わっていってくれたらと思っています。今後も続けていきたいです」

【都倉 賢(北海道コンサドーレ札幌)】
「今回はレッズさんからの提案でこうしたことが実現しましたが、レッズさんに限らず多くのチームが選手会を通じて義援金を贈ってくださいました。その中でこうした形で、交流会ができたことは非常にうれしいですし、今日、少しだったかもしれないですけど、子供たちも震災の恐怖を忘れることができたと思いますし、今後も単発で終わることなく、コンサドーレが北海道の代表として被災者のみなさんと共に活動していくというスタイルでいられたらと思っていますので、またこういう形でできたらと思っています。僕たちにとっても有意義な時間でした。ありがとうございました」

【柏木陽介】
「まずこういう復興支援ができたことが自分たちにとってすごく大きかったです。北海道コンサドーレ札幌さんにもご協力頂いてできたこともすごくよかったと思っています。こういうことをできるだけ続けてやっていきたいと考えていますし、こういう取り組みをしていくことがスポーツをやっていてよかったと思える瞬間だと思っています。
ふだんから震災などがあった際には、何か支援をしたいと思っているんですが、今回この時期に札幌と試合があるということだったので、ぜひここでやらせてほしいということで提案をしました。快く受け入れてくださって、こうして実現できたのはうれしかったですし、震災はないことが一番ですけど、もしあったときには自分たちができることで貢献したいと考えています」

【槙野智章】
「ふだんは、対戦相手となりますけど、ファン・サポーターのみなさんにもこうやって他チームと協力する姿を見て、サッカーのすばらしさを感じてもらったり、復興に向けて少しずつでも前進をしていってほしいと考えています。大事なのは僕たちがこれから帰った後だと思っています。北海道のみなさんのために、微力ながら僕らにもできることはあると思いますので、サッカーを通して元気や勇気を分けていけるようなサッカーと活動をやっていけたらと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

























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