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連戦最後はアウェイで惜敗

27日、浦和レッズはヤンマースタジアム長居でセレッソ大阪とのJリーグ第26節のアウェイゲームに臨んだ。レッズは前節のアルビレックス新潟戦から両ワイドの選手を入れ替え、右サイドに平川、左サイドに宇賀神がスタメン起用された。

試合前のウォーミングアップでは、アウェイまで駆けつけた多くのファン・サポーターから、宇賀神と森脇に向けて新しくチャントが歌われた。大阪では30度近くまで気温が上がった昼間の暑さも日没とともに抜け、涼しい風が吹き抜ける中を19時4分にレッズボールでキックオフされた。

試合は立ち上がりに両チームがビッグチャンスを迎えたが、それぞれ守備陣が最後のところで踏ん張ると膠着状態に入っていく。レッズは4バックのセレッソに対し、サイドチェンジを多用しながら攻撃を組み立てる。しかし、上空を吹き抜ける風の影響もあってかボールが流れてしまうシーンも多くセレッソの守備陣を崩し切るには至らない。

セレッソは2トップの一角に入ったカカウが中盤に下がってボールを受ける場面が多く、ポストプレーを起点に右サイドから南野が中央に進出する攻撃でレッズゴールに迫る。レッズの守備陣もシュートシーンでは厳しく体を寄せて自由にはさせず、スコアレスのまま試合は推移。前半終了間際にコーナーキックのこぼれ球をフリーになった森脇が狙ったが、惜しくも枠を外れて0-0でハーフタイムを迎えた。

後半開始から10分までに宇賀神と李に代えて関根と梅崎を投入したレッズは、前半よりも後方からボールを持ち上がるシーンが増え、前線へ質の高いボールが供給されていく。両サイド、中央と相手の守備を揺さぶりながらゴール前へ際どいボールを入れていくが、最後のところでセレッソ守備陣に阻まれてゴールとはならない。

レッズがかなりボール保持率を高めて攻撃していた中で68分、スローインから中盤でボールを受けたカカウが単独で持ち込んで放ったミドルシュートがGK西川の手を弾いてゴールへ。リーグ戦では第7節の名古屋グランパス戦以来の先制ゴールを許してしまう。0-1とビハインドを背負ったレッズはマルシオ リシャルデスをピッチに送り込み、攻撃の枚数を増やした。

守りに入るセレッソに対し、レッズはゴール前に4人、5人と入り込んで猛攻を仕掛けていく。カウンターを受けて決定的なピンチを作られる場面もあったが、南野との1対1を制した西川の好セーブで1点差を維持した。試合終了間際に得たフリーキックのチャンスには、その西川もゴール前へ。全員でゴールを奪いにいったが、キッカーのマルシオが蹴ったボールは相手の壁に阻まれ0-1でタイムアップとなった。

リーグ戦では、第19節の川崎フロンターレ戦以来の敗戦となったが、2位の鹿島アントラーズに勝ち点4差で首位。次戦は10月5日(日)、ホーム・埼玉スタジアムで14時にキックオフされるJリーグ第27節徳島ヴォルティス戦に臨む。

【興梠慎三】
「決定機を決められるか決められないかで試合の流れも変わってきます。決して悪い内容ではなかったです。毎試合の課題である、決めるというところを決められなかったのが敗因だと思います」

(マンマークで守備されたが?)
「特にやりづらさはなかったです。自分の課題である前でキープするということがなかなかできなかったですが、自分にも何本かチャンスがありましたし、それをきっちり決めていれば勝てたと思います」

(セレッソ戦はやりにくい?)
「自分としてはどちらかと言うと決めている試合が多い印象なのでやりづらさはなかったです。ただ、向こうも勝ち点を取れない試合が多くて、順位的には下の方で必死に戦ってくるのは分かっていましたし、自分たちも優勝するためには勝ち点を落とせない試合が続いています。そういう気持ちの戦いというゲームでもありました。負けたことはすごく悔しいです」

(改善すべき点は?)
「今更チームがやろうとしていることを変える必要はないですし、このスタイルを貫き通して優勝するためにも、一人一人が1試合1試合大事に戦っていく姿勢がすごく大切だと思います。そこを集中してがんばっていきたいです。

まだ首位にいますし、そんなに慌てる必要はありません。次はホームですから、勝ち点3を取れるようにがんばっていきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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