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全北現代モータース戦 試合後公式会見

AFCチャンピオンズリーグ2019 グループステージ MD3 全北現代モータース戦 試合後のコメント

【オズワルド オリヴェイラ監督】
「予想通り、非常に難しい試合となりました。すばらしい選手がそろっている、質の高い相手との試合でした。非常に競争力のあるチームです。立ち上がりの20分間は形をつくることができず、よくなかったと思います。でもその後、しっかりボールをつないで、相手にとって危険な場面もつくることができたと思います。

後半は立ち上がりからさらによくなったと思います。相手の陣地でボールを動かしながら、チャンスをつくりながら支配できていたと思います。レッズにとって、最も有利な時間帯で、我々が最も練習している形のひとつで失点してしまいました。あそこまで練習をしていて、このような形で失点するというのは、ミスとしか言いようがありません。

でも、サッカーではこういうことも起こります」

[質疑応答]
(1点を取られた後、取り返すプランはどう考えていたか?柴戸選手から交代したが、汰木選手や杉本選手を最初に入れるプランはなかったか?)
「後半は中盤を支配することができていましたけど、少しずつセカンドボールを拾われるようになっていたので、柴戸を投入することは失点する前から決めていました。そして柴戸を準備している最中に、失点をしてしまいました。

あとのふたつの交代は、より攻撃的に行くためでした。途中で相手が少し、より守備的な形に切り替えてきましたので、センターバックを一人減らして、FWを一人増やすということも行いました。また、入ったFWが2回バーに当てるなど、形はできたと思いますけど、最終的にこの試合で追いつく、逆転するまでは至りませんでした」

(後半立ち上がりからよくなったということだが、前半の問題点をどのように捉えてハーフタイムに修正したのか?それと、すぐに再戦の機会があるが、どのように勝ちに行くか?)
「再戦までの間にたくさんの試合がありますので、まずはそこの責任を果たしたいと思います。次の試合までには、ファブリシオが戻ってくる可能性もあります。ですので、次の試合はまた違った物語になるというふうに思っています。

本日は立ち上がりの20分間の躊躇がよくなかったと思います。そして、少し不安を抱える20分でしたけど、その後はしっかりボールをグラウンダーでつなぎ、サイドでトライアングルをつくってコンビネーションを行い、ペナルティーエリアに進入することも、前半のうちにできていたと思います。

後半に入ってからは、ハーフタイムで修正を行ったということもあり、より落ち着いて流れをつくることができたと思います。選手たちも、よりマークを外すような動きを増やしたと思います。ただ、繰り返しになりますけど、たくさん練習をしている形の中で失点をしてしまいました。相手がそのようなプレーをしてくる可能性をもちろん我々は知っていたわけですけど、相手のプレーを止めること、インターセプトすることができませんでした。ただ、もちろん相手のレベルが高かったこともあります。交代で入ったアドリアーノは、アジリティーやスピードがある、質の高い選手だと思います」

(全北現代と対戦すると、いつもは空中戦でやられるイメージがあり、今日もベンチに背の高いFWがいたが、その選手ではなくスピードのあるアドリアーノ選手が出てきたのは想定内だったのか、それとも少し驚いたところがあったのか?)
「もちろん、相手のチームには背が高くて強い選手がいますので、ロングボールを多用する特徴を持っていますけど、本日は(リカルド)ロペスや20番(イ ドングク)、彼らの空中戦でのマークなどの対応に追われる立ち上がりだったと思います。少し躊躇する中でそのような形になったんですけど、その後はよりゲームをコントロールできるようになりました。しかし、そこで相手がアドリアーノを投入することによって、チームの特徴を変えたと思います。彼が入ることによってより攻撃的な形になりましたけど、もちろんひとつの可能性として想定はしていました。ただ、練習もし、ミーティングでも話した形の中で、相手の質の高さに対応できなかった部分があったかもしれません」

(20分から25分くらいが大きな変更点で、それ以降はおっしゃるように、レッズは自分たちのサッカーができるようになった。負けたのは仕方ないが、内容はポジティブだったのでは?)
「その通りです。チームが努力することによって、発展する部分はあると思います。相手の質は、私たちが最近内容が悪くて結果を残せなかった試合の対戦相手より、高かったと思います。そしてその相手に対し、いい内容でプレーすることができたと思います」

(最初は選手が躊躇して相手にペースを握られ、それが20分ごろに変わったのはその通りだと思う。それは、選手のメンタルが変わって相手を恐れなくなったのか?そしてペースを握った後、後半に向けてはどういう修正をしたのか?)
「私の答えはまず、うなずきです。完全に、お言葉に同意します。ハーフタイムに言ったのは『勇敢にプレーしなさい、果敢に挑みなさい』ということでした。そして後半は、さらに姿が大きく変わったと思います」

(躊躇する、という言葉を随分使っていたが、相手のプレッシャーが激しい時間帯にすごく弱気だったのは、普段Jリーグで経験するより相手のプレッシャーが激しかったということなのか、それとも別の精神的要因があったのか?)
「人間には波がありますので、本日起こったようなこともあり得ると思います。そしてなぜそうなったのかということは、今の私には答えることはできません。ただ、前半のうちに、最初は躊躇していた岩波選手に対し、ベンチの近くにいましたので『ボールを運べ、持ち出せ、イニシアチブを取れ』ということを言い続けたところ、そのようなプレーが出るようになりました。このように背の高いチームに対し、興梠を空中で競らせるプレーだけになってしまってはいけません。そういうプレーができるようになってから、流れるようなトライアングルからのコンビネーションやオーバーラップ、武藤がペナルティーエリアに進入する、そういった場面が出てきたと思います。ハーフタイムにはさらにその部分を強調して指示を出したところ、後半はドリブル、トライアングルなどの部分がさらに出てくるようになって、ポストに当てるような場面もあったと思います。ただ、みなさんもおっしゃったように、内容が結果として表れないこともあります。

バスが出発するから行きますけど、そうじゃなければ、ずっとお話をしていたかったです。みなさんの質問にお答えできることを光栄に思っています。

勝ったときは祝うためにすぐ帰りたいんですけど、負けたときは、いろいろなものが悪い雰囲気の中で見えなくなってしまうことがあると思いますので、そういうときこそ説明をしたいと思います。

次の試合はぜひ勝ちに行きたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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