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第33節 vs湘南「逆転叶わず1-2で敗戦」

24日、浦和レッズはShonan BMW スタジアム平塚で、明治安田生命J1リーグ 第33節、湘南ベルマーレ戦に臨んだ。

レッズは0-2から興梠が1点を返すも、逆転は叶わず1-2で敗戦を喫した。

他会場の結果に左右されるものの、リーグ3位に入り、AFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得するためには絶対に落とせない一戦。累積警告で出場停止の柏木、日本代表戦での脳振とうの影響で欠場を余儀なくされた槙野、さらに、マウリシオや青木といった主力組の出場が見送られた中で、オズワルド オリヴェイラ監督は、DFラインに森脇、岩波、茂木を配置し、アンカーには阿部、柏木の代わりに武富を起用して試合をスタートさせた。茂木はこの試合がJ1初先発出場となった。

試合は立ち上がりからレッズが主導権を握って進めていく。岩波や茂木が正確なフィードで後方から攻撃を組み立てると、素早いプレッシングでセカンドボールを奪い、二次攻撃につなげていく。森脇はチャンスと見るや積極的にオーバーラップを繰り返し、レッズは序盤から人数を掛けた厚みのある攻撃を仕掛けていった。

しかし、徐々に湘南が攻撃の形を作り始めると、20分にはDFの背後のスペースを突かれ、梅崎にハーフライン付近からドリブルでゴール前まで運ばれてしまう。森脇がスライディングで粘るも、梅崎のシュートは西川の左脇を抜けてゴールネットに突き刺さり、先制を許してしまう。

その後もレッズは、長短のパスを丁寧につなぎ、ボールと選手が流動的に動く攻撃でゴールに迫っていく。しかし、興梠、武富、長澤、宇賀神、阿部、橋岡など、多くの選手がシュートを放つも、ゴールネットを揺らすには至らなかった。

1点ビハインドで迎えた後半、立ち上がり早々に見事なコンビネーションでゴール前に攻め込むと、最後は宇賀神のクロスに長澤が反応するも、シュートはゴール右に逸れてしまう。続けざまに森脇が強烈なミドルシュートでゴールを脅かすも、こちらも枠を捉えきれなかった。

後半の早い時間帯で同点に追いつきたいレッズだったが、56分、湘南のショートカウンターから菊地にゴールを許し、0-2と点差を広げられてしまう。

65分、オリヴェイラ監督は武富に代えてアンドリューをピッチに送り出すと、71分には森脇に代えて柴戸を投入する。柴戸はアンカーに入り、阿部が最終ラインに加わった。

77分、武藤のパスに反応した興梠がペナルティーエリア内で左足を振り抜くと、シュートは相手GKの手を弾いてゴールマウスに吸い込まれ、スコアを1-2とする。

得点直後、武藤に代わって長期離脱から復活したズラタンがピッチに送り出されると、レッズは最後まで足を止めずに逆転を目指したが、ホーム最終節を勝利で終わらせたい湘南の前に追加点は奪えず、1-2で敗戦を喫した。

次戦は12月1日(土)14時4分から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第34節 FC東京戦となる。

【興梠慎三】
(試合を振り返って)
「立ち上がりは非常に良かったですが、内容的にも完敗と言える試合でした」

(前半の戦い方を振り返って)
「相手のシステムに対して、しっかり嵌めて前から守備をする形を取りましたが、最初は非常に良くできていたと思います。梅崎選手に決められるまではいい試合運びができていたので、もったいない失点でした」

(1点ビハインドで迎えた後半の戦い方について)
「もちろん点を取らなければいけない中で、少なからずリスクを取って前に行かなければいけませんでした。その中で2点目をやられてしまったことは、反省点として次の試合に生かせればと思います」

(ゴールシーンを振り返って)
「ファン・サポーターも自分の名前をコールしてくれていました。なんとか早い時間帯に1点取って、同点まで追いつきたかったですけど、チャンスがありながら決められなかったです。その中であの1点を決められたことは勢いにつながったと思いますが、もう少し早い時間帯で決めることができていれば、逆転までいけたかもしれません」

【ズラタン】
(久しぶりの試合を振り返って)
「ボックスの中にクロスが入ってきた時に、自分のように背が高い選手がいることによってチャンスになります。相手にとっては脅威になると思いますし、そういった意味で監督は僕を使ってくれたと思いますし、その期待には少しは応えられたかなと感じています」

(シーズンの最後に間に合って、戻ってこられたが?)
「リーグは残り1試合、天皇杯は最大で残り2試合という中で戻ってこられて本当に良かったと思います。チームのモチベーションも天皇杯に向けて高いですし、自分もチームを助けようとする気持ちが誰よりも強いと思います。良い結果をもたらせればと考えていますし、チームメイトのためにも自分の力を出していきたいと思います」

(ズラタン選手は短時間の出場でも点が取れる選手だと思うが?)
「昔の監督やコーチから、90分間出られる選手よりも、10分間出場して結果を出す選手の方がときには大切な存在だと言われたことがあります。自分もそういった存在だと認識していますし、そうした期待に応えられる選手になるために、良いイメージを持って試合に臨んでいます」

(身体が大きくなった印象があるが?)
「本当にこの5~6ヵ月間、1日でも早くピッチに戻ろうと思ってやってきましたので、その成果が出ているのだと思います」

(違った特長をチームに還元できそうだが?)
「ここ数ヶ月はチームの状況も良かったですが、今日のように自分たちの思い通りにサッカーができないときに、自分のような高さのある選手を武器に戦っていければ、チームをより向上させることができると思います。苦しい時こそチームの力になりたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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