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天皇杯 R16 vs 東京V「ファブリシオのゴールでベスト8進出」

22日、浦和レッズは熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で、天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦)、東京ヴェルディ戦に臨んだ。

レッズは、見事な連係からファブリシオが決勝ゴールを叩き込み、1-0でベスト8進出を決めた。

オズワルド オリヴェイラ監督は、GKに西川、DFに岩波、阿部、マウリシオを起用し、右ワイドに森脇、左ワイドに宇賀神、セントラルミッドフィルダーに柏木と青木を配置し、武藤とファブリシオのシャドー、興梠のワントップという布陣で試合をスタートさせる。

立ち上がり、レッズはしっかりとした守備ブロックを形成させ、連動した守備でボールを奪い、効果的なカウンターを仕掛けていく。状況に応じて攻撃に緩急を付け、落ち着いたボール回しから、武藤やファブリシオへの縦パスを起点にコンビネーションで相手守備網の攻略に掛かる。

前半13分には、左に流れた武藤のクロスにファブリシオが頭で合わすもゴールマウスを捉えることができない。22分には、柏木が角度のあるところからミドルを放つが、これは相手GK柴崎の好セーブに防がれる。そのプレーで得たCKも岩波が頭で合わせて決定機を迎えるが、ボールはゴール左に流れていった。

幾度かの決定機を決めきれずにいると、25分過ぎごろから、徐々に相手のプレッシングを受け、ビルドアップを妨害されてうまく前進できず、相手に決定機を与えてしまう。38分には右サイドを崩されてゴール前に鋭いボールを供給されるが、身体を張った守備でゴールを許さなかった。

0-0で迎えた後半、レッズは前半同様、前線から激しくボールを奪いにいくことはせず、ブロックを敷いて要所を締めながら相手の攻撃を受け止めていく。アラン ピニェイロや林といった推進力のある選手に対しては、マウリシオと阿部を中心に、タイトな守備で自由を与えない。

56分、オズワルド オリヴェイラ監督は森脇に代えて橋岡をピッチに送り出す。

64分、遂に試合が動く。岩波が左サイドに大きく展開すると、反応した宇賀神が中央に折り返し、そのボールが再び岩波に渡る。岩波は中央の興梠にピンポイントでアーリークロスを供給すると、興梠はそのボールを頭で落とし、反応したファブリシオが豪快な右足ボレーでゴールに突き刺し、先制に成功した。

均衡が破られ、試合が動き出した73分、興梠に代わり荻原がピッチに送り出される。ファブリシオがワントップの位置に入り、荻原と武藤の2シャドーが組まれた。

その後もドウグラス ヴィエイラを投入して攻撃の活性化を図る東京Vに対し、レッズは阿部を中心とした統率された守備ブロックで決定機を作らせない。荻原を加えた攻撃陣はギアを一つ上げ、追加点を奪いにスピーディーな攻撃を展開していった。

87分には武藤に代わり長澤がピッチに送り出され、オズワルド オリヴェイラ監督は交代枠全てを使い切る。

レッズはその後も安定した守備でファブリシオの1点を守り抜き、天皇杯ベスト8進出をつかみ取った。

次戦は8月26日(日)18時3分から豊田スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第24節 名古屋グランパス戦となる。

【ファブリシオ】
(今日の試合を振り返って)
「非常に厳しいゲームでした。もちろん相手も勝ちにくる中で、我々もハードに戦った結果、勝利で次に駒を進めることができて、大変嬉しく思っています」

(相手の守備を崩すために考えていたことは?)
「相手の守備陣は3バックでしたが、非常に突破することが難しかったです。その困難な状況下で、興梠選手が本当にうまく抜け出してくれました。彼との、できるだけ多くの連係を意識しながらプレーしていますが、今日の試合は、彼のすばらしいクオリティーが発揮された試合だと思います」

(自身のゴールを振り返って)
「背後からのボールに対して、興梠選手が非常にいい落としをくれました。本当に落ち着いてゴールを決めることができました。非常にすばらしい形で、理想的なゴールだったと思います」

(次節に向けての意気込み)
「タイトなスケジュールでチームとしてやっていますし、この連戦をいい形で乗り越えるためにも次節の結果が重要になってくると思います。極力、日数の少ない中でもしっかりリカバリーをして、次節に向けて準備していきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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