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「まずはアウェイの第1戦に勝つことだけを考えている」田中達也監督(定例会見5/29)

29日、田中達也監督の記者会見がオンラインで実施され、31日(日)にJFE晴れの国スタジアムで行われる明治安田J1百年構想リーグ プレーオフラウンド 第1戦 ファジアーノ岡山戦に向けての意気込みなどを語った。

(明治安田J1百年構想リーグ プレーオフラウンドの相手は岡山に決まったが、3バックを基本に戦う相手というのは、この2試合の一つのポイントになると思う。田中達也監督が率いてからも何試合か3バックの相手と対戦しているが、それを踏まえて今週、改善にフォーカスしてやってきたことや強調していきたいと思うところは?)
「5バックの相手と何度か対戦し、もちろんボールを持たれる場面もありました。自分たちにとって一番の改善の部分は、押し込んだ後にカウンターを打たれる場面が多々見られているところに対してだと思います。プレーをやりきれない、プレーを終える前にボールを取られて、そのままカウンターを受けてしまうところが改善ポイントだと思ったので、まずは攻撃のところにフォーカスして今週はトレーニングをしました」

(今シーズン初めて長距離の遠征になるが、そういう点でチームにとって大事なことや意識することはあるか?)
「アウェイも今まで近いところだったので、その辺りの選手のコンディションは気をつけなければいけないと思います。当日も30度を超える予報なので、そこにも気をつけています」

(このプレーオフは11位を争うと言われると微妙な感じはあるかもしれないが、2試合で決める方式は監督としては初めての経験かもしれない。プレーオフそのものについて、または戦い方で思うところはあるか?)
「2戦通じての結果というのはもちろんですけど、まずはアウェイの初戦のところしか今は考えていません。その後のことは結果次第でいろいろプランは変わってくると考えています」

(率直な岡山の印象、勝利するためのポイントは?)
「まずは岡山さんの攻撃陣。強くて大きくて速い選手がいるので、そこは注意するポイントだと思います。その中で先ほども言いました、中途半端な攻撃で終わらないことが大切です。強力な相手のFW陣にボールがいい形で入らないように、シュートやラストパスで相手を後ろ向きにするようなプレーが大切になると思っています」

(ディフェンスの部分でのリスクマネジメントについてどう考えているか?)
「個人戦術になってしまうかもしれませんが、シンプルに入れ替わらない。個人で取るというよりも、グループでボールを奪うために、誰がどこにというのはチームで今、共有しています」

(百年構想リーグは東と西に分かれて戦い、今回の西側のチームと初めての対戦になる。西側を詳細に見る時間はなかったかもしれないが、ここまでの東と西の傾向の違いやレベル感みたいなもので何か感じるところあるか?)
「正直比べられないです。今は岡山さんの試合ばかり見ている状況なので、他のチームのことは分からないです」

(田中監督になってから選手たちが活力を取り戻した面があり、新たに活躍した選手もいる。その一方で肥田野蓮治選手がパフォーマンスを出せてないようにも映るが、肥田野選手が伸ばしていくべきところを田中監督はどのように感じているか?)
「蓮治とは常にコミュニケーションを取っています。強みはスピードや前へのパワーだと思っているので、それはトレーニングの中から伝えています。マチェイ(スコルジャ)さんと僕がやろうとしていることは少しだけ違う部分はありますけど、根本的には彼のストロングを出してほしいので、ボールホルダーが前向きでフリーであれば『蓮治の良さは前に走ることだよね』というのは常に伝えています」

(肥田野選手自身も戸惑いを感じているようだが、その中でもだんだん良くなってきている感触はあるか?)
「練習でも常に出してくれているので、蓮治が悪いとか、そういうわけではないです」

(肥田野選手が悪いというよりは、例えばアウトサイドからダイアゴナルランをしていたりするが、肥田野選手に限らず、前の選手が走っていてもボールが出ない。田中監督も前線の選手だったので、『走ったときは出してくれよ』という気持ちはあると思うが、その辺りについてどう考えているのか?)
「おっしゃる通りです。それはトレーニングの中からもですし、ボールを握るスタイルの最初の壁というか、握ることに注力しすぎてしまって、チャレンジすることじゃなくてボールを取られないことを第一優先に考えてしまう。その中で今週はそのランニングを見逃さないというのを紅白戦の中で言っていたので、紅白戦を見られていたのかなと思いました」

(水戸ホーリーホック戦を例に言うと、前の選手は何度も何度も手を上げているのに、ボールが戻ってしまう。それでも手を上げて、ボールが出たときにはゴールにつながっている。その辺りのところを伝えてくれているのか?)
「はい。伝えています」

(もう少し詳しく教えてほしい)
「今言った通りです。アクションをしている選手を見逃すと、足が止まっていく、走らなくなっていくので、出し手の選手はチャレンジしようと。もちろん、ゲームの流れだったり疲労だったり、ゲームコントロールしなければいけない場面は多々あるとは思いますが、そのランニングを見逃さない。あとは、ランニングする選手にも『手を上げるだけではなくて、実際に一歩動こう』など、具体的には技術のところですけど、自分のアクションで呼び込む。もちろん、ジェスチャーで呼び込むのもありだけど、実際に動く。縦じゃなくて例えばUの字を書いてみるなど、そういうことは個人的にはいろいろ話はしています」

(田中監督自身は残り2試合ということで、2試合でやらなければいけないのはどんなことか?)
「やらなければいけないのは、試合に勝つことです。それは2試合というよりは、先ほども言いましたように、今は第1戦のアウェイの岡山戦に勝つ準備を僕はしていますし、しなければいけないと思っています」

(逆に触れないと考えていることは?)
「触れないというよりも、選手には特に相手のゴール前ではダイナミックにプレーしてもらいたい。そのために多少の立ち位置など、今週準備しました。けど、プレーの規制はしたくないなと思っています。そこが『触れない』というところなのかもしれないですね」

(プレーオフは残っているが、日本全体の気持ちがもうFIFAワールドカップに向かっていると思う。今大会は浦和レッズの選手はいないが、浦和レッズと関わっている選手もいるので、その辺りも踏まえた上で、田中監督のワールドカップ観はどういうものか?)
「サッカー選手が目標にしている1つの大会ではないかなと。僕自身は出たことがないので多くは語れないですし、これから海外を目指す選手もたくさんいると思うんですけど、そこに向かってワールドカップはマストの通過点だとは思っています。サッカーファンとしては非常に楽しみにしています」

(日本代表はどれくらい勝ちそうか?)
「どうですかね(笑)。一戦一戦戦って勝つというよりも、サッカーファンとして今の日本の立ち位置を見てみたいなという気がしています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「まずはアウェイの第1戦に勝つことだけを考えている」田中達也監督(定例会見5/29)

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