25日、蔚山現代ホテルで、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2019 ノックアウトステージ ラウンド16 第2戦 vs 蔚山現代の試合前日公式会見が行われた。浦和レッズからは大槻 毅監督と興梠慎三が出席し、背水の陣で挑む第2戦への意気込みを語った。

【大槻 毅監督】
「一週間前にゲームがあって、その結果を持ってこっちに来ました。明日のゲームが終わった後に、次のラウンドに進めたと言えるようにいいゲームをしたいと思います」

【興梠慎三】
「ホームで1-2で負けたということで、非常に難しい戦いになるとは思いますけど、一週間いい準備をしてここに臨んでいるので、2点差以上で勝たないといけない、そして失点をしてはいけない、サッカーに不可能はないと思いますので、一週間練習してきたことを試合で出したいと思います」

[質疑応答]
(興梠選手の言葉にあったように簡単な条件ではないと思うが、突破するためにピッチの上で特に重要になることは？)
興梠慎三
「2017年に僕たちがACLを優勝したときも、このような厳しい状況の中、それを乗り越えて優勝しました。だからこそこの厳しい状況の中、レッズが逆転して勝つということは可能だと思うし、それを乗り越えないとタイトルというものも獲れないと思いますので、明日の試合で重要なのはもちろん一人ひとりがいつも以上にハードワークをして球際も戦い、数少ないチャンスかもしれないですけどそれをしっかり決めきる、そして失点をしない、そういった細かいところをしっかりして、相手の得点もゼロに抑えて勝つことで次のステージに進めるということもあります。心理状態としては自分たちの方が絶対、1点取れたらもちろんそうですけど、相手も多分焦ってくると思いますし、そこが自分たちのチャンスだと思いますので、早い時間帯に1点取ることが大切だと思います」

大槻 毅監督
「ゲームの入りからアグレッシブに臨んでゴールを目指して、そういったものをしっかりと全員で共有して、意思統一して出していきたいと思います」

(ホームでは蔚山現代のブロックを崩すことに難しさを感じたが、相手の守備を崩すイメージは？)
興梠慎三
「こちらのホームでは相手も引いて、なかなか崩せない場面もありましたけど、そういったことは監督はじめコーチ陣がしっかり分析して、それをこの一週間の中でトレーニングしてきましたので、もちろんこの場でこのように崩すといったことは言えませんが、そのトレーニングしてきたことを出せばしっかり結果はついてくると思います。先ほど言ったように、なによりまずハードワークが大切だと思いますので、厳しい状況かもしれませんが、がんばっていきたいと思います」

(第1戦を経て、蔚山現代のどんなところが強かったか？)
大槻 毅監督
「グループステージのときからそうですけど非常に固い守備、失点が少ないというところ、あとスピードがあったりカウンターの鋭さみたいなところは非常に感じました。人数を掛けた守備みたいなところでは、正直強固なものがありますし、そこに明日の試合でもまた挑んでいきたいと思います」

興梠慎三
「全部監督が言ってくれましたけど、ホームで戦ったときはやはりディフェンスが強いなという印象がありました。でもやっていて負ける気もしなかったですし、明日は勝つ自信があります」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】