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第26節 vs C大阪「興梠が同点弾突き刺すも追加点許し1-2で敗戦」

13日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第26節 セレッソ大阪戦に臨んだ。

レッズは興梠慎三のゴールで一度は追い着くも、追加点を許して1-2で敗戦を喫した。

マウリシオが警告の累積により出場停止となったこの試合、大槻 毅監督は、GKに西川周作、DFライン右から岩波拓也、鈴木大輔、槙野智章、両ワイドに関根貴大(右)と汰木康也(左)、セントラルに青木拓矢と阿部勇樹、2シャドーに長澤和輝と武藤雄樹、ワントップに興梠慎三という布陣で試合をスタートさせた。

試合序盤、やや相手にボールを握られるも、強固な守備ブロックを形成してバイタルエリアへの侵入を許さない。4-4-2のシステムを採用するC大阪に対し、ボールを奪った後は丁寧にビルドアップを行いながら、サイドチェンジを使って攻撃を組み立てていく。

21分には敵陣でボールを奪い、左サイドに流れた武藤が興梠からパスを受け、縦へのドリブルでペナルティーエリアに侵入。相手DFの懸命な守備にシュートは阻止されるも、そのプレーで得たCKからチャンスを演出していった。

関根は積極的に高い位置でボールを引き出し、攻撃の起点になっていく。39分には相手DFラインの背後を狙う絶妙なパスを前線に供給。それに反応した興梠がゴール前までドリブルで持ち出し、最後は中に走り込んだ武藤へのパスを選択するが、相手DFに防がれて惜しくもゴールならず。

この試合DFラインの中央に入った鈴木は、守備陣を統率しながら、効果的なインターセプトで攻撃の起点になるなど、気迫の込もったプレーでチームを支えていった。

0-0で迎えた後半、レッズは立ち上がり僅か2分で相手に先制点を許してしまう。ペナルティーエリア手前で右から左に振られ、最後は松田 陸のシュートが汰木に当たってコースが変わり、ゴールに突き刺さった。

55分、大槻監督は汰木に代えて荻原拓也をピッチに送り出す。荻原は投入直後から積極的にボールを引き出し、切れ味鋭いドリブルで得点への可能性を感じさせた。

60分、カウンターからボールを受けた荻原がドリブルでペナルティーエリアに侵入し、角度のないところから強引にシュートを放つ。このシュートは惜しくもゴールポストに嫌われるも、跳ね返ったボールを興梠が押し込み同点弾を叩き込んだ。

スピーディーな展開の中、やや間延びしてスペースが生まれていくが、レッズの選手たちは運動量を落とさずに先手を取ってゲームを進めていく。相手に押し込まれる時間帯があっても慌てることなく守備を整え、相手をはじき返していった。

77分、大槻監督は長澤に代えて杉本健勇を投入し、得点を奪いに行ったが、82分、阿部がこの日2枚めのイエローカードで退場。レッズは10人での戦いを余儀なくされた。大槻監督はすぐさま興梠に代えて柴戸 海を投入し、攻守のバランスを整えにかかった。

しかし、84分、途中出場の田中亜土夢にミドルシュートを突き刺され、またもビハインドに立たされてしまう。

アディショナルタイムは5分。是が非でも得点が欲しいレッズはパワープレー気味にボールを前線に供給し、前への圧力を強めていく。しかし、追加点を奪うには至らず1-2で敗戦を喫した。

次戦は9月17日(火)19時30分から埼玉スタジアムで行われる、AFCチャンピオンズリーグ2019 ノックアウトステージ 準々決勝 第2戦 上海上港戦となる。

【岩波拓也】
(相手にはあまりチャンスを作らせていなかったと思うが、守備の手応えについては?)
「2失点して守備のことはなかなか言えないですけど、ほとんどの場面でチャンスを作らせず、集中した守備はできました。でも後半最初のところで、ああいう形で失点してしまったところで少しばたついて、すぐに追いつけたのはよかったですけど、ああいう、スーパーゴールと言えばスーパーゴールですけど、あの時間は真ん中がぽっかり空いてしまって、そこを突かれたなと。ディフェンスとして、今日も2失点しているということで、そこから逃げないようにしっかり向き合って、次の試合は無失点で終えられるように、100パーセントの準備をしたいと思います」

(阿部選手が退場したタイミングでスコアは1-1だったが、引き分けでの勝ち点1を絶対に持って帰ろうという感じになっていたのか、それともそのままの流れでやった感じになったのか?)
「勝ち点1をどう、という話はすぐにしましたけど、あの流れでやられてしまったのはすごくもったいないですし、どれだけいい守備をしていても、2失点をしてしまうとチームも勝てません。勝ち点1というのは最低限持って帰りたかったゲームでしたけど、ゼロにしてしまったのは、反省しないといけないと思います」

(今日は同点に追いついてからの流れの中で、2点目を取れるチャンスがあったが、そういうときに取らないとなかなか厳しいと思う。取れそうな感じはあったか?)
「もちろんありましたけど、そう簡単にはセレッソ(大阪)も取らせてくれないですし、1-1で粘りながら、最後の最後まで、という思いはありました。点を取れないというのももちろんありますけど、失点してしまっているところに目を向けて、自分も反省しないといけません」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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