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リーグ開幕、アウェイで勝ち点3を奪う

3月2日、ついにJリーグが開幕し、浦和レッズは2年連続でサンフレッチェ広島と対戦。昨シーズンのリーグ王者という肩書きを手に入れた相手に、1年前とは違った結果で借りを返した。
ミシャ監督は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の初戦を欠場した興梠を1トップに起用し、2シャドーに原口、柏木を据えてゲームをスタートさせた。
同じシステムを採用し、攻守において似たメカニズムを持った両チームだが、序盤からゲームの主導権を握ったのはレッズだった。
ボールを保持し相手を押し込んで、特にサイド攻撃を中心に相手ゴールへと迫り、一方サンフレッチェは守備ブロックを作ってカウンターを狙うという展開でゲームは進んだ。
ときおり見せる佐藤寿人のディフェンスライン背後への鋭い動きにも永田充や森脇がきっちりと対応、自由にさせなかった。
そして先制は38分。自陣守備から攻撃に切り替わり、宇賀神がくさびのパスを興梠に当てるところからカウンターがスタート。鮮やかな速攻は、最後は原口のエリア内へのドリブルでの進入から、柏木へと渡り、背番号8がきっちりと右足でゴールネットを揺らした。
後半の立ち上がりもレッズが主導権を握り、6分、やや運も手伝って貴重な追加点を奪う。柏木のクイックリスタートから原口がドリブルからのシュートを選択。これを西川がこぼし、ボールはゴールラインを越えた。
しかし、その4分後、セットプレーから失点すると、サンフレッチェも息を吹き返し、ゲームはオープンな展開へと移っていく。
サンフレッチェにボールを保持され、攻撃を受ける時間も増えたが、レッズはしっかりと耐え、原口をマルシオ リシャルデス、興梠を阪野、柏木を那須と時間が経過するごとに効果的に選手も入れ代えて、そのままのスコアを守った。
昨シーズンの開幕戦で敗れた前年王者に、レッズはきっちりと内容でも上回って、今シーズンの初勝利、そしてクラブ史上初のアウェイ開幕戦での白星を挙げた。
チームは次戦、3月9日(土)埼玉スタジアムにて16時キックオフの第2節名古屋グランパス戦に臨む。

【阿部勇樹】
広島とは昨年ナビスコカップも含めて数多く戦っていますし、ホームでやった試合のイメージもあったので、広島から新しく来た選手もいて、良い雰囲気の中で戦えたと思います。
前半はこちらのペースで進んだと思いますが、後半エンジンをかけてくるだろうなというのは分かっていましたし、前からプレッシャーをかけてくるという、前半とは違ったやり方をしてきました。もう少し後ろから前に運べたり、相手のマークを外したりできれば、前線の選手が楽だったろうなとは思いますし、相手が前から来たときにもう少し余裕を持っていなせたりしたら良かったと思います。
相手が1点取って、勢いづくところを何とかみんなで抑えることができました。相手が出てくる中でカウンターのチャンスもありながら3点目が取れなかったですが、最後まで切れずにみんなで声を掛け合ってやれました。
どの大会も最初の試合というのは大事だと思いますし、昨年に続いて同じカードでやらせてもらえて、借りを返すことができて良かったと思います。 広島には昨年やられていますし、優勝したチームです。そういう相手を乗り越えていかないといけないと思いますし、同じ時間、同じ会場での試合で勝てて良かったです。大勢のサポーターの方も来てくれて、広島の人も相当来ていましたから、そんな中で楽しく見られるサッカーができたんじゃないかと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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