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大槻 毅監督会見(7/27)

7月27日に大原サッカー場にて行われた会見でのコメント

[質疑応答]
(ミッドウィークに鹿島アントラーズ戦を控えているが、今の鹿島の印象、現状については?)
「何試合か見ましたけど、人が変わっても、鹿島は鹿島なんだな、というところが強く見てとれます。今シーズンから入ってきた前の方の選手たちもハードワークしているので、難しいゲームになる、という印象です」

(2日間、午前、午後と練習をやった中で、特に紅白戦などは熱のこもったアグレッシブな練習をして、主審も立たせていたと思うが、その辺りの意図、狙いは?)
「ミニキャンプみたいなものでした。その前に3日間休みを取って、そこで頭と身体をフレッシュにして参加をしましょうと。練習のコマ数としては、準備のところがなくて、試合をやりながらなので、思うように時間はとれてなかったので、こういったまとまった期間が2度目だったと思うんですけど、そこでここまでの確認、新しいことはなんらやってはいないんですが、負荷面というか、そういう作業をしたかったです。

審判は、優秀なスタッフがいるので。選手も結構気合いが入っているというか、いい練習をしているので、きちんとジャッジしてあげないとかわいそうですし、きちんとしたレフェリーがいなきゃ、という話です」

(名古屋グランパス戦からルールが少し変わるが、それに対する対応は?)
「クラブまでレフェリーが来て、講習会は既にやりましたし、U-20なんかでもそういうのは徹底されているので、そういったものは使っていきますけど、鹿島戦は違うので、鹿島戦が終わってからですね。でもすでに講習会というのはリーグから来てもらってやっていることなので、大きく変わりますし、しっかりといい準備をしたいと思います」

(少し時間が空いた中で、アンドリュー選手、山田選手、茂木選手がチームを離れることになったが?)
「それぞれ契約があって、選択する権利が彼らにもあって、プレーの機会は多い方がいいですし、彼らの選手としてのキャリアとか、そういったものを高めるためにも、そういう決断は必要だったのではないかと思います。一緒にやれなくなるのは残念ですし、彼らはトレーニングとか、グループの中での振る舞い、チームを高めようとするような姿勢みたいなものは、まさに模範になるような3人だったので、そういったプレーヤーがまた新たな場面に行くのを応援したいと思いますし、成功してほしいと思うと同時に、彼らのように振る舞える選手が、グループ内で、特に若い選手から出てきてほしいです。模範になるような選手たちだったので、そういった気持ちが強いですね。今は本当に、彼らが次のところで活躍することを応援したいと思っています」

(鹿島戦に限らないと思うが、メンバーを決める際に大事にしていくことは?たとえば、鹿島相手ならこういう選手がほしいとか、今コンディションのいい選手が、ということもあると思うが、どういうことをバランス的に考えながらメンバーを決めていくのか?)
「今おっしゃったように、コンディションがいい選手がいて、相手がいて、かみ合わせがあって、その二つが大きな要素だと思うんですけど、徐々にトレーニングを積んできていて、我々がやろうとしていること、やりたいことの表現できる回数とかは増えてきているとは思っています。そちら側の選択肢を優先してできるようにやりたいと思います。ただ少なくとも、やるのは勝ち負けなので、勝てる可能性を上げるための選択だということが一番じゃないかと思っています。そこでどちらを選択する比率が高いのか、勝つことからの逆算というのが一番だと思います。今、トレーニングする時間があったので、少し選択肢が増えてきて、という状況だと考えています」

(最初の形、立ち位置、たとえば3バックというものにこだわりがあるのか、試合中に4バックに変えているときもあったと思うが)
「システムは、4枚か3枚か、というのが一番分かりやすいですけど、今回僕がやってからは、蔚山現代戦のときに変えた何分間かだけだと思います。ただ、過去に短期でやらせてもらったときには4枚でもやりましたけど、結局ここにいる選手たちのキャラクターですし、チームの編成というのはクラブが長年やってきたメンバーが今はいるので、そこに対して、どういったことが有効なのか、という逆算で決まっていると思っています」

(8月は暑さの中でハードスケジュールが控えているが、その暑さを乗り切るためには、どういったところを選手たちに求めていくか?)
「よく食べて、よく水を飲んで休む、というところです。今日もそういう話をしました。水分の摂取だったりが、どう影響するかというのは、プロフェッショナルだからみんな分かっていますけど、そういう注意喚起ももう一度していますし、タイミングでどういったものをクラブでできるかもそうですし、できることはやっているつもりです。ただそれは他のクラブもやっているでしょうし、そこは意識を高めてやっていきましょう、というのは、まさに今日、そういうミーティングをして入りましたし、大事なことだと思います」

(練習でも、これだけ暑いと寄せがにぶる時間帯もあると思うが、そこをどう解決していくか?)
「うーん、そこはそれでも寄せなきゃいけないですよね。

たとえば、止まったりターン、みたいな要素を抜き取って、フィジカル的なトレーニングをやることも可能ですけど、その時間を使うのであれば、サッカーでやって、守備の要素でインテンシティーを高めることでそれにとって変われればいいと思っています。たとえば今日のトレーニングをみなさんご覧になったと思いますけど、同じようなメニューでも、レストと本数だったり、プレーの時間が毎回違うわけです。当然気温の影響でみんなの脈が上がったり下がったりというのも把握していますし、その中でどれくらいの距離を走っていて、そのうちどれくらいの強度だったのか、というのは毎日練習が終わった後に分かる、そういう時代になっています。それをしっかりとフィジカルコーチ、メディカルと話をして、こういう負荷がかかっているから、一週間で、あとこれくらいできるとか、数字で把握できますので、それをサッカーでやるのか、サッカーから切り取ったことでやるのか、ということで言うと、サッカーでやりたいということが強いと思っています」

(レッズは関根選手が加入して、3選手が移籍したが、夏の移籍期間で、監督は選手補強を考えているか?)
「ウインドー(移籍期間)が来たから考えている、というよりは、ウインドーが開くまでが出し入れの期間なので、常々クラブとはコミュニケーションをとりたいと思っていますし、実際にとってきています。実際にこの移籍期間で何か言えることがあるとすれば、おっしゃるように、1人入ってきて3人出ていったと、僕のところでしゃべれるのはそれだけです。自分のところにいる選手だったり、いた選手のことに関してはしゃべれますけど、これからのことに関しては、まだ僕のところでしゃべるようなことではないと思います。当然、クラブは見えないところでもしっかりと仕事をしていると思っています。ただ、それが形にならないと、僕たちの仕事は評価が難しいものになってしまいますけど、このウインドーでも、この後も、ぼくもしっかりウオッチしていきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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