明治安田生命J1リーグ 第6節 ベガルタ仙台戦 試合前日のコメント

「明日の試合、多くの方々が、浦和レッズが勝利するであろうと思っているゲームだと思います。ただ、そういったゲームほど非常に危険であり、そして、非常に難しいゲームになります。

今シーズンのベガルタ仙台は、アウェイで2勝しており、そして、失点をしていないという結果を残しているチームです。今シーズンの彼らのアウェイでの結果というものが、我々に明日のゲームは危険であることを示唆しています。

明日のゲームというのは、自分たちが、本気で相手を叩きにいく強い気持ちを持って戦うという部分が非常に重要になってくると思います。今週の練習を通して、選手たちが非常にいいトレーニングをしてくれていたと思いますので、そのトレーニングでやったことを明日の試合の中で、しっかりと出していってくれればと思っています」

【質疑応答】
(ラファエル シルバの状態や起用法については？)
「ラファエル シルバに関しては、みなさんもご覧になった通り、別メニューが続いています。状態は良くなってきている状況ですが、明日の仙台戦を戦うには、メディカルとも相談しますが、まだ若干早いかなという印象を私自身は持っています。ただ、明日のゲームまで状態を見極めながら、決めていきたいと思っています」

(リーグ戦でまだ無失点の試合がないが、どう考えており、今後の試合でメンバーを代えるなど対策を考えているか？)
「今シーズンのリーグ戦はおっしゃられた通り、まだ無失点の試合がないですが、反対に得点に関しては、最も多く得点できているチームです。我々は、攻撃的なチームですので、点が取れているということがまず前向きなことだと私は捉えています。明日のゲームは、もし我々が3対1で勝利することができるのであれば、私自身は、その結果というものは、よしとしていいと思います。我々のファン・サポーターのみなさんも3対1で勝利することがあれば、その勝利を喜んでくれるのではないかと思います」

(3-1で勝つ方が、1-0で勝つよりいいか？)
「私にとっては、どちらも勝利したことには変わりませんし、勝ち点3を得られたことに変わりはありません。両方とも同じくらいうれしい気持ちです。ただ、ファン・サポーターのみなさんや見る人にとっては、得点が多く入った試合の方が、見ていて楽しいのではないかと思います。見ている方があってこそのサッカーです。見ている方に楽しんでもらうことを考えれば、得点が多く入った方が、試合自体は、見ていて面白いじゃないかと思います。
もちろん、4-0あるいは、ゼロで抑えて勝つことができればそれに越したことはないと思います。ただ、得点を多く狙いにいくという戦い方をしていれば、リスクのかけ方として、攻撃に重きを置きますから失点することも、あると思いますし、さきほど申し上げたとおり、我々の戦い方の中で、得点を多く取って勝利できているということは状態としていいものだと思います。もちろん、4-0で勝利できれば理想です」