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2017シーズン加入記者会見および新ユニフォーム発表会

11日、埼玉スタジアムのボールルームにて2017シーズン加入選手記者会見および新ユニフォーム発表会が行われ、今季より完全移籍で加入したラファエル シルバ、榎本哲也、菊池大介、オナイウ阿道、期限付き移籍で加入した田村 友、そして期限付き移籍から復帰した長澤和輝、矢島慎也の7選手が会見に臨んだ。





2017シーズンのユニフォーム新パートナーおよびトップパートナーの発表が行われた後、トップパートナーの株式会社ナイキジャパンより、2017シーズンモデルの新ユニフォームが発表された。ナイキジャパンの担当者からは、ユニフォームにクラブ設立25周年を表現したデザインが施されていることや、着心地や肌触りといった機能性はもちろん、90分間最高のパフォーマンスを維持し続けるための技術が施されていることなどが紹介された。



その後、新加入記者会見が行われ、山道守彦強化本部長、選手たちが順に挨拶をし、取材メディアからの質疑応答が行われて、選手たちは、2017シーズンの浦和レッズでの活躍を誓った。

【山道守彦強化本部長】
「本日は浦和レッズの2017シーズン加入選手記者会見にお越しいただき誠にありがとうございます。選手の紹介をする前に、少しお話しさせていただければと思います。私がここに座るのは6回目です。苦しい状況からスタートしましたが、常にみなさまにお伝えさせていただいているのは、継続する施策を打って、チームを安定化させることを肝に銘じてやっていくことでした。その中でチームは、この5年間、リーグで最も勝ち点を取りました。そして、ACLには3年連続で4回出場しています。昨シーズンは年間勝ち点74を取り、ルヴァンカップ優勝、チャンピオンシップ決勝にも出ました。これは選手やチームスタッフ、レッズを取り巻く方々の努力の結果だと思っています。それに対して、私はみなさん本当にありがたいと思っていますし、敬意を表しています。

また一方で、安定化させるのはチームだけではなくて、クラブも安定化させなければいけないと思っています。この5年間、淵田代表を先頭に安定化させるために努力してきました。8月には新しいクラブハウスもできます。そこには、食事がとれたり、選手がリラクゼーションできる場所を作りました。また、ハイブリッド芝を作って、ユースやレディースの練習環境を改善しました。それと関係するかは別ですが、ユースチームがプレミアリーグに昇格しました。こうしたことは、浦和レッズがJリーグをリードするクラブであるための投資だと思っています。確かにチャンピオンシップでは悔しい思いをしました。ただ、クラブの永続のために、本質をしっかり見ていかなければいけないと思っています。さらに安定化させるためには、当然チームを強化していかなければいけませんので、今回、2017シーズンはこのメンバーたちに来ていただきました。

その中で、今年の補強の狙いは何なのかを申し上げます。チームはかなりレベルが高く、クオリティーのあるチームに成長しています。補強にフォーカスした場合には、簡単なリストアップではいけないと思っています。今回、我々がミシャ監督と相談して作ったリストは、試合に多く出ていること、我々のコンビネーションサッカーに合うこと、そして、できれば若くてポテンシャルがあり、将来浦和レッズを背負ってくれること、この3点にフォーカスして移籍が可能な選手をリストアップしました。その中で、状況を踏まえ、ミシャ監督と最終的に相談して、今日ここに来ていただいた選手に来ていただきました。この選手たちとともに、冒頭で申し上げた通り、継続をできる施策をして、さらに安定化して、今回スポンサーになっていただいた三菱重工様、ケンタッキー様にも喜んでいただけるような、チーム作りをしていきたいと思っています。選手はそれぞれ抱負や狙いなどについて述べてくれると思いますが、今シーズンの補強の狙いと、この5年間を少し振り返させていただいて、私なりにチームが成長してきていることを実感しています。これをしっかり続けていきたいと思っています。本日はよろしくお願いいたします」



【ラファエル シルバ】
「みなさんこんにちは。この度、アルビレックス新潟から移籍しましたラファエル シルバと申します。まずはじめに、私にこのチャンスをくださった、クラブ、チーム、強化部に心から感謝しています。このチームの一員になれることは名誉なことだと思っています。一日でも早くチームに馴染んで、努力して、チームの戦力として貢献できるようにしていきたいと思いますので、よろしくお願いします」



【榎本哲也】
「横浜F・マリノスから移籍してきました榎本哲也です。浦和からオファーをいただいて光栄に思います。チームのために全力をつくしたいと思いますので、よろしくお願いします」



【菊池大介】
「湘南ベルマーレから加入することになりました菊池大介です。浦和レッズというすばらしいクラブにオファーをいただき、今回加入することができて大変光栄ですし、うれしく思います。これからチームのスタイルや強いチームに加わって、しっかり自分自身が成長して、チームの結果を残せるようにがんばっていきますのでよろしくお願いします」



【長澤和輝】
「ジェフユナイテッド市原・千葉への期限付き移籍から復帰しました長澤和輝です。ドイツから帰ってくるときに浦和レッズにはお世話になりました。このような形で戻ってきて、チームの勝利と個人の成長につなげていけるようにがんばっていきますので、よろしくお願いします」



【田村 友】
「アビスパ福岡から期限付き移籍で加入することになりました田村 友です。歴史のあるチームからオファーをいただき感謝しています。個人の成長もそうですが、チームのタイトル獲得という目標に貢献できるようがんばりたいと思いますので、応援よろしくお願いします」。



【矢島慎也】
「ファジアーノ岡山から復帰しました矢島慎也です。一日一日を大切にしてがんばりたいと思いますので、よろしくお願いします」



【オナイウ阿道】
「こんにちは。ジェフユナイテッド市原・千葉から加入することになりましたオナイウ阿道です。一日でも早くみなさんの前で活躍する姿を見せたいと思いますので、応援よろしくお願いします」


【質疑応答】

(山道本部長にお伺いしますが、個別に選手の狙いについて教えてください)

山道本部長
「ラファエル シルバ選手に関しては、すでに新潟で活躍していたことはみなさんもご存じだと思いますし、我々と対戦したときも、彼がワントップをやって点を入れられています。ポストプレーもできますし、我々が目指すワンタッチプレーや第3の動きなど、クリエイティブな動きができる選手だと評価しています。年齢も24歳ですし、これからまだまだ学んで伸びていける選手だと思います。キャラクターが非常にいいことも分かっていたので、獲得させていただきました。

榎本哲也選手のプレーは、我々が目指す、GKが11分の1のフィールド選手だということに合致していました。一方でレギュラー選手です。来てくれるかどうか分からない中で、誠意を持ってオファーさせていただいて来ていただきました。実力は折り紙付きだと思っています。

菊池大介選手は、小さいときから知っている選手です。中学、高校のときから見ていて、トリッキーでドリブルができて、いい選手だと思って見ていました。彼は左右のワイド、シャドー、たぶんボランチもできるだろうというポリバレント性も評価させていただきました。

長澤和輝選手は、専修大学のときに3連覇をしたときから見ていました。専修大学のときのプレーは本当にすばらしいものでしたので、浦和レッズは大学を卒業するときから彼を誘っていました。ケルンにいたころも、ミシャ監督と見ていまして、こちらに戻るということがあったので、声を掛けさせていただきました。ただ膝をケガをしてからゲームの出場が少なくなっていたのは理解していましたので、ここはゲーム感とゲーム体力を養うべきだということもあって、ジェフユナイテッド市原・千葉にお世話になり、出場機会を得られるよう頑張ってもらいました。その結果、ゲーム感とゲーム体力は養ってもらえたと思っています。あとはミシャ監督にオープンマインドで教えてもらったら、もっとすばらしい選手になると期待しています。

田村 友選手は、福岡大学からアビスパ福岡に入った選手です。身体能力が非常に高く、右も左も蹴れることは知っていました。我々と対戦したときも試合に出ていまして、ハードなディフェンスをしていたことも知っています。ただ、いくつかビデオを見た中で、少しミスをしてやられている部分もあります。その辺も含めて、彼も自分で分かっていると思いますが、レベルの高いメンバーと、その身体能力を使ったヘディングの高さを生かして試合に絡んでいってほしい選手です。

矢島慎也選手は、浦和レッズユースで10番を付けていた選手ですし、オリンピックの代表選手です。北浦和の出身です。浦和レッズのレギュラーとして埼玉スタジアムで試合に出てほしいと、心から願っている選手です。

オナイウ阿道選手は、ミシャ監督とよく話題にしていた選手です。交代して、時間の割に点をよく取っていましたが、次の試合ではなかなか出場機会をもらえていませんでした。その中で、埼玉県の選手で地の利もあるでしょうし、ミシャ監督も教えてみたいという選手でしたので、現場と強化で意見をまとめてオファーに至った経緯になります

(全選手にお聞きします。自身の一番の売りと、今の背番号になった経緯について)

ラファエル シルバ
「まず自分の今の気持ちから言わせていただくと、このクラブの一員になれて本当に光栄に思っています。特徴の一つは、スピードだと思います。スピードも含めて、ドリブルでの打開が強みです。移籍して難しいこともあると思いますが、自分の持ち味をチームのために出せればと思います。いま8番を付けさせていただいています。8番を背負うだけのしっかりとした責任を持って、格のある選手になりたいと思っています」

榎本哲也
「自分の売りは、いろいろなプレーを普通にこなせることだと思います。自分でも長所がよく分かっていないところがあるのですが(笑)、普通に守れるGKだと思います。背番号については、尊敬している先輩でもある中村俊輔選手が新人のころに付けていた番号ということで、僕も今回初めて移籍をするので、いろいろ話してこの番号にしました」

菊池大介
「自分の売りは、ドリブルや前線でのアイデアです。また守備も嫌いではないので、1対1などの守備で相手のボールを取るところに自分の特徴があると思っています。背番号については、ユースから湘南でお世話になって、高校1年生のときにはじめてトップチーム登録をさせていただきましたが、そのときに38番を初めて付けさせてもらったので、初心に返って一からやっていこうという気持ちを込めて38番にさせていただきました」

長澤和輝
「自分の売りは、ドリブルやパスでゴールに直結するプレーを出していけるところだと思います。その良さを浦和レッズで出していきたいです。背番号は、僕も初心に返って、ドイツで一番始めに付けた25番をと思っていましたが、25番は取られてしまったので、15番にしました(笑)」

田村 友
「自分はフィジカルの強さや、ゴール前の粘り強さを武器としています。チームにフィットできるようにがんばっていきたいです。背番号は17番ですが、特に理由はありません」

矢島慎也
「自分は、シャドーでもボランチでもこなせるところです。岡山ではボランチをやっていたので、ボランチもできると思います。プレーに関しては、止める蹴るの正確性は負けたくないです。背番号は以前、レッズでは29番を付けていましたが、あまり思い入れなどはありませんでした。なので今回、トニ クロース選手が付けていた39番をつけさせてもらいました」

オナイウ阿道
「自分の特徴は、前線で身体を張って献身的に動くプレーだったり、起点になるプレーだと思っています。そしてゴールを奪うところだと思っています。背番号については、ジェフユナイテッド市原・千葉で付けていた19をそのまま付けさせていただきました」

(矢島選手とオナイウ選手にお聞きしますが、出身地の埼玉に戻ってきた心境について)

矢島慎也
「自分は浦和で育った選手なので、浦和レッズに戻ってきた決め手になったのもそこでしたし、ユースで指導してくださった方々のためにも、ここでプレーすることが大事だと思いました。そうした思いは強いです」

オナイウ阿道
「僕も埼玉県出身ということで、高校までずっと埼玉県でサッカーをしてきたので、応援していただいた方々のためにも、ここで活躍して恩返しがしたい気持ちが強いです」





【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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