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ゴールを奪いアウェイで勝利を

Jリーグ第33節アビスパ福岡戦は26日(土)17時33分より、レベルファイブスタジアムで行なわれる。

前節のベガルタ仙台戦に0-0で引き分け、15位をキープした浦和レッズの現在の勝ち点は33。勝ち点30で16位に位置するヴァンフォーレ甲府との勝ち点差と得失点差状況から、26日にレッズがアビスパに勝てば、その時点でJ1残留がほぼ確定する。そして、レッズがアビスパに勝ち、翌27日(日)のヴァンフォーレ甲府対アルビレックス新潟戦でヴァンフォーレが引き分け以下に終われば、レッズのJ1残留が決定する。

また、レッズが引き分けた場合も、ヴァンフォーレが引き分け以下ならレッズのJ1残留がほぼ決まる。

アビスパは今シーズン、5年ぶりのJ1舞台で奮闘してきたが、開幕からずっと最下位に低迷し続けてきた。(第30節アルビレックス新潟戦の敗戦でJ2降格が決定)8月に篠田善之前監督から、94年にレッズに在籍していたことのある浅野哲也監督へと交代したが、その後も劇的な変化は見られなかった。

ただ、降格が避けられないような状況に陥ったころから、チーム状況は大きく変化している。ここ6試合の成績は3勝1分2敗。前節モンテディオ山形戦では5-0と圧勝し、第32節にして今シーズン初めて17位へ順位を上げた。つまり、順位から受ける印象と現時点のチーム状況には違いがあるということだ。

6得点の城後寿、7得点の岡本英也を中心に見せるカウンター攻撃は要注意。また、ゲームメーカーの成岡翔には安易にラストパスを出させないよう、しっかりプレッシャーを掛けたい。アビスパは天皇杯でもすでに敗退しており、今シーズンの公式戦はリーグ戦2試合のみ。来シーズンJ2落ちが決まっているだけに、ホーム最終戦ということも相まって選手たちのモチベーションは非常に高い。

とはいえ、チーム状況でも個々の執念でも、レッズが相手より劣っている要素は何一つない。前節のベガルタ戦では、11人が同じ絵を描きながらピッチに立ち、統一感のあるバランスの取れた試合運びを見せ、貴重な勝ち点1を手にした。

課題が多く噴出したジュビロ磐田戦の反省をもとに、濃密な練習で課題を修正して得た結果は、選手たちの自信にもつながっている。中でも、鈴木啓太や坪井慶介、平川忠亮といったベテランたちが苦境で冷静に実力を発揮する姿はさすがだった。若手に与えた影響も大きいはずだ。

また、U-22日本代表合宿中の山田直輝と濱田水輝も、チームを離れている中で、仲間たちが必ず残留を果たしてくれるものと信じ、勝利を祈っている。

J1残留に王手をかけているレッズ。アウェイの地でしっかりと勝ち点を奪い、12月3日のホーム最終戦に向かいたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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