モンテディオ山形への期限付き移籍から復帰した茂木力也が、19日、チームに合流し、トレーニング後、取材に応じた。

【茂木力也】
(久しぶりに浦和の雰囲気を感じたと思うが？)
「ずっとここでプレーしたくてやってきました。まず戻って来られて、素直にうれしい気持ちがあります」

(浦和に復帰したきっかけは？)
「ユース出身としてということもありますし、長期離脱の選手もいるので、クラブからも「戻ってきてほしい」と言ってもらえました。浦和に声を掛けてもらったら、自分は戻る選択しかありませんでした。山形で結果を残したい気持ちもありましたが、一番は、やはりもう一度このチームに戻ることが目標だったので」

(外から見た浦和レッズはどうだったか？)
「監督も替わったりして、苦しい時期もあったと思いますが、この浦和レッズというクラブは中断明けから2連勝しています。そういう部分で強いチームに戻って来られて、自分もやってやろう、という気持ちがあります。外で見ていて、あの大勢のファン・サポーターの前でプレーできればすばらしいな、と思っていたので、本当に戻って来られて良かったです。

またスタートラインに立てた気持ちです。いろいろなポジションができる強みがありますが、この2年半で多くの試合に絡むことができました。経験や判断のスピードはかなり上がったと思うので、そこをどんどん出していきたいと思います」

(狙うポジションは？)
「(橋岡)大樹も右サイドで出ていますし、サイドを二人でやれたらユース出身としてはいいと思うので、そこもやりたいですし、ますは試合に出られることが一番なので、どこでもいいので試合に出ることを目標にやりたいと思います」

(モンテディオ山形では、周りから信頼を得ていたように感じたが？)
「愛媛FCから木山隆之監督の下で加入して、そこで切り替えのスピードなどは強く学びました。そういう部分もこのチームで生かせると思いますし、そこを出しつつ、自分の特徴のロングスローもアピールしていきたいと思います。一年目は、あまり自分の力を最大限出し切れなかったと思うので、変わった部分を見せたいと思います。2015年当時に一緒にやっていた選手もいるので、そういう選手たちにも見てもらいたいです」

(加入した2015年は一番下だったが、今回はユースの後輩もいて一番下ではなくなった環境になったが？)
「ずっと見ていましたが、一年目の後輩たちががんばっていて、自分にもかなり刺激になっています。やっぱりユース出身として一緒にピッチに立てることが一番いいと思いますし、レッズにとってもいいことだと思うので、同じピッチに立ってJリーグを戦いたいという気持ちをずっと持っていました。二人とも昨日の試合にも出ていましたし、それが更に刺激になっているので、がんばりたいです」

(選手たちからは何か言われたか？)
「元気にしていたか？と言われましたし、試合を見ていてくれている選手もいました。一年目と変わったところを早く見せたいと思います」

(背番号を17番に選んだ理由はあるのか？)
「空いている番号で決めました。大きすぎても嫌でしたし、低すぎても無理だと思うので(笑)」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】