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ルヴァンカップ準々決勝第1戦 vsC大阪「引き分けでホームでの第2戦につなげる」

30日、ヤンマースタジアム長居にてセレッソ大阪とのYBCルヴァンカップ準々決勝第1戦が行われた。

レッズの先発はGK西川、3バックは右から遠藤、マウリシオ、そして7月12日の天皇杯熊本戦以来の出場となる田村。ダブルボランチは青木と矢島、右ワイドに駒井、左ワイドに梅崎。1トップに李、2シャドーは今季公式戦初出場となる伊藤(U21)と、武藤が入った。また、ユースでトップ登録されている橋岡(U21)が天皇杯盛岡戦に続き、2度目の公式戦ベンチ入りを果たした。

試合は19時3分、C大阪ボールでキックオフ。互いにリーグ戦とは多少メンバーが異なっていることもあり、慎重な立ち上がりとなったが、ボールを回しながら攻撃を組み立てようとするレッズが、徐々に全体を押し上げていく。

21分、青木が武藤とのワンツーからループ気味にシュートを狙うが、これはGKに掻き出される。39分には梅崎からパスを受け、中央を持ち運んだ伊藤が自らグラウンダーのシュートを打ったが、惜しくも枠を外れた。

守ってはC大阪が1トップのリカルド サントスをターゲットとするロングボールで攻撃を仕掛けようとするが、田村や遠藤がしっかり競り合い、起点をつくらせない。26分には中盤でボールを奪われてカウンター攻撃を受けるピンチがあったが、シュートは枠外だった。

0-0で迎えた後半は両チームとも前半と同じメンバーでスタート。しかし、53分に訪れた相手CKの場面で、マウリシオが足を痛めるアクシデントに見舞われた。タッチラインの外に出てしばらく様子をみたが結局戻れず、58分、橋岡が交代でピッチへ。遠藤が3バックの真ん中へ、そして橋岡が右ストッパーに入った。

アウェイゴールを奪いたいレッズは63分、伊藤を下げてラファエル シルバを投入。84分には李を下げて高木を入れた。高木は7月12日の天皇杯熊本戦以来の公式戦出場となった。

終盤はパス回しから中央を崩したいレッズ、ロングボールのカウンターからゴールに迫ろうとするC大阪と、それぞれが1点を狙いにいったが、レッズは橋岡のチャレンジと遠藤のカバーで、ピンチを未然に防いでいく。また、度重なるセットプレーでも全員が集中した守備を見せる。

最後まで点を奪うことはできなかったが、第1戦を0-0で終え、9月3日(日)18時34分よりホーム埼玉スタジアムで行われる第2戦につなげた。レッズは第2戦勝利で準決勝進出、0-0なら延長戦となる。試合後は緊急の場面で登場しながらひたむきなプレーで無失点に貢献した橋岡に、スタンドからコールが送られた。

【武藤雄樹】
「崩しきるというシーンはあまりありませんでした。もう少し人数をかけて崩しきるのがうちの特長だと思うので、きょうはその部分で崩しきれなかったと思います」

(お互いに失点したくない試合だった?)
「もちろんどの試合でもそうですが、堀監督になってからは失点を減らすことがチームの考えとしてあります。自分たち攻撃陣もブロックを敷くときは敷くという考えは見せていますが、今日はボールを持てる時間も長かったです。セレッソ大阪がブロックを敷いてくるということは分かっていたのですが、その中で崩しきろうという思いをチームとして持っていたのに、中で崩すことができなかったのが残念でした」

(シャドーで伊藤と組んだが?)
「伊藤としては不完全燃焼だったと思いますが、彼が持っているポテンシャルはすばらしいものがあるというのはみんなも練習で知っています。そんなに簡単にパッと出て活躍するのは難しいことだと思うので、こういう経験を生かして欲しいです。次も伊藤か橋岡にチャンスが巡ってくると思うので、伊藤が出たときに、もっと自分らしいプレーを見せてもらいたいと思います。今日は、みんなで声を掛けてサポートしていました。彼の良さを出してあげられたら良かったと思います。

彼は普通の選手にはないファンタジーなものを持っています。なかなか見せきれていませんが、本当に能力のある選手なので、次は見せてくれると思います。チーム一丸となって戦っていく中で、若い選手や出番のなかった選手がチャンスをつかんでいくというのは大事なことです。ただ、逆に言えば、普段出させてもらっている僕も負けたくないと思ってやっていますし、そういうところで競争していけばチームは必ず良くなると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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