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オズワルド オリヴェイラ監督 トレーニングキャンプ総括(2/8)

2月8日、トレーニングキャンプ最終日に沖縄SVとのトレーニングマッチを行ったあと、オズワルド オリヴェイラ監督は、メディアからの取材に応じ、トレーニングキャンプの総括を行った。

[質疑応答]
(キャンプ全体を振り返って)
「とても良かったです。選手たちはとてもハードワークをしてくれて、実りのあるものでした。選手たちも話を聞きながらしっかりやってくれたので、シーズンを通してこの成果が出てくると思います。ここでエネルギーを貯蓄する目的でやってきました。個別のトレーニング、そしてチームトレーニング、両方をたくさん行うことで、今季の難しいゲームを戦い抜く力を蓄えることができたと思います」

(監督の話の中でも11月を目指して準備するという言葉があったが?)
「そうですね、その準備が必要だと思います。シーズンの途中で消耗してしまわないように、まずここでしっかり蓄えを作って、シーズンを通じてしっかりトレーニングを続けることで、それを使い切らないようにしなければいけません。まずは蓄えた力を維持する状態を保って、そしてもう一度補強する時期も来ると思います。これから浦和に戻って練習をしますが、まだ準備の時間ですので、もう少し準備を続けて、Jリーグの開幕に向けて整えていきたいと思います」

(今日のトレーニングマッチのテーマは?)
「練習試合は練習ですので、試合として本格的に考えるのはゼロックススーパーカップの川崎フロンターレ戦です。そのため今日のテーマは練習であり、準備です。試合としてテーマを持たせるのはゼロックスですので、練習の延長線上にあるトレーニングマッチということです。そして、去年始めたことの継続でもあります。青木と武藤もコンディションが良ければ本日の1本目に出ていたと思います。もちろん新加入選手も大事ですが、彼らは今、順応している途中ですので、彼らもタイミングを見て起用していきたいと思います」

(プレッシングもアグレッシブだったが手応えは?)
「そこは向上させようと思っている部分です。プレスを掛けるタイミングのところが選手たちの中でよりはっきりしてきたと思います。この後、さらに練習のインテンシティやボリュームを落としていきますので、相手のゴールキックやビルドアップをマークしていく力はさらに上がっていくと思います」

(杉本選手など、新加入選手に期待するところは?)
「(杉本選手は)質の高い選手だと思います。今までいた選手とは違った特長を持っています。技術もあります。エヴェルトンも彼のスタイルを持っていて、技術もあり、視野も広い選手です。鈴木は経験豊富な選手で、自信と個性を既に見せはじめています。彼も必ずチームの力になってくれるでしょう。山中も、非常にクオリティーの高い選手ですので、左側の非常に強力なオプションとして考えています。汰木は若い選手で、もう少し準備の期間が長いかもしれません」

(宇賀神選手と山中選手など、各ポジションの競争も激しいが、そうした選手競争は多くのコンペティションを戦う上で必要か?)
「宇賀神は右利きですので、彼ら同士でも競争していますが、山中が左、宇賀神が右というオプションもあります。橋岡がU-20のクラブワールドカップに行くことになれば、そういったオプションも出てくるでしょう。それも一つの可能性として考えています」

(エヴェルトン選手はアンカーで試されているが、もう一列前の選手と聞いていたが?)
「中盤であれば3つのポジションどこでも対応できると思います。今日の場合は青木が出られないので、彼の役割のところで出場しました。もちろん、より前目のポジションでも使えると思います」

(90分のトレーニングマッチをやらずに公式戦に入っていくことは比較的珍しいと思うが?)
「今季は70試合プレーできます。今ある時間は練習で使いたいと思っています。練習試合で勝っても勝点3は取れません。去年このクラブに来たときは、ジュビロ磐田と清水エスパルス戦が既に設定されていましたのでプレーしましたが、清水のGKに興梠の膝を故障させられるところでした。勝点の懸かっていない試合で負傷してしまう可能性もあります。1年で70試合プレーできますので、90分の練習試合はやらなくてもいいと思っています」

(AFCチャンピオンズリーグのあるシーズンを戦うことの難しさとやりがいは?)
「もちろんACLと並行して戦うシーズンの方が難しい戦いになります。相手選手のクオリティーも高いですから、難しい試合が増えるということです。試合だけを見ても難しい試合が増えますが、それだけではなく、長い移動も入り、リーグの合間に戦う難しさもあります。ですので、消耗しやすい状態で戦う難しさがあります」

(選手疲労の蓄積をどのようにプランに入れて戦っていくのか?)
「状態を見極めて戦っていきたいと思います。選手たちのコンディションはいいので、出続けられる選手がいればそうさせたいと思います。少し気をつけなければいけない選手がいれば休ませたりします。選手のコンディションを見極める技術も上がっていますので、そういった機材も用いながら選手のコンディションを把握してやっていきます」

(日本代表に招集されて選手がいなくなる時期もあると想定されるが?)
「U-20のワールドカップに橋岡と荻原がいく可能性が高いと思います。A代表の場合はよく招集されているのが槙野ですね。私としてはより多くの選手が招集されたらと思っています。選手の個人としての成功も私は望んでいます。そうなれば、不在が響く場合もあるかもしれませんが、我々全員で行っている仕事の成果として捉えることもできます。重要な大会に参加する機会がありますので、選手たちが行けることは嬉しいことです。FIFAマッチデーで組んだ親善試合に行くことによって、こちらの重要な試合に出られないという状況とは違いますので、親善試合に行くのと、重要な試合に行くのとでは選手たちが得るものも違うと思います。コパ・アメリカは非常に重要な試合ですので、槙野以外の選手が行くことも望んでいます」

(コパ・アメリカはブラジル人として重要な大会であるか?)
「非常に重要な大陸の大会です。地域のライバル意識も存在し、価値のある試合がたくさん行われます」

(今日でキャンプは終了だが、プラン通りのトレーニングができたか?)
「1回だけ風と雨が強くて練習がしづらいときがありましたが、それは1回だけでした。それ以外は天気にも気温にも恵まれたと思います。そして、このピッチコンディションは、施設の方が本当にいい仕事をしてくれました。2部練習でかなり練習のボリュームは大きかったですが、それでも常にいい状態を保っていただきました。練習や試合の質は芝生の質に大きく左右されます」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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