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ヤマザキナビスコカップ準々決勝 第2戦 vs新潟 ホームで意地の追い上げも届かず、準々決勝で敗退

6日、浦和レッズはヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦をホーム・埼玉スタジアムでアルビレックス新潟と戦った。2日のアウェイゲームで0-5の敗戦を喫したレッズが準決勝に進出するためには、シンプルに考えても6-0、または5-0で延長戦に持ち込んでの勝利が必要となるこの一戦。レッズは、阿部の2得点と李のゴールで逆転を目指して最後まで意地を見せたが、最終的に3-0で準決勝に進むことはできず。ヤマザキナビスコカップはベスト8で敗退となった。

第1戦に続き、代表活動のため西川、興梠、ズラタン、槙野(代表合流後に負傷のため離脱)が不在となる中、ミシャ監督は第1戦から4人のスタメンを入れ替え、4-1-4-1の布陣で試合に臨んだ。GKに大谷、4バックは右から森脇、那須、阿部、宇賀神、中盤はボランチの青木の前に関根、高木、柏木、梅崎の4枚が並び、1トップは武藤が先発に起用された。また、大谷はプロデビュー後初となるホーム・埼玉スタジアムでのスタメンとなった。

雨が次第に強まっていく中、ゲームは19時4分にレッズボールでキックオフ。序盤、5点のアドバンテージを得たことで組織的な守備からカウンターを狙う新潟に対して、レッズはDFラインでボールを回しながらじっくりと攻撃の突破口を探っていった。

11分、青木のサイドチェンジを受けた梅崎が、GKと相手DFラインの間に絶妙のクロスをいれるが、これはわずかの差で味方に合わすことができず。19分にも、高木のパスから梅崎がシュートを放つが、これも得点につなげることができない。時間が経過するにつれて、パスミスから攻撃のリズムを崩してしまう場面もあり、なかなか思うような試合運びができない。一方で、新潟に後方でボールを回されて上手く時間を使われてしまい、前半を0-0のまま折り返した。

ミシャ監督はハーフタイムで青木に代えて李を投入。柏木をボランチに下げ、李をワントップに据えた。前半よりもアグレッシブに相手ゴールに迫るレッズは55分、高木の左コーナーキックから阿部が右足で上手く合わせて先制ゴールを挙げると、その3分後には梅崎がドリブルで持ち込んだボールを宇賀神が中へ折り返し、最後は李がゴールに押し込んで早々に2-0と追加点を決めることに成功した。

マイボールになれば次々と前線へと攻め上がる選手たちの気迫とファン・サポーターの声援が合わさって、スタジアムのボルテージも熱を帯びていった。その声援に背中を押されるように阿部が李のパスを受けて猛然とペナルティーエリア内に進入。その阿部が倒されてPKを獲得し、自ら蹴り込んで70分、3-0とした。新潟は、猛追するレッズの勢いを削ぐようにして、カウンターからシュートまでつなげてくるが、GK大谷がファインセーブを見せてゴールを死守。最後方からチームを鼓舞した。

82分には関根と高木に代えて橋本と平川がピッチに入り、総攻撃の構えで相手ゴールに迫っていくレッズイレブン。しかし、逆転を目指して最後まで気迫のこもった攻めを見せたが、試合はここでタイムアップ。2戦のトータルスコアで相手を上回ることができず、準決勝へコマを進めることはできなかった。レッズは、ヤマザキナビスコカップでの悔しい結果を胸に刻み、残りの公式戦にすべてを懸ける。

次戦は11日(金)、埼玉スタジアムで19時30分にキックオフされる、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第10節 柏レイソル戦に臨む。

【李 忠成】
「5点を取れる流れはありましたが、取れなくてとても残念です。初戦を0-5で落とした結果、こうなってしまったと思います。

FWで、ズラ(ズラタン)も(興梠)慎三もいない中で、先発で出られなかったのはとても悔しかったですが、何とかして得点に絡むこと、そして絶対に得点してやろうと、強い気持ちで試合に入りました。1点を取れましたし、阿部ちゃんにもいいパスを出せて、点には絡めました。トータルでは負けてしまいましたが、次の試合につながるような試合だったと思いますし、個人としても公式戦で久々に得点できたので、次につなげられると思います」

(リーグの柏レイソル戦に向けては?)
「柏はいいチームですが、ホームなので絶対勝って、リーグの年間1位や2ndステージの優勝を目指して、もう一度がんばっていきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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