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第26節 vs横浜FM「2-1で勝利し連敗脱出」

16日、浦和レッズは日産スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第26節、横浜F・マリノス戦に臨んだ。

レッズは宇賀神と武藤のゴールで、2-1の勝利を飾った。

国際Aマッチウィークによる2週間の中断期間を経て迎えた一戦。レッズは、前節同様にベンチ入り停止処分を受けたオズワルド オリヴェイラ監督に代わり、大槻 毅ヘッドコーチが指揮を執った。

スターティングメンバーにはセレッソ大阪戦で負傷したファブリシオに代わり、マルティノスが2シャドーの一角を担ったほか、長澤もセントラルMFで先発した。

立ち上がりは相手に押し込まれる時間帯が続くも、統率の取れた守備で決定機を作らせなかった。サイドチェンジを効果的に使いながら、宇賀神と橋岡を起点に攻撃を組み立てていく。

しかし、前線に人数を割いてスピーディーな攻撃を仕掛けてくる横浜FMに対し、レッズは徐々に守備に綻びが生まれていく。左サイドのバトルでは仲川にうまくボールを運ばれ、あわや失点となる決定機を2度作られてしまう。

レッズはマルティノスを起点としてカウンター主体の攻撃で反撃に出るが、なかなかゴール前までボールを運べない。

迎えた43分、レッズは相手ペナルティーエリア前でFKのチャンスを得る。武藤のキックは一度は跳ね返されるも、こぼれ球に反応した宇賀神がライナー性のミドルシュートをゴール右隅に突き刺して先制に成功する。

後半、レッズはスタートのタイミングでマルティノスに代えて荻原を投入する。荻原は前線から守備に奔走しながら、攻撃の機会をうかがっていた。

前半同様に押し込まれる時間帯が続くも、西川を中心とした気迫の込もった全員守備でゴールマウスを割らせない。

66分、橋岡に代わり平川がピッチに送り出される。平川は選手たちに声を掛けながら、リラックスした表情と姿勢でゲームに入っていった。

相手の攻撃をギリギリのところで防いでいたレッズだったが、69分、遂にゴールを許してしまう。DFラインの背後を遠藤に突かれると、平川と槙野でプレッシャーを掛けるも中に折り返され、待ち受けていたウーゴ ヴィエイラにシュートを決められた。

しかし、79分には青木のロングパスに反応した武藤がタイミングよくDFラインの背後を捉え、絶妙のタッチからゴールを奪い、2-1とリードを再び広げる。武藤はユニフォームのエンブレムを力強く握りしめ、拳を力強く突き上げた。

83分には長澤に代わり阿部がピッチに送り出されると、その後もレッズは全員守備で1点のリードを守り抜き、勝ち点3をつかみ取った。

次戦は9月23日(日・祝)18時4分から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第27節 ヴィッセル神戸戦となる。

【宇賀神友弥】
(今日の試合を振り返って)
「勝つことがこれほど大変なんだと、試合終了のホイッスルと同時に本当に思いました。苦しい時間が長かったですけど、みんなでハードワークをして勝利をつかむことができた試合だと思っています」

(得点シーンを振り返って)
「(オズワルド オリヴェイラ監督からは)必ずこぼれてくるから準備しておきなさいと言われていました。練習の中でもあのようなシーンはトレーニングしていますし、結果として出せたことはよかったと思います。槙野が”俺がブラインドになった”と言っていたので、槙野のおかげだと思います(笑)」

(後半に追いつかれた際に、勝ち点を取るために攻守のバランスをどのように考えていたか?)
「今の自分たちに必要なことは勝つことだけだと思っています。誰一人、引き分けは考えていなかったと思います。ここ数試合は同点に追いつかれて、その後にズルズルいって勝ち点を落としてしまうゲームが多かったです。そのようにならないように、一人ひとりが声を掛け合っていたと思いますし、僕自身も苦しい時間帯にハードワークすることが大切だとみんなに話していました。誰一人として引き分けを考えることなく、勝ちだけを考えて戦えたと思います」

(順位表では上と下の勝ち点が詰まってきているが?)
「昨日の試合で下位のチームが勝った結果も知っていましたし、自分たちも今日勝てなければズルズルと巻き込まれてしまったと思います。ただ、今日の結果だけで状況を脱したわけではないと思いますので、次にしっかり勝ってこそ今日の勝利に意味があると思います。今日もいいゲームとは言えない内容かもしれませんが、今日くらい泥臭く戦うことがスタンダードだと思いますので、次の試合も今日のように戦えればと考えています」

(トレーニングの成果が出ていたと思うが?)
「特にセットプレーはここ数試合やられていましたので、そこの整理はできていたと思います。もう一度自分たちは何をやらなければいけないのかを再確認する中断期間でもあったと思います。ハードワークは全員ができたと思っています」

【武藤雄樹】
(ゴールシーンを振り返って)
「青木からいいボールが来て、冷静に決めることができました。相手はディフェンスラインが高いので、裏を狙っていくことを話していましたし、そのとおりのボールが来て、仲間に感謝しなければいけません。僕自身にとっても非常に久し振りのゴールでしたので、嬉しかったです」

(青木選手のボールはトラップしにくいボールだったように思うが?)
「落ち着いて胸トラップでいいところに置くことができたと思いますし、GKを見て冷静に流し込むことができたと思います。あれくらい時間を作ってくれると駆け引きする時間も、ポジショニングする時間もあります。多分青木もボールが来る前から狙っていたと思いますし、タイミングとしてはバッチリだったと思います」

(武藤選手のゴールがさらに必要になってくると思うが?)
「なかなかゴールを決めることができずに、僕自身も苦しい時間を送っていました。チームに迷惑を掛けたシーンもたくさんあったので、今日のゴールをきっかけに自信を取り戻していきたいと思いますし、意欲を強く持ってやっていきたいと思います。ファブリシオがケガをしてしまったりと、残念なニュースもあった中で、僕がゴールを決めることでチームに貢献できればと考えています」

(次節のヴィッセル神戸戦はどのような試合にしたいか?)
「やはりイニエスタ選手がいるということで、注目度は高いと思いますし、チケットも完売と聞いています。そのような中で、主役がイニエスタ選手ではなく、浦和レッズの選手たちであるところを見せたいです。今日の試合がいいきっかけになると思いますので、ホームで勝ち点3が取れるようにがんばりたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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