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監督就任ついて、堀 孝史監督

30日、新たに就任した堀 孝史監督が、トレーニングマッチ後、メディアからの質問に答えた。

堀 孝史監督
「最初に、一番言いたいのは、5年半、2012年からミシャさんがここに来てくれて、そして一緒に仕事をできて、さまざまな経験をさせてもらいましたし、多くのことを学ばせてもらいました。それに対して、本当に感謝の気持ちがあります。そしてこういう、ミシャさんが契約解除になったということを考えると、当然自分にも責任がある中で、その責任を1人で負わさせてしまったという部分で、申し訳ない気持ちがあります。

実際、昨日の試合が終わってもまだ、ミシャさんと、ここからチームをどうにかしていきたい、どんどん上に上げていきたいという気持ちがあったんですけど、昨日の夜中というか、今日の早朝というか、そこでクラブの方からそういうことを打診されまして、自分の中ではさっき言ったように、ミシャさんと一緒に、というのがあったんですけど、それはかなわないというか、クラブが決断したということでした。クラブは続いていかなければいけないですし、チームは続けていかなければいけないという状況の中で、元いた場所というか、ほんの少しのことで今はこうなっていると思うので、どうにかまたそこに這い上がれるように、選手と一緒にやっていきたいと思っています。

選手たちにはさきほど、こういう苦しい状況の中で、本当の意味での競争をしながら、本当に戦う準備のできている人間でゲームをやっていこうと話しました。それは身体であったり、心の部分だったり、戦う姿勢、そういうものを本当に準備ができている人間で戦っていきたい、ということを伝えたので、選手たちも次の大宮戦に向けて、本当にやってくれるんじゃないかと期待していますし、やらなければいけないと思っています。それを他のスタッフと一緒に、いい方向に持っていきたいと思っています」

【質疑応答】
(基本的に、目指すサッカーは、ミシャさんが今まで培ってきたことを継続しながら、監督として、どういうふうに修正などをやっていきたいと考えているのか?)
「5年半やってきて、本当にいいものはたくさんあるという中で、それをゼロにしてしまうというのはもったいないというか、その部分はしっかり継承しつつ、1試合1試合を重ねれば、いろいろな課題も出てくると思うので、そういう部分を選手たちといい方向に向かうように進めていければと考えています」

(失点が多いことについてはどう感じているか?)
「失点が多いというのは自分たちも分かっていて、それをどうにかしようという取り組みもしてきたんですけど、なかなかこういう流れの中で、選手もそれがうまくピッチで表現できない部分もあったのかなと。固くなっているのか、気負いすぎなのか、それは分からないですけど、そういう部分はあったと思うので、選手たちと話しながら、続けていきたいと思います」

(自身が前回、2011年に監督をやられたときと比べると、フォーメーションだったり戦術だったりというところは変わってくるかもしれないか?)
「今まで、この5年半で、世間では数字を並べたシステムのことを言われますけど、それだけじゃなく、自分たちのスタイルというか、そういうものを確立してきたという中で、当然相手があってのことなので、そのときで変わってくることもあると思います。その辺のシステムということよりも、今まで自分たちがスタイルとして持ってきた部分というのを、継続していきたいと思っています」

(今日、ミシャ監督と話はしたか?)
「僕が言うのも変ですけど、最後まで、すばらしい指導者というだけではなく、すばらしい人間性を持っている方で、『これがサッカーの世界だ』ということを言いながら、『私の後にはあなたにやってほしい』というようなことを言っていただきました。ミシャさんとまったく同じようなことはできないかもしれないですけど、それを自分なりに、今までもミシャさんと話してきた中での、そうしたスタイルと、プラス、自分が感じてきたことをチームに落とし込んで行ければいいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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