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アウェイ無失点勝利で連勝を飾る

23日、浦和レッズはデンカビッグスワンスタジアムでアルビレックス新潟とのJリーグ第25節のアウェイゲームに臨んだ。レッズは前半に興梠が先制点を挙げると、後半には森脇が追加点。敵地で2-0の勝利を収め、勝ち点を53に伸ばした。

前節の柏レイソル戦から中2日の日程で臨むこのゲームに、レッズは両ワイドの選手を入れ替えて臨んだ。右サイドに関根がリーグ戦8試合ぶりにスタメン起用され、左サイドは梅崎が務めた。

秋晴れの青空の下で14時31分に新潟ボールでキックオフされたゲームは、レッズに対して新潟がシステムを合わせ、マンツーマンに近い状態でプレッシャーを掛ける展開になった。これに対しレッズはプレスを受けてもしっかりとボールを動かしてかいくぐる姿勢を見せる。1対1の局面が多く、相手を1人外した瞬間に数的優位が生まれてチャンスにつながった。

レッズは相手を自陣に引きこんだ後のロングボールも効果的に使いながら攻撃を組み立てる。22分には右サイドで相手との駆け引きで抜け出した関根へ阿部から長いサイドチェンジが通る。関根がダイレクトで中へ折り返すと興梠が走り込み、この試合でJ1通算250試合出場のエースが、シーズンの得点を2ケタの10点に乗せる先制ゴールを挙げた。

失点した新潟はレッズの前線の3人にタイトなマークを続け、前線ではシンプルなパス交換で攻撃を繰り出した。ワンツーで最終ラインを突破される場面やサイドを崩される場面もあったが、GK西川が出足良く飛び出してセーブ。チャンスの数は新潟の方が多い苦しい展開ながら、前半を1-0とリードして終えた。

ハーフタイムにミシャ監督から「気持ちで負けないよう守りに入るな」と指示を受けたレッズは、立ち上がりに追加点を奪う。関根が中央に走り込んでできたサイドのスペースで阿部からのロングボールを受けた森脇が、相手を1人かわして左足で蹴り込み追加点。2-0とリードを広げた。

その後は新潟にボールを支配され、度々ゴール前まで入り込まれる苦しい時間帯を迎える。新潟が4-4-2にシステムを変えると、ミシャ監督は興梠を下げて青木、啓太に代えて永田を投入し、後方の強度を高めた。守備に追われる時間が長くなる中でも最終ラインは安定感を取り戻し、新潟に大きなチャンスを与えることなくゲームを進めて2-0で勝利した。

タイムアップ直後には守備陣が円陣を組んでハイタッチし、無失点で終えた喜びを分かち合った。新潟へ駆けつけたファン・サポーターからも選手たちに大きな拍手が送られ、勝ち点3の喜びを共にした。

レッズは中3日でアウェイゲームが続き、次節は27日(土)のセレッソ大阪戦。試合はヤンマースタジアム長居で19時にキックオフされる。

【興梠慎三】
「新潟がホームということで運動量が多く、なかなか崩すのが大変でした。少ないチャンスをものにできたことが勝ち点3を取れた要因だと思います。内容的には自分も含めてミスが多かったので、それを課題に次の試合に向かいたいと思います」

(新潟が前からプレスに来た印象だが?)
「マンマーク気味に全部ついてきたので、一人一人の運動量が多くないとなかなか崩せない場面が多くありました。中2日という同じ条件で臨んだんですが、勝った中でも内容的には負ける部分もあったという気持ちもあります。ただ、数少ないチャンスを決められましたし、残り9試合で内容の悪い試合もあると思います。そこを踏ん張って、勝ち点3を取り切ることができれば優勝につながると思います」

(自身のゴールシーンについては?)
「サイドから崩すのはミシャのサッカーで課題になっているので、それをうまく突けたと思います。関根からダイレクトでボールが入ってくるのを信じて飛び込むだけでしたけど、入って良かったと思います」

(これで今季10得点目になったが?)
「数多いゴールチャンスの中で10点しか決め切れていないことに物足りなさはありますけど、自分自身最低限の課題だったシーズンの2ケタゴールを達成できて良かったと思います」

(次節はセレッソ大阪戦だが?)
「セレッソもなかなか勝ち切れない試合が多いですが、そういう意味でも一人一人が戦う気持ちで負けないようにしたいです。自分たちは首位にいますので、2位にいるチームとの差を広げるためにも勝ち点3が必要です。一戦、一戦しっかりと戦っていきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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