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ACLグループステージMD2 vsFCソウル「公式戦ホーム開幕、前半の大量5ゴールで勝利を飾る」

28日、今シーズンの公式戦ホーム開幕となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017 グループステージ MD2 FCソウル戦が19時30分にキックオフされ、浦和レッズが前半のゴールラッシュで5-2で勝利を飾った。

アウェイで行なわれた21日のMD1 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)戦に4-0と快勝し、最高のスタートを切ったレッズは、GK西川、3バックが右から森脇、那須、槙野、ダブルボランチに青木と駒井、左右ワイドは宇賀神と関根、2シャドーに武藤と李、1トップにキャプテンマークをつけた興梠という先発メンバー。25日の明治安田生命J1リーグ第1節 横浜F・マリノス戦の先発から4人、21日のWSW戦からは2人を入れ替えて試合に臨んだ。

対するFCソウルは21日のMD1 上海上港戦の先発メンバーから2人を入れ替えたのみ。さいたまシティカップと同様に4-1-4-1の布陣で試合を開始させた。

立ち上がりから機動力のある前線の3枚が積極的にプレスを掛けるレッズは、9分に興梠の右クロスから武藤がヘディングシュートを決めて先制すると、その2分後、今度は関根のパスから、李が左足シュートを決めて2-0とリードを広げる。

14分、10番パク チュヨンの直接FKが決まって2-1と詰め寄られたものの、再びすぐに攻勢を強めると、わずか1分後の15分、武藤のパスから関根のゴールが生まれ、3-1と突き放した。

運動量の落ちないレッズは、その後も高い位置でボールを奪ってからのカウンターで相手守備を切り裂いていき、21分には宇賀神のゴールで4-1とリードをさらに広げた。

守っては今季公式戦初先発の那須が相手クロスを頭で跳ね返すなど、3バックがうまく対応し、また27分にはGK西川がパク チュヨンとの1対1を見事に防ぎ、主導権を渡さない。前半終了間際には興梠のポストプレーから李につなぎ、最後はピッチ中央を駆け上がった駒井がレッズ加入2年目にして公式戦初ゴール。5-1という大量リードでハーフタイムを迎えた。

後半はFCソウルが、ボランチのキム ウォンシクを下げてFWマウリーニョを投入し、反撃に出ようとする。しかし、ボールを支配するのはやはりレッズ。その後は時間がたつにつれて互いに間延びしながらも、危険なシーンを与えることなく試合を進める。

66分には興梠を下げてラファエル シルバを入れ、キャプテンマークは宇賀神へ。75分には駒井に代わり、長澤がボランチに入った。78分には李に代えてズラタンを投入。願わくばもう1点を加え、これ以上失点せずに試合を終えたいところであったが、後半アディショナルタイムに1点を返され、5-2で試合終了。しかし、FCソウルに精神的ダメージを与えるスコアでの勝利となった。

2戦を終えたレッズは2連勝で勝ち点6。2戦合計9得点2失点で得失点差+7とスタートダッシュに成功した。1万8,727人が来場し、ファン・サポーターから駒井コールや関根コールが沸き起こっていた。次戦は3月4日(土)14時から行なわれる明治安田生命J1リーグ第2節 セレッソ大阪戦。今シーズンのリーグ戦ホーム開幕となる。

【駒井善成】
(今日の試合を振り返って)
「守備からの攻撃、攻撃から守備のスイッチがチームとしてうまくいったことがすごくよかったと思いますし、5点取ってホームで勝ててよかったです」

(昨年PK戦で敗れた相手だったが?)
「Jリーグ開幕戦で負けてしまって、その反省点をしっかり話し合って改善できたところが大きいかなと思いますけど、やはり失点してしまった部分は、また今後の課題になると思います」

(ゴールシーンを振り返って)
「相手もマンツーマン気味でやっていましたが、自分のマークの選手が僕が前に出たときについてこなかったので、うまく李選手からいいボールが来て思いっきり振り抜いた感じです。

自分としては去年ゴールがなかったので、今年早めにとることができて楽になりましたし、浦和に来て初ゴールということで、すごく興奮しています」

(ACL2連勝となったが?)
「ACLはアウェイがすごく難しいので、FCソウルのアウェイもありますし、そうなったときにまた今日とは違う雰囲気の中ですごく難しいゲームになると思います。アウェイで負けないことが大事だと思いますし、日程的にはタフですが、それもしっかりみんなで乗り切って、グループ1位でしっかりと上がれるように準備していきたいと思います」

(試合後にサポーターから駒井コールがあったが?)
「サポーターのみなさんも詰めかけてくれていましたし、去年は僕がPKをはずして負けてしまったので、それを支えてあげようという気持ちもあったのかなと思います。本当にサポーターのみなさんが平日なのに2万人近く足を運んで応援してくださったのがすごくうれしかったですし、勝ってサポーターが喜んで帰ることができてよかったです」

(点を決めた時にガッツポーズをしていたが?)
「あまり個人的な思いというのは出してはいけないとは思っていたんですけど、自分では絶対にやってやりたいなと思っていました。悔しい思いをしていたので、今日はボランチでしたが、しっかり自分の役割を果たそうと思いましたし、その中で点も取ることができたのですごくうれしかったです。

その気持ちが出てしまったかなと思います」

(周りの選手には何か言われた?)
「初ゴールだったので、やっと決めたなということを言ってもらえました。すごく遅くなっていつ取れるのかなと思っていたので、今日取れてよかったです」

(青木選手とコンビを組んだが?)
「守備のときは相手がフォーメーション的にはっきり相手につく形になっていたので、しっかり相手のトップ下の2枚、ボランチの2枚を自分たちが捕まえに行くというか、相手が裏に走ったら僕たちがしっかりついていく、もし1枚がそっちに行ったらうまく受け渡してという話をしていましたし、その守備の約束というのが明確にできたので、良かったのではないかと思います」

(手ごたえは感じた?)
「今年は少ないですけど、去年は青木君とボランチを練習のときにやる期間はあったので、どういう選手かも把握していますし、守備については僕よりも専門の選手で、すごくシンプルに動いてくれるので、前に入ったら僕がサポートするように心がけました」

(得点シーンについて)
「いつもサイドなのでゴールから遠い位置だったんですけれど、今日は中でプレーしていたので、2列目から得点を狙おうという気持ちはありました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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