MENU

NEWS

第19節 vs川崎「2-0で勝利し、J1通算400勝目を達成」

8月1日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第19節、川崎フロンターレ戦に臨んだ。

前節、首位サンフレッチェ広島を相手にアウェイで4-1の勝利を飾ったレッズ。台風の影響により、第18節を未消化ながらリーグ3位に位置する川崎をホームに迎えた一戦は、興梠とファブリシオの2ゴールで2連勝とし、J1通算400勝目を飾った。

オズワルド オリヴェイラ監督は、大量得点で勝利した前節のイメージを踏襲するように、連戦ながら先発11人に同じ顔触れを起用。広島戦で来日初ゴールを奪ったファブリシオはシャドーの一角を担った。

試合序盤、中盤にタレントを揃える川崎に主導権を握られるも、レッズは慌てることなく守備ブロックを敷いて、虎視眈々とカウンターを狙っていく。

7分、橋岡のカウンターから攻め上がった後、一旦DFラインまでボールを下げると、岩波が相手DFラインの押し上げに合わせて背後のスペースにボールをフィード。タイミング良く反応した武藤がフリーで抜け出し、落ち着いてグラウンダーのクロスを上げると、走り込んだ興梠が相手GKの頭上を越えるループシュートで、今季リーグ10得点目を鮮やかに決めた。興梠はレッズ加入後6シーズン連続、通算では7シーズン連続で二桁ゴールを達成した。

スコアの上では優位に立ったレッズだが、その後も試合展開は変わらず、ボール保持率を高めて攻撃を組み立てる川崎に対し、レッズは秩序の保たれた守備からカウンターを狙っていく。相手に決定機を作られるシーンもあったが、西川を中心に最後のところでゴールを割らせなかった。

1-0で迎えた後半、レッズは効果的なロングボールを使いながら、スピーディーな攻撃でチャンスを演出していく。柏木は積極的に長い距離を走りながら、自ら抜け出してシュートを放つなど、追加点に向けて攻撃のタクトを振るっていく。

橋岡の不用意なバックパスを小林に奪われて決定機を作られるなど、相手にリズムを完全に掴まれ出した67分、オズワルド オリヴェイラ監督は武藤に代えて阿部をピッチに送り出す。中盤に厚みを持たせて、相手に傾いた主導権を奪い返しにかかる。

70分、橋岡に代えて森脇が投入されると、80分には興梠に代わり李がピッチに送り出された。

森脇はカウンターから右サイドを抜け出してフリーでシュートを放つなど、懸命に追加点を目指すがゴールは奪えない。

苦しい時間帯を耐え抜いて迎えた90+3分、粘り強くボールを追い掛けて抜け出した李がペナルティーエリアで倒されてPKを獲得すると、ファブリシオがこれを冷静に決めて値千金の2点目を奪い、レッズはJ1通算400勝目を達成した。

次戦は8月5日(日)19時3分から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第20節 V・ファーレン長崎戦となる。

【興梠慎三】
「長い時間主導権を握られて、守備に回る機会が多かったですけど、粘り強く戦えたと思いますし、前半には自分にチャンスがあったので、冷静に決められて良かったです」

(先制ゴールのシーンについては?)
「武藤がフリーで中に入って、自分もフリーだったので、武藤からボールがきたときには時間がありました。どういうふうに打とうか考えて、普通に蹴っていたらGKに止められていたシーンだと思いますけど、冷静に浮かせて決めることができました。気持ちに余裕があったので、ループシュートという選択ができました」

(3試合連続ゴールで、流れの中のゴールも出てきたが?)
「中断明け何試合かはセットプレーでの得点しかなかったので、FWとして、もどかしさはありました。流れの中で点を取れたことで、チームも勢いづいたと思いますし、上位相手に結果を出せているので、それを継続していきたいと思います」

(これで10得点となったが?)
「もちろんうれしい気持ちもありますけど、チームが上位に行くためには、FWである自分が点を決めないといけないと思いますし、チームのためにハードワークしていきたいです」

(今後のリーグに向けて、今日の勝利はどういうものになるか?)
「チームとして非常にいい形だと思います。でも、次の長崎戦で負けてはいけないので、努力していかないといけないと思います」

(長崎戦は暑い中での連戦となるが?)
「両チーム、条件は同じだと思いますけど、自分たちはホームでできる強みがあるので、ファン・サポーターの応援の力を借りて、がんばっていきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

第19節 vs川崎「2-0で勝利し、J1通算400勝目を達成」 第19節 vs川崎「2-0で勝利し、J1通算400勝目を達成」 第19節 vs川崎「2-0で勝利し、J1通算400勝目を達成」 第19節 vs川崎「2-0で勝利し、J1通算400勝目を達成」

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ