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オズワルド オリヴェイラ監督 C大阪戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 第4節 vsセレッソ大阪 試合後のコメント

「予想通りの試合になりました。非常に難しい試合でした。セレッソ大阪(C大阪)は、すべてのポジションに非常に質の高い選手がそろっている、いいチームだと思います。それに持ちこたえるためには、私たちもしっかりがんばらないといけないということは、試合前から分かっていました。

この前の水曜日のアウェイゲームから、選手たちがしっかり学んできたことが見られました。アウェイゲームでレベルの高いチームと対戦し、それに持ちこたえるという姿が本日もありました。直近の3試合無失点でしたし、このアウェイでの難しい3連戦を乗り切ることができました。相手チームも水曜日に試合がありましたけど、少し選手を入れ替えながら私たちより休めている状態で戦っている中で、勝利を収めることができたのは、選手たちのおかげだと思います。選手たちをたたえたいと思います。

ひとつ、非常に重要なことをここで強調したいと思います。それは、興梠慎三の仲間意識、チームに協力する姿のことです。北京でもシステムを途中で5ー4ー1に変えましたけど、彼が前にもう1人のFWを置いて、がんばって中盤に戻ってプレーしてくれました。そして本日の試合でも、チームの中で最も重要な存在の一人なのにもかかわらず、PKを(杉本)健勇に譲りました。この1点が、レッズでの健勇にとって、非常に重要な1点だということを認識して譲ったのだと思います。12年前に、彼がプレーし始めたころから関われていることを誇りに思っています」

[質疑応答]
(監督は一昨日の会見で、「杉本選手が出るとしたら、その力が彼にあるからだ」と言っていたが、今日、彼が結果を出したことは、彼にとってどんな意味合いを持つか? また、「古巣相手だから」というのは、本当は気持ちの中にあったのか?)
「健勇が長年C大阪でプレーしていたのは事実であり、そのことはもちろん考えました。でも考えたことは、精神的に不安定にならないかどうか、というところでした。長年、とあるクラブでプレーしている選手がそこから出て、初めて(古巣と)対戦するときに、精神的に少し不安定になることがあるからです。ただ健勇は北京でいい姿を見せてくれましたので、本日の対戦相手がバルセロナであってもC大阪であっても、同じように使っていたと思います。古巣相手だったから使った、ということではありません」

(監督が交代カードとして送り出した山中選手とマルティノス選手が逆転につながるプレーを見せてくれたことになったが、短いプレー時間で彼らが監督の期待に応えてくれたことについては?)
「練習でも、左サイドで山中とマルティノスはよく絡んでいますし、二人ともスピード、パス、クロス、シュート、そういうものを持っている選手たちです。ですので本日は、二人を同じサイドに入れれば形ができるというふうに期待しました。そしてそれが勝利につながることを期待しました。2回とも右サイドから左へのサイドチェンジという流れからきましたけど、マルティノスの非常にいい動き出しからひとつのチャンスが生まれましたし、山中の精度の高いフリーキックから、もうひとつのチャンスが生まれました」

(1人目の柴戸選手の交代について、後半9分と比較的早い時間であの位置に投入した意図、理由は?)
「ソウザ選手が私たちのバイタルエリア、ペナルティーエリア前のところでプレーを展開するような場面がいくつかあったので、柴戸を投入しました。長澤選手の疲れの影響があったからなのか、あまりプレスが効いていなかったところで、ゲームメーカーでありパサーであるソウザ選手を抑えるために、柴戸を入れました。フレッシュな状態の彼を、エヴェルトン・柏木と中盤の守備をさせるために入れました」

(このあとは少し中断期間があるが、この期間に強調して取り組みたいことは?)
「ファブリシオは4月にしか戻ることができませんけど、今私が一番心配していることは、青木と武藤がいつ復帰できるのかです。できるだけ早く復帰してもらいたいと考えています。本日は勝利を収めることができましたけど、彼らの不在はいまだに響いています。

そして終わる前に2点、私の方からお話ししたいと思います。本日のレフェリーのパフォーマンスはすばらしかったと思います。プレーを近くでしっかりと見ていましたし、注意深い判定を下していました。ただ、前半のうちに2回ほど、C大阪の選手がスローインを入れるときに、ラインを踏んで少し体がピッチの中に入っているような状況がありました。C大阪のスローインは私たちにとって非常に危険なプレーですが、その2つは見逃してしまったのかなと思います。

もうひとつは、本日は勝利を収めましたけれども、このことは指摘したいと思います。一度、センターサークルの近くでマルティノスがファウルをされて、逆に私たちのファウルになってしまった、相手のフリーキックになってしまったという場面がありました。そこからC大阪の決定機がひとつ生まれています。

そしてもうひとつ言いたいことは、監督が負ける試合というのはあります。そして、監督が勝たせる試合、監督のおかげで勝った試合というのは少ないと思います。でも本日は、監督の勝利にできたかなと思います。ありがとうございました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

オズワルド オリヴェイラ監督 C大阪戦試合後会見

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