17日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017 決勝 第1戦 vsアルヒラルの試合前日の公式会見がリヤド市内のホテルで行われた。アルヒラルからはラモン ディアス監督とオサマ ハウサウィ選手が出席し、明日18日(土)の試合に向けて意気込みを語った。

【ラモン ディアス監督】
「明日はとても大切な試合になります。私たちは準備はできています。今日まで多くのトレーニングをしてきました。普通の試合と決勝は違いますから、難しい試合になるかもしれません。

選手の体力やチームの団結力もとても大切なことです。浦和はすばらしいチームで、良い試合をしますが、アタック、チャレンジを多くすることで、我々にチャンスが多く生まれる思います」

【オサマ ハウサウィ選手】
「すべての選手が明日の決勝が大切だと分かっていますし、しっかりと準備ができています。明日の試合は90分ですが、180分の試合として考えたほうが良いと思っています。多くのサポーターにポジティブなサポートや応援をしてもらいたいです」

[質疑応答]
(明日の大切な試合は努力をしている選手を出場させる予定か？)
ラモン ディアス監督
「明日は90分の試合ですが、もう1試合あります。間違うとタイトルを取ることができないので、集中しなければなりません。私たちは浦和レッズの試合をよく見ています。浦和のサッカーは日本の代表的なもので、とてもレベルが高いです。決勝の試合ですし、アルヒラルにとっては難しい試合になるでしょう。我々はゴールを決めるために多くの戦術を使います。私たちのホームゲームで試合を支配できるようにがんばらなければいけません。アルヒラルはホームでは常に100パーセントの力を出します。サポーターの後押しも必要です。日本はすばらしく、Jリーグはすばらしいリーグです、日本のサッカーも良く知っているので、浦和レッズの試合は難しい試合になると思います」

(ディアス監督の戦術はワントップのスタイルだが、6万人のサポーターが来るのにもっと攻撃的にしないのか？)
ラモン ディアス監督
「アルヒラルのスタイルはいつもボールをコントロール、ポゼッションを重視しています。ワンストライカーにすることで、ポゼッションがしやすくなると考えています。明日の決勝で一番大切なことはボールを支配することです。日本のJリーグは点を取ることが好きで、オフェンシブなサッカーです。アルヒラルはボールを支配できれば、明日の試合は我々の試合になるでしょう」

(アルヒラルはタイトルを得るために何が欠けているか？)
ラモン ディアス監督
「アルヒラルはすべての大会でチャンピオンになれる力を持っています。ただし、我々には運と強いメンタルも必要です。明日は集中して、人生で一度きりのチャンスを逃さないようにしないといけません」

(アルヒラルは決勝に向けて準備ができていると思うが、メンタルの部分などどのように決勝に向けて調整してきたのか？)
ラモン ディアス監督
「準備はいろいろな面でできています。代表選手に選ばれている選手などはこの状況やプレッシャーに慣れていると思います。最近の試合で傷んだ選手もいますが、良い形で試合に臨めると思います。ここにいるキャプテン含めて、この決勝に必要なものを分かっていると思います」

(ACLで今まで負けていないのはなぜなのか？)
ラモン ディアス監督
「すべての試合で集中して、私たちのスタイルで私たちの試合ができているからだと思います。すべての選手が良いメンタリティを持ち、試合に臨めているからこそ良い結果がついてきているのでしょう。浦和はすばらしい試合をしますが、180分の試合と考えて良い結果がついてくるようにベストを尽くします」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】