8月22日に大原サッカー場にて行われた会見でのコメント

[質疑応答]
(連戦がはじまる中で、選手達に伝えていることは？)
「連戦ははじまりますけど、週一の試合のときから同じような話はしていて、その間に高められるものがあるんじゃないかという話はしてきました。連戦がここで来ることは分かっていましたし、選手はそこに対してアプローチしてくれています。しっかり準備はしてきたつもりですけど、それぞれ違う大会に入っていくので、しっかりやりたいと思います」

(松本山雅FCをどのように分析していて、どの辺りが試合のポイントになると考えているか？)
「非常に固いのと、やることを徹底している印象です。長いボールの使い方一つをとっても、セカンドボールをどのように拾ってくるのかとか、それ一つにしても色々なパターンを持っていたりだとか、よくトレーニングされているチームだなという印象を持っています。非常に難しい相手だと思っています」

(松本はロングボールの後のプレーをしっかり描けているチームだと思うが？)
「そうですね。拾った拾えないを含めて、選択することがしっかり整理されている印象はあります」

(現時点でのチームの充実度合いをどのように感じているか？)
「ホームで二つ終わった後、アウェイで三つやってきて、ホームで終わった感覚と、アウェイを三つをやった後では少し感覚が違うというか、少し思った通りに行かなかったところもあります。ただ、選手のトレーニングだとか、ケガ人の復帰状況であったり、そういった我々のところに目を向けると、その部分に関しては良いところもあるんじゃないかなと見ています。特に連戦がはじまるので、戦力が戻ってきて、(柏木)陽介なんかも戻ってきてトレーニングも100パーセントでできるようになりましたから、そういった面ではプラスの材料も多いと思っています」

(監督にとってコーチングスタッフはどのような存在か？)
「あまりベタベタするのは好きじゃないので、ファミリーという感じはないですけど、本当に全員がものすごく準備してくれていますし、本当に朝早くから夜遅くまで仕事をしてくれていて、ありがたいという感覚と同時に、ここまでやってもらって申し訳ないという思いがあります。本当に朝早くからやってくれているんです。非常にありがたいですし、ハードワークしてくれるスタッフで、コーチングスタッフだけじゃなくて、メディカルやマネジメントも含めて、すごくサポート体制が充実していると思っているので、非常に感謝しています」

(上野ヘッドコーチは昨年一緒にやっているが、そのほかのユースから一緒にやってきたスタッフらと一緒に、トップチームで指導してみて感じることは？)
「工藤(輝央)コーチはトップチームでの指導経験はありませんでしたけどまったく問題ないですし、末藤(崇成)コーチ(分析担当)にしろ、浜野(征哉)GKコーチはもちろんですが、石栗(建)フィジカルコーチも色々なクラブでトップチームの経験もしていますので、その辺に関しては心配することはありません。浦和レッズの中でも何年か働いてきているスタッフなので、経験はすごくあると思っています。非常にありがたいサポートをもらっています」

(夏休み最後のホームゲームになるが、どんなサッカーを見せたいか？)
「とにかく今連戦の話が出ましたが、明日の試合は明日の試合で一回しかないし、その試合を楽しみに来てくださる方がたくさんいらっしゃるので、その試合に向けて100パーセントでやる。今日も選手に言いましたけど、その後の試合はあるけどまずは明日の試合が終わるまでは明日の試合しかないでしょという話はしています。そういった姿勢を選手には見せてほしいと思います。そこに対して全てを出し切ることが必要だと思っています」

(少し振り返ることになるが、ヴィッセル神戸戦で杉本健勇選手を起用した意図は？)
「次の試合に向けて進んでいる状況ですけど、その試合のことで言うのであれば、ゴール前のクオリティーだとか、ビルドアップした後の最後の質のところに期待した部分があります。途中出場ながら、彼が出ている時間帯に点が入るケースがここのところ続いていましたし、トレーニングへの取り組みも良い、コンディションも悪くない、そういった選手を起用したいと僕は思ったということです。うまく行かなかったとしたら、僕がもう少し柔軟性を持ったりして別の組み合わせができたのかもしれません。彼一人のことではないので、組み合わせとしてあのスタメンを選んだということです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】