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大槻 毅監督会見(11/15)

11月15日に大原サッカー場にて行われた会見でのコメント

[質疑応答]
(サウジアラビアから帰国後、2日間のオフを挟んでトレーニングを再開したが、選手のコンディションは?)
「まだ時差が戻っていないところはあります。いろいろと選手からヒアリングをしたり、いろいろなことをやって、メディカルの方で調整はしてくれていますが、実際にはまだ戻っていないところがありますので、ケガなく、コンディションを崩さずやりたいと思っています。試合まで時間があるので、そこは一番に考えています」

(少し時間がある中で、どこを重点的に強化していきたいか?)
「一度アルヒラルと対戦したので、我々と噛み合ったときの、相手(アルヒラル)の特長も分かったところはあります。アウェイでの試合は、一戦目でしたので、こちらが離せればいいですが、大きくスコアが離れて、現実的でなくなるのが一番嫌でしたので、少し固いゲームになったと思います。そこをどのようにホームゲームで広げていくか、みたいなところはやっていきたいと思います。あと一つは、先ほども話しましたが、コンディションのところです。初戦はどうしても、移動してからの時間が限られていたので、もう少し良い状況でやらせてあげたかったというのが本音としてあります。選手をもう少し整えてあげる時間があればということはありますけど、今回はそういったこともしっかりと準備ができるので、そこには働きかけをしたいと思います」

(アルヒラルに対して、イメージしていたものと、実際に対戦してみての印象で、違ったところは?)
「一つは、いろんな試合を見ましたが、あそこまでテンション高く、球際に来たりだとか、ファウルになるプレーもありましたけど、バチンと来るような姿勢は、彼らがこのファイナルに賭けているところを、映像だけでは伝わらない部分として感じました。アルサッドとの試合(準決勝)でも、そんなになかったし、その前の試合や国内の試合のところでも、そこまでは無かったので、彼らのこのタイトルに賭ける思いみたいなものを感じ取ることができました。

あとは、2年前にやっているところもあるので、その中でも、外国籍選手を含めた選手のクオリティー、そういうところもやってみて『こんな感じか』というものは、少しイメージができました。もう少し、身体がぶつかっても、ひねり合いまで持ち込めるかなと思っていましたが、バチンと撥ねられたりする場面も多かったです。それならそれで、またやり方はあると思いますので、選手と一緒に対応したいと思います」

(インターナショナルマッチウイークで、アルヒラルには自国の代表選手として活動している選手も多くいるが、レッズの場合は橋岡選手(U-22)のみ。その辺りの影響は?)
「試合が詰まっていたこともありますが、代表ウイークくらいしか、みんなが揃ってトレーニングする機会はありませんでした。そのうちの何回か、最初の方は、選手の状態として、フィットネス面などの取り組みをしなければいけなかった部分が大きかったです。今日はボールを使って、チーム全体の攻撃の形だとかを反復できるので、この時間は非常にありがたいなと思っています」

(1戦目でゴールを決めたアンドレ カリージョ選手の対策は?)
「そこに違う選手を入れるということもあるのかもしれませんが、関根が対処して、あとは隣との距離感だとか、そこにボールが入るところをどのように規制していくかといったことが、現実的になると思います。そこに関しては、また準備したいと思いますけど、彼らの強みであることは事実だし、守備的な観点だけじゃなくて、バランスとして、あそこ(レッズの左サイドからの攻撃)の回数を減らすことがどうしたらできるのか、または回数を減らせたとしても対峙する選手がいるので、そうした準備はしたいと思います」

(2日間のオフを大槻監督はどのように過ごしたか?)
「1日は休みました。2日目はここ(大原サッカー場)にいました。やることがあるので。でも、だいたいここにいます。僕がここの鍵を開けているので(笑)。みなさんも一緒だと思います。やることがあれば仕事をしますし、やることがなければ休みます」

(2戦目は90分間の中で勝利が必要となるが?)
「アウェイで2点差をつけて勝たなければいけない試合があったので、そっちの方が難しいんじゃないかなという感想は持っています。蔚山(現代)との2戦目、ホームで1-2で負けたあとの、クラブハウスの暗い雰囲気と比べたら全然良いのかなとは思いますけど(笑)。

ただ、みなさんも試合を見られて分かっていると思いますが、非常に難しい相手です。選手自身も感じていると思います。ただ、これまでも難しい試合にトライして、ここまで上がって来ましたし、強い相手とやって勝ち上がってきたと思っていますから、また今回も挑戦して、2年前も含めて、成功体験を持っている選手も多いですし、埼玉スタジアムで上回るところを見せたいと思います。

ただ、簡単ではないと思いますし、選手と僕らががんばるだけではダメだし、クラブのスタッフにも、アウェイに行くと全員で円陣を組んで言いますけど、クラブ全体の力が試されるところだと思っています。

アウェイのときは少人数なので、それこそ社長にも入ってもらって、円陣を組んで言いますが、本来はホームも含めて、このクラブのスタッフ全員の力、クラブとしてどうかということが大事だと思っています。

もちろんホームですから、我々の大きなファン・サポーターも加わって、浦和全体としての力、戦力が試される試合だと思います。ファン・サポーターと一緒に、僕らは助けてもらいたいし、一緒に戦ってもらいたいし、そういった『総力戦』のようなイメージを持っています。

今日の大原では、選手とスタッフが一生懸命やって作り上げようとしていますが、それにプラスして、あのスタジアムで作られる空気だとか、そういったものだったり、ピッチやスタジアムだけじゃなく、それこそアルヒラルが日本に来て、すごく難しいと思ってくれるような状況が我々にとっては好ましいです。

18日くらいから日本に来るようですが、彼らが日本でする準備を我々が上回って、アルヒラルの選手が『あそこでは...』と思うような空気を、ファン・サポーターは絶対に作ってくれると思うので、それに応えることを、共にやりたいと思います。

いつも、大原のスタッフには言っていますが、大原自体が一つにならないとダメだし、浦和レッズの中身自体が一つにならないと、いろいろなことが難しいですよね、と思っています。

時々話をさせてもらっていますが、今度の舞台では、より全体の一体感が要求されると思います。毎週要求されていますが、より顕著に要求されると思っているので、全員で作っていきたい。よくサポーターが言っている『We are REDS!』のWeに関わる全員が協力して戦いたいと、大きな気持ちとして持っています。僕らのところは僕らでちゃんとやらなければいけませんが、是非というところで。チケットもほぼ完売の状態だと聞いていますし、がんばりたいと思います」

「ちょっと寒くなってきたので、みなさん気をつけて」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

大槻 毅監督会見(11/15)

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