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ナビスコカップ決勝トーナメント進出を決める

28日、浦和レッズは敵地・山梨中銀スタジアムにて、ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第6節・ヴァンフォーレ甲府戦に臨んだ。2006年7月以来8年ぶりとなった甲府でのゲームで、レッズは那須と梅崎のゴールで2-1と勝利を収め、ヤマザキナビスコカップ予選リーグ・グループBの2位以内を確定させ、準々決勝進出を決めた。

白の2ndユニフォームに身を包んだレッズは、右アウトサイドに関根が入り1トップ2シャドーは興梠、矢島、柏木でスタート。盆地特有の暑さも日が暮れるころには抜け、涼しい風が吹き抜ける中を山梨に駆け付けた1,000人を超えるファン・サポーターの声援を受け、19時3分に甲府ボールでキックオフされた。

立ち上がり、甲府の前線がプレスに出る構えを見せたもののレッズの後方は落ち着いてボールをつなぎ、リズムを作っていく。そして8分、レッズはセットプレーから先制点を奪う。右サイドを関根と柏木がワンツーで突破してコーナーキックを得ると、柏木の左足から上がったボールは那須の頭にピタリ。那須の今季公式戦初ゴールとなるヘディングシュートが決まり、1-0とした。

オープンな展開になった前半30分過ぎからは、両チームが決定機を迎える。レッズは青木のパスをゴール前で受けた興梠が、胸トラップから反転して左足ボレーを放ったが、相手GK荻の好セーブに合った。逆に、ミスから相手選手がGK加藤と1対1になるピンチが2度あったが、判断よく飛び出した好セーブでしのぎ、レッズの1点リードで前半を終えた。

後半立ち上がりの53分、盛田が右サイドからグラウンダーで中央へ入れたボールをクリスティアーノに合わせられ、同点ゴールを許してしまう。ミシャ監督は矢島と青木に代え、李と啓太をピッチに送り込み、李が1トップ、興梠がシャドーに入った。

ともに公式戦3連勝中と好調を維持し、勝てば予選リーグ突破が決まるグループ1位と2位の直接対決とあって、集中力の切れない拮抗したゲーム展開が続く。ともに縦パスに対して厳しい守備を見せ、1-1のまま試合は膠着状態に入った。

そんな中で迎えた74分、右サイドをドリブルで持ち運んだ関根がボールを中央へ入れると、李が相手と競りながらシュート。こぼれ球を李が左へ流すと、走り込んだ梅崎が左足を振り抜き、鋭いシュートがサイドネットへ突き刺さり、2-1とリードを奪った。

直後にミシャ監督は関根に代えて永田を投入。森脇を右アウトサイドに出し、永田が右のセンターバックに入った。残り時間、同点ゴールを狙いにくる甲府に対し、レッズは最終ラインを中心に厳しく体を寄せて決定機を作らせない。サイドからのクロスもGK加藤が判断よく飛び出して処理した。

アディショナルタイム4分の甲府の猛攻にも耐え、このまま2-1でタイムアップ。試合後には決勝ゴールの梅崎への大きなチャントも響き渡り、ファン・サポーターと喜びを分かち合った。

レッズの次戦は中3日で6月1日(日)。ナビスコカップ予選リーグ第7節名古屋グランパス戦は、ホーム・埼玉スタジアムで15時にキックオフされる。

【那須大亮】
「先制の場面は、陽介が真ん中を越える良いボールを蹴ってくれたので、走り込んで合わせるだけ、という感じでした。今季やっと1点取れたので、続けて取りたいと思います。

先制点が取れて良い展開が続いたんですが、前半残り15分ぐらいから押し込まれる展開があって、どうにかしのぎ切ったのですが、後半に失点をしてしまったので、それ以降は失点しないように、気を付けていました。勝ち越し点を取ってくれたので、あとは集中して守るだけでした。それでも自分たちの攻撃の形を作りながらというのを意識していたので、引きすぎないようにしていました。

甲府の攻撃は真ん中にターゲットがいるので、左右にボールを散らされたときに、中のマークが非常に重要になってきましたし、それは集中して意識していました。

最後の名古屋戦も集中力を切らさず、相手も高いモチベーションで来るので、負けないようにしっかり勝って中断を迎えたいと思います。原口と一緒にやれる最後の機会だと思います。原口には成長してほしいですし、期待もしています。頑張ってほしいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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