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大槻 毅監督会見(8/30)

8月30日に大原サッカー場にて行われた会見でのコメント

[質疑応答]
(リーグでは勝ち点3に恵まれていないが、監督のやりたいことも落とし込まれていて、チーム状況は良さそうに見えるが?)
「勝ち負けでやっているので、そこに関してはもっとこだわりを持ってやらなければいけないと思います。そう言っていただけるのはありがたいですけど、そこが一番大事だと思っているので」

(次節の相手である湘南ベルマーレの印象は?)
「湘南は湘南でやることが徹底されていると言うか、それをやってくる。去年の、例えば最後にアウェイであたった、彼らにとっては残留の懸かった中でのうちとの試合で、うちは少し天皇杯に向けてメンバーを替えていましたけど、すごく戦い方を守備的に、カウンターを打っていくようなところをあの試合ではやってきたということがあります。彼らの顔というのは、自分たちがやる顔と、勝負に徹するときにそういったことがやり切れるようなところの顔を持っていると思っています。だから一概に、今こうだからこうということだけではなく、明後日あたったときの肌感覚とかも含めて、ゲームを大事にやっていきたいと思います。もちろん、たくさん試合も見るし、彼らのことを我々なりに見ますけど、戦ってみてのところと、もう一つは我々自身がやってきたところだと思います。湘南は本当に良いチームだと思っています」

(AFCチャンピオンズリーグとリーグの両方を、結果を求めて戦っていく難しさをあらためて感じていると思うが?)
「非常に幸せな状況というか、チームが、個人が、選手が、グループが、成長できるような環境だと思っています。ただ、残念ながらリーグのこの結果は不甲斐ないと思っているし、僕自身もこの状況の中で成長させていただいていると思っています。なによりも僕らの成長は一番大事ですが、結果という形で、『僕ら』の中に含まれるファン・サポーターのみなさんに喜んでいただけるようなことに、つなげなければいけないと思っているし、そこに関しては強く思っています」

(どうすれば結果が出てくると考えているか?)
「点を取って、(点を)取られないことです。シンプルですが、2点取って負けた試合はたぶんないし、1点だと、というところだと思います。逆に2点取られると厳しいし、そういったところも含めて、点数を2つ取って、失点をしないみたいなところは選手と話していますが、それに対してチャレンジしたいと思います」

(リーグの目標設定は、AFCチャンピオンズリーグ出場圏内か?)
「もちろんACL(AFCチャンピオンズリーグ)には来年も出なければいけないと思っているし、そこに対する出場権は強い気持ちで取りたいと思っています。そのためにも、リーグの最終的な順位が重要になってくると分かっていますが、ACLをやって帰ってきて、コンディションをみんなで整えて、次の試合に対して100パーセントの準備をしましょう、そして勝ち点3だということを毎試合言っていますが、それをもう一度、気持ちを新たにして、ACLは終わったよという話を今日もしました。それに対してアプローチをしていきたいし、それらがつながった先に、そういったものが見えてくるんじゃないかなと思っています。明後日の湘南戦に向けて今は100パーセントの準備をしたいと思っています」

(湘南戦の直後には、YBCルヴァンカップの鹿島アントラーズ戦も控えているが?)
「お互い中2日の状況なります。ただ鹿島は一昨日(広州恒大戦)やっているところで、ACLからリーグまで中3日みたいなところで、お互いにそういったところの中での戦いということがまず一つ、大きな条件だと思います。表裏があって、最初は表がホームということで、そういった条件をしっかり加味して、ルヴァンカップに関しても次に進みたい気持ちがありますけど、今も選手に言っているのは、日曜日のことだけを考えろということです。湘南戦に向けて100パーセントでやってくれということは言っています。連戦のところで色々なことを考えることはあるかもしれませんが、我々がやることは目の前の大きな試合に向かってがんばって、一番近い試合が一番大事な試合だということで言っています。全力を尽くして、ルヴァンカップに関しても、湘南戦が終わったら全力を尽くすというふうにやりたいと思います」

(大槻監督に課せられた使命の中に、若手を育てる『育成』の部分もあったと思うが、そこは現状どのように行われているのか?)
「トレーニングのところで、本当に彼らは一生懸命やってくれているし、すごく今日のトレーニングの質も高かったです。一番最初に監督になったときに選手に言いましたが、例えば世代交代とか、若手がみたいなことを言うけど、それは僕が促すものではないよと。だから、(ポジションを)取られたくない奴は一生懸命にやるし、取りたい奴は取るでしょ、と。ただ、フェアというか、環境に対して機会は設けるし、そこで勝ち取るところだと思うし、例えばこの人が何歳だから若い選手が出ますよみたいなことは絶対にないし、どっちが良いかどうかの話なので、グラウンドで勝負してくださいということだけだと思っています。ピッチの上でやって、上がってきた人が良いということ。結果として、年齢がこうなったねと見えるときもあるだろうし、宇賀神なんかはずっと色々な選手と競争して、勝ち残ってきたので、そういう背景もありますし、そうしたことが大事なんじゃないかと思います。

若手の選手は意欲を持って取り組んでいる様子が見られると思っています。ただ、人間だから、機械じゃないので、試合に出るだとか目に見える成果がないと彼らも成長したと思えないかもしれないので、ゲームの機会があるといいし、天皇杯もルヴァンカップも勝ち残っていることは、非常にポジティブに感じます。これがリーグだけになると、そういったことが難しくなります。天皇杯やルヴァンも含めて、たくさんの試合があることは喜ばしいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

大槻 毅監督会見(8/30)

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