NEWS
2026/27シーズン 新加入・復帰選手会見
7月5日、埼玉スタジアムで行われた「REDS START DAY 2026/27」にて、今シーズンより新加入・復帰する選手の記者会見が行われた。
まず、堀之内 聖スポーツダイレクター(SD)と池西 希テクニカルダイレクター(TD)から、今季の補強の狙いや新加入選手の特長などについて説明が行われた。
【堀之内 聖SD】

「今シーズンの編成については私と池西が中心となり、チームの方針、補強戦略について議論しながら進めて参りました。特に私のほうはチーム全体の方針、そして最終的な意思決定者となり、池西はそのチーム方針に基づいて候補選手の選定・評価といった実務的なところを進めてくれました。最終的には2人で移籍交渉に臨み、選手の獲得というプロセスを進めて参りました。
新体制となった今シーズンも、チームの土台となる考え方としては『凡事徹底』という言葉を掲げています。そのために我々が選手に求めるものとしては、自らが成長でき、仲間も成長させることができる選手、ということに主眼を置いて、選手獲得を行ってまいりました。
また、編成という意味では、多くの選手を集めるのではなく、一人ひとりの選手の能力を最大化させるため、例年に比べるとやや少ない人数で編成を組んでおります。それについては先ほどの会見でもありましたが、U-21チームが新たに発足することも念頭に置いてのものとなります。
やはり、強いチームを作る上では自らが成長し、仲間にもいい影響を与え、お互いが成長し続けられる選手たち、集合体が必要と思っており、この編成を進めて参りました。
選手個々の特長については、この後池西からみなさまにご説明させていただきたいと思います」
【池西 希TD】

「みなさま、こんにちは。改めまして、浦和レッズTDの池西と申します。
今、堀之内からチーム全体の編成に対しての考え方について説明がありましたが、私も改めて、いい選手たちに集まっていただいたと思っておりまして、個々人の特長、そして獲得した狙い・背景について、少し長くなるかもしれませんが、一人ひとり、私たちの期待や思いを込めて説明していきたいと思います。
水沼宏太選手につきましては、堀之内からも説明がありましたが、選手が自ら成長し、いい刺激を仲間に与え合うことができるという基準において、これ以上ない選手に来ていただいたと思っております。堀之内と私が水沼選手の獲得にあたる面談をした際に、印象的なフレーズとして、私たちの目を見てまっすぐに『僕はまだ成長ができる。浦和レッズでもっとうまくなりたい』と言った言葉は、心から胸に響きました。自らがまだまだ成長したいと思っている強い気持ち、そして彼が元々持っていたパーソナリティー、それは誰に聞いても、どこのチームにいても発揮していたパーソナリティーを、ぜひ浦和レッズでも発揮してもらいたいと思い、来ていただきました。また、彼は数多くのチームに所属してきましたが、多くのチームでタイトルを獲ってきています。セレッソ大阪、横浜F・マリノス、そして直近のAリーグでもリーグチャンピオン、カップチャンピオンになっております。そういうタイトルを獲ってきた選手が今の浦和レッズに必要だと思い、獲得させていただきました。
南野遥海選手の今回の獲得にあたっては、南野選手はまだ年齢は22歳、プロとしても2種登録を含めて5年、実際だと4年間ですが、J3・J2を含めて、既に100試合以上の出場経験があります。直近では明治安田J1百年構想リーグで7ゴールを挙げていて、名実共にJ1リーグで結果を出せる選手ということを証明してくれています。浦和レッズとして、先ほどU-21チームの記者会見や先ほどの説明でもありましたが、やはり選手が成長し、若い選手がピッチに立ち、海外に羽ばたいていくというところも含め、私たちは南野選手に期待を込めて、獲得させていただきました。獲得にあたる面談では、堀之内、私、そして曺 貴裁監督にも面談に入ってもらい、彼自身に対して私たちが持っている期待を伝え、彼がそれに応えてくれ、今ここにいます。本当に素晴らしい選手とプレーできること、そして闘えることを本当にうれしく思います。
林 幸多郎選手につきましては、実は私が2つ前のクラブである横浜FCに所属していた際に明治大学から獲得した選手です。また同じチームで戦えることを本当にうれしく思っています。彼も百年構想リーグを含めて3年半で100試合以上のプレー経験があります。1年目から30試合以上に出て、2年目、3年目も30試合以上プレーしています。そしてFC町田ゼルビアではACL(AFCチャンピオンズリーグ)も戦い、非常に過密でハードな日程の中、基本的にはベンチに入り続けて多くの試合に出場し続けています。そういうフィジカル面だけでなくメンタル面の強さも含めて、彼に期待をかけ、今回声をかけさせていただきました。もちろん彼が持っているロングスローもひとつの武器ではありますが、彼が持っているパーソナリティー、献身的で真面目な姿勢は今の浦和レッズに必要だと思い、今回声をかけさせていただいたというところです。また一緒に戦うことができて、個人的にもうれしく思っております。
福井光輝選手はセレッソ大阪から来ていただきました。前シーズンのGK4人のうち、今シーズン残ったのは西川周作選手のみで、残りの3選手は入れ替わりましたが、昨シーズンや過去からも含めて、GK陣のさらなるレベルアップ、入れ替えはクラブとして必要だと思いました。西川周作という素晴らしい選手がいる中で、その選手に匹敵、そしてそれを超える可能性がある選手もやはり必要ということも含めて、昨シーズンにJ1リーグで30試合出場している福井選手に来ていただけないかと思い、今回声をかけさせていただきました。実際、百年構想リーグではなかなか出番がなかったのですが、そういう中でもチームにおいて正しい、そしてチームが勝つにふさわしい振る舞いをしているところも含めていろいろなところから情報を集めまして、今回福井選手にオファーをさせていただきました。福井選手と一緒に戦えることを、大変うれしく思っています。
新井栄聡選手は、FC町田ゼルビアから来ていただきました。新井選手も百年構想リーグではなかなか出場機会がなかったのですが、GKを入れ替えていくとなった中で、どういうGKに来てほしいか、どういう人間に来てほしいかを考えました。福井選手同様ですが、チームに対してポジティブなパワーを、そして、当たり前ですけど常に試合に出ることにトライし続けるGKがいないかと考え、そのときに新井選手の名前がリストに挙がり、いろいろな人から情報を集めた中で、町田のロッカールーム内で『彼がいたから今のチームは前に進んでいるんだ、うまくいっているんだ』ということを町田の選手が言っている映像を見ました。ああいう生の映像を見ると、本当に彼が今の私たちにとって必要な選手ではないかと考え、今回オファーをさせていただきました。またリリースにもありましたが、彼は埼玉県出身で、浦和レッズと共にサッカーをはじめ、成長してきた選手だと思っています。そういう選手と浦和レッズで戦えることも私たちにとって大きなことだと思い、声をかけさせていただきました。新井選手と共に戦えることを、大変うれしく思っています。
笹 修大選手は、FC今治から来ていただきました。彼は今シーズンが(プロとして)2年目の途中というところですが、私が彼を初めて見たのは彼がルーキーイヤーのJ2開幕戦で、彼はその試合でJリーグデビューしています。私はたまたまその試合を生放送で見ていました。高卒1年目、まだ2月なので高校も卒業していないタイミングで既にチームに合流し、おそらく12分くらいの出場なんですけど、0-1の状況からなんとかチームを勝たせようとアグレッシブにプレーしている姿を見て、素晴らしい選手だなと思い、自分は昨年まで違うチームにいましたけど、ずっと追いかけ続けていた選手でした。今回の百年構想リーグでは、元々出ていたポジションではない左サイドバックで多くの試合に出場し、その前は3バックの右もやっていたり、昨シーズンはトップ下、ボランチでプレーしたりと、19歳ながらJ2でもう40試合近くプレーしているところも含め、ウチのチームに来ていただいて、今ここにいる選手や既存の選手たちと共にポテンシャルをどんどん伸ばせる可能性があるのではないかと期待し、声をかけさせていただきました。オファーをして早い段階で回答してくれて『私たちと共に戦いたい』と言ってくれました。まだまだ若いですけれども、そういう意志の強い選手だというところも含め、心から期待したいと思っています。笹選手と一緒に戦えてうれしく思っています。
堀内陽太選手は浦和レッズのアカデミーから昇格して浦和レッズでプレーし、直近はFC琉球でプレーして、今回はレンタルバックという形で復帰してくれました。彼は今、コンディションのところで万全にサッカーができる状態ではないというのは、みなさんにもリリース等で認識していただいていると思いますし、今日も別メニューで活動しております。彼がユースから昇格し、この浦和レッズではまだ活躍して結果を残せていない、そしてまだ今はプレーできる状況ではないですけど、自分が他のチームにいたときに彼の印象を聞いたら『彼は誰からも応援される選手だよ』と、彼の素晴らしいパーソナリティーと確かなポテンシャル、そこにみんなが期待しているという声を自分は聞いていますし、FC琉球、栃木SCでのプレーも含め、自分たちは彼に大きな期待を寄せています。今は少しコンディションが整っていない状況でプレーできませんが、彼が復帰し、埼玉スタジアムのピッチで駆け回ることができるように、クラブとして全面的にサポートしていきたいと思っています。堀内選手と一緒に戦えることをうれしく思います。
最後に、工藤孝太選手です。私が前に所属していたギラヴァンツ北九州というチームの1年目のシーズンに、彼には浦和レッズから期限付き移籍という形で来てもらい、彼はそこで38試合中36試合でフル出場をして、翌年はファジアーノ岡山というJ1のチームに期限付き移籍をし、そこでJ1での出場機会を重ねてレンタルバックしてくれました。彼も、私としてはまたこのチームで一緒に戦えることをうれしく思っています。実際、彼も年齢はまだまだ若い中ですが、J3・J1と確かな出場機会を重ね、素晴らしい実績を挙げてここに戻ってきてくれています。浦和レッズのアカデミー出身ということも含め大きな期待を背負って、彼自身も強い決意を持ってここに戻ってきてくれたと思っています。ぜひみなさんも期待を寄せていただき、彼をサポートしてもらいたいと思っています。工藤選手と戦えること、本当にうれしく思っています」
続いて各選手から、加入・復帰に際して、自身の特長や決意が述べられた。
【水沼宏太】

「オーストラリアのニューカッスル・ジェッツから移籍してきました、水沼宏太です。まずは浦和レッズというクラブに加入することができ、本当にうれしく思っています。自分のキャリア、経験、学びを生かして、浦和レッズの勝利に貢献したいと強く思っています。
みなさんご存じかと思いますが、僕の父(元日本代表・サッカー解説者の水沼貴史さん)が浦和出身で、お墓だったり家族の節目だったりで集まるときは、浦和を何度も訪れています。そういうご縁があるこの土地の大人気のクラブに来られたことを本当にうれしく思っています。
とにかく自分の全てをかけて浦和レッズを強くしたい、その気持ちです。今年入ったみんなもそうですし、今いるチームメート、そしてスタッフ、浦和レッズに関わる全てのみなさんと勝利に向かって一緒に頑張っていけることを本当にうれしく思っています。よろしくお願いします」
【南野遥海】

「ガンバ大阪から加入しました、南野遥海です。僕のプレーの特長は、得点することだと思っています。それはJ3のときから、J2もそうですし、少しずつ得点という形で結果を残してきたと思っています。ただ、まだまだやらないといけないこともあると思っていて、それはチームのために走ることもそうですし、起点を作るようなプレーも必要だと思っています。それをこのクラブで、環境を変えてやりたいという思いから、浦和レッズというクラブに加入させていただきました。
僕がいたガンバ大阪もそうですし、浦和レッズというクラブはファン・サポーターがかなり多くて人気のあるクラブですし、結果も求められるクラブだと思っているので、そういうクラブで期待に応えられるような、そして結果も残せるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」
【林 幸多郎】

「FC町田ゼルビアから加入しました、林 幸多郎です。先ほど池西さんから紹介いただきました通り、ピッチ内外における真面目さ、勤勉さプラス、90分闘えるところを十分に生かして、浦和レッズの勝利に貢献したいと思います。よろしくお願いいたします」
【福井光輝】

「セレッソ大阪から加入しました、福井光輝です。アグレッシブにプレーして、結果で証明します。よろしくお願いします」
【新井栄聡】

「FC町田ゼルビアから加入しました、新井栄聡です。西川選手という偉大な選手の背中を見て、福井選手と西川選手と切磋琢磨して、浦和のゴールを守る男になれるように頑張ります。よろしくお願いします」
【笹 修大】

「FC今治から完全移籍しました、笹 修大です。自分の武器である球際やアグレッシブに攻撃参加する部分、そして気持ちで闘う部分は見せられると思います。歴史と伝統のあるビッグクラブでプレーできることを本当にうれしく思っていますし、熱いファン・サポーターのみなさんと自分のプレーはすごくマッチするものだと思っているので、埼玉スタジアムのピッチやその他のピッチで自分がJ1の舞台で活躍できるように頑張っていきます。よろしくお願いいたします」
【堀内陽太】

「1年半のレンタル移籍から浦和レッズに戻ってくることができました、堀内陽太です。僕自身、話にもあったようにまだ身体のほうがサッカーができる状態ではないですし、1年半辛いこともすごく多く、自分の思い描くような期間を過ごすことができなかったのですが、自分自身、サッカーの面でも人間的にもすごく大きく成長して戻ってくることができたと思っています。浦和レッズの強化部の方たちともいろいろ話してきて『もう一度浦和レッズに戻って再出発しよう』という言葉をかけていただいて、ここでまた勝負することを決意して戻ってきました。まずは早く、自分の身体を万全に戻して、これまで培ってきた経験や自分の成長をこのチームに還元して、勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います。このような状態でも自分がチームにプラスの力をもたらせることがたくさんあると思っているので、どんなときも自分のできる100パーセントを浦和レッズのために注いでいきたいと思います。これからまたよろしくお願いいたします」
【工藤孝太】

「お久しぶりです。3年半ぶりに浦和レッズに復帰することにしました、工藤孝太です。この3年半でさまざまな経験をして、自分自身で成長も感じることができました。僕自身、まだまだ浦和レッズで成長できると思っていますし、浦和レッズのためにまた赤いユニフォームを着て闘えることをうれしく思うと同時に、覚悟を持って帰ってきました。勝利に貢献できるように頑張ります、よろしくお願いします」
[質疑応答]
(新井選手にお聞きします。出身が埼玉県ということで浦和レッズは身近にあったと思うが、新井選手は埼玉のクラブでプレーすることがなかった。浦和レッズでプレーすることへの思いは? そして、浦和レッズでは西川周作選手がずっとゴールを守っているが、レッズで正GKを目指すにあたり、どういった努力や成長を考えているのか?)
新井栄聡
「自分は埼玉出身で、初めて見たプロの試合がレッズの試合でした。自分のお父さんと試合を見に行ったときは、いやいや連れていってもらった感じだったんですけど、そのときにレッズのゴールが決まった瞬間、サポーターの方たちと喜び合っているのを見てすごく感動したというか、『サッカーってこんなに素晴らしいものなんだ』というのを小さい頃に思ったのを、今でも鮮明に覚えています。
小さい頃から浦和レッズというクラブが埼玉にあるのを感じながらサッカーをしてきたので、そのクラブに自分が加入したということを今実感して、すごくうれしく思っています。
浦和のゴールを守る男になるために努力していくことは、自分は31歳の年になるんですけど、まだまだ絶賛成長期だと思っているので、いろいろなことを吸収していろいろな自分の武器も磨きつつ、自分の欠点もしっかり見つめ直して、ここからまた一段階一段階とさらにいい選手になって、いいGKになっていけることを毎日努力してやっていきたいと思います」
(堀之内SDか池西TDにお答えいただきたいが、オフの編成について、出場機会が少なかったわけではない選手がチームを離れているのは事実だと思う。そういう点で見て、どういう戦略、あるいはどういう判断の中でこういう形になってきたのか?)
堀之内SD
「今シーズンの編成に向けては、百年構想リーグ自体が6月の上旬に終わり、だいたい6月の末、または7月の上旬に新シーズンが始まるという意味では、1ヵ月もない編成期間がありました。昨年までと比べると、やはり12月の前後にシーズンが終わり、チームの始動が2月前後。その期間が約2ヵ月あるという意味では、シンプルに今までよりも期間が短くなっているという現状がひとつあります。
さらに言うとみなさんもご存知の通り、このシーズン移行に伴って、ウィンドー自体は9月の中旬まで開いています。一方で、今はワールドカップが開かれていることも考えると、実際にヨーロッパのマーケット自体がそこまで大きく動いていない現状もあります。ですので、もちろん移籍ウィンドーはこの後も続きますし、遅ければ8月の下旬、または9月の上旬まで続くものと考えています。
先ほどおっしゃっていただいた、移籍で入ってくる選手、または復帰してくる選手、そして出ていく選手のバランスという点においては、もちろん移籍交渉というものがありますので、我々が残ってほしいと思っていても出ていってしまう、また本人のキャリア、夢というものもありますので、それを支援する形というものもあります。なので、全てが我々のコントロール下にあるかというとそうではないのが、この移籍ウィンドーだと思っています。
その中で先ほども言った通り、私と池西が中心となり、もちろんスカウト部門やデータ部門、その他いろいろなスタッフと協力し、いろいろなことを想定しながら、もしもこの選手がいなくなったときにはこの選手がすぐにリストアップされている、そういった状況を常に作れたからこそ、ここにいる素晴らしい選手に加入してもらえたと思っていますし、また素晴らしい選手が成長して復帰してもらえたと思っています。そういった意味では、シーズン移行に伴って初のウィンドーとなっていますが、この体制はうまく機能していると思いますので、先ほども言った通り、まだ終わりではないですが、しっかり継続して進めていきたいと思っております」
(編成面では監督交代がシーズンの切れ目にあったが、クラブとしてやっていきたい部分と、監督がリクエストすることもあるとは思う。クラブの狙いと、監督のサッカーに合うかどうかはどのように考えていたか?)
堀之内SD
「その点については曺 貴裁監督としっかりすり合わせを行いながらやってきました。もちろん選手だけでなく、コーチングスタッフ、その他スタッフについても、どういう体制、どういう選手がいいのかは、できる限りクラブの方針・考えと、曺 貴裁監督のリクエストみたいなところをすり合わせながら実際に行ってきています」
(水沼選手に伺います。オーストラリアのAリーグを経ての浦和レッズ入りだが、オーストラリアで自分のどんなところがアップデートされたと思っているか?)
水沼宏太
「実際、僕自身としては初の海外挑戦だったんですけど、1年半行って、タイトルも獲ることができました。タイトルを獲るために何が必要なのかは、言葉が通じなくても日々の行動やコミュニケーション、ジェスチャーだったり、そういうもので巻き込むことができるんだなということが自分の中で分かり、それはものすごく自信になりました。
もちろん自分がどういう選手かを初めて会う外国人の選手に伝えるのは、海外に行ったどの選手もたぶんそれを最初にやっていると思いますが、その中で自分に経験があって年齢が上だったのもありますけど『とにかくみんなで目標に向かってやっていこう』と決めた中で、自分がどういう振る舞いをしたほうがいいのか。そして、自分にはまだまだ成長したいという気持ちがあるので、それを全面に出していけば、その本気と熱量はどの国に行っても変わらない、それは伝わるものだと思ったので、そうして巻き込んでみんなで成長していこう、『やっていこうぜ』みたいなものは、自分の中ですごく経験・自信としてできたので、それは浦和レッズに加入しても絶対に最大限生かせるなと、自分の持っているものを全部出したいという気持ちでいるので、そこはひとつ、めちゃくちゃ成長して還元したい、そしてまだまだ成長したいなという気持ちでいます」
(工藤選手に伺います。百年構想リーグでは怪我という情報もあったが、今の状態と、そういった難しい状況を経て、自分はどういうふうに成長したと感じているか?)
工藤孝太
「今の状態で言うと、いろいろな方の支えがあって、ほぼベストな状態が作れています。(怪我は)初めての経験だったのですごく苦しい思いをしました。一番は、やっぱり僕自身、サッカーがなければ本当にしんどいなと思いましたけど、成長した部分で言うと忍耐力がつきましたし、怪我をするとやらないといけないことがたくさん出てくるので、そういったことを日々しっかりやっていくところは、怪我の期間でしっかりできたという感覚はあります。そういったところが成長した部分かなと思います」
(各選手に伺います。ファン・サポーターからは何と呼んでほしいか、愛称などがあれば教えてほしい)
水沼宏太
「同じ名前がもう一人ここにいるので(工藤孝太)どうしようかなと思いますけど、僕はセレッソ大阪にいたときに同じ『こうた(藤本康太)』がいたので、2人いても呼ばれ慣れしてはいるので、『こうた』で大丈夫です。大丈夫?(工藤に向けて)・・・大丈夫そうです(笑)」
南野遥海
「僕も水沼選手と同じで『はるみ』で大丈夫です」
林 幸多郎
「『こうたろう』でお願いします」
福井光輝
「『こうき』でお願いします」
新井栄聡
「『よし』か『よしあき』でお願いします」
笹 修大
「自分は今治で、ファン・サポーターの人からは『ささくん』の愛称があったので『ささくん』だと結構うれしいです(笑)」
堀内陽太
「僕も変わらず『ようた』でお願いします」
工藤孝太
「僕も実はファジアーノで『こうた』が2人いて(河野孝汰)、さっき水沼選手が言っていたように『こうた』呼びは慣れているので、できれば『こうた』がいいんですけど、難しかったら上の名前でも大丈夫です」
(強化のお二人にお伺いします。ここ2シーズンほど、GKチームの技術力が非常に停滞、あるいは後退しているように見え、加えて今回は西川周作選手以外全員が入れ替わるということで再建も必要だと思う。今シーズン、そしてその先に向けて、GKの強化については?)
堀之内SD
「私自身、そのような印象は昨年のチーム、そして今のチームに持っていません。先ほど池西からも説明がありましたが、確かに期限付きで佐藤(瑠星)がモンテディオ山形へ移籍し、そして完全移籍で2人(牲川歩見、吉田 舜)がチームを離れました。そういった状況の中で今回は福井選手、新井選手という2人の素晴らしい選手に加入してもらったことは、西川周作選手自身にもまた新たな刺激になると思いますし、その3人が切磋琢磨することでさらなる高みに、GK陣のより進化した姿を私自身も楽しみにしていますし、みなさまにも素晴らしいGKチームを見せられるのではないかなと思っています」
池西TD
「補足させていただきますと、昨年いた4人のGKのうち、牲川と吉田は完全移籍をしました。もちろん先ほど堀之内からありました通り、クラブとしての意向と、彼ら自身のキャリア、思考みたいなところは全てクラブの思惑、考え通りにならないというところがあり、彼らのキャリアも含めながら話し合いをしてそうなったというところです。今回期限付き移籍で出た佐藤に関しては、やはり自分(池西TD)自身もJ3のクラブにいたときにGKをレンタルで借りたりとか、実際に工藤にセンターバックとして来てもらったりもしましたけれども、やはり試合での出場経験は何事にも変えられない経験というところで、今私たちのチームで出るというところと、実際J2のチームで、今回は山形ですけれども出るというところに関しては、どこがいいのかというのは全選手ですけれども、選手を中心において何をすべきか、僕たちはどうあるべきかということを堀之内と何度も話しながら、そういう決断をしたというところでございます。
そして、後ろにいる2人に関しては申し分のない選手が来てくれたと思いますし、それが西川選手にとっても良いきっかけになり、さらにGK陣がレベルアップするというところは、期待しているところです」
(選手全員に伺います。池西TDからみなさんの説明がかなり詳しくあったが、面談の中で必ず『2026/27シーズンの浦和レッズは曺 貴裁監督のもとでこういうサッカーをやっていく』という話があったと思う。池西TDの話の中で、レッズに来るにあたってどの部分が最も心を動かされたか?)
水沼宏太
「僕がお話しさせていただいたときには、僕のパーソナリティーやプレーをものすごく分かってくださっていて、浦和レッズがこれから強くなっていくためには本当に必要なパーソナリティー、必要な人間力だというところを言ってくださったのもあります。僕自身は自分がギラギラして、まだまだ成長したいという気持ちをプレー、ピッチで表現すれば、それがチームのためになるというのを、今までの経験上で分かっているところがあるので『自分のことを分かってくれている、それで自分がそのまま表現していいんだな』という気持ちになりました。
先ほどここで紹介していただいたときに、すごく感動して泣きそうになるぐらい、それぐらいの思いを持ってお話ししていただいたんだな、という気持ちにもなりましたし、改めて『やっぱり来てよかったな、絶対強くしたいな』、その気持ちで今はいます」
南野遥海
「僕は、やっぱりサッカー選手をしている上で、『欲しい』と言ってもらえることはとてもうれしいことですし、クラブからの熱量と、自分が目指しているサッカー選手としての目標、目指すべきところの方向性と熱量はかなり合うものだと思いました。求められていることについても、オファーをいただいて話をしたときの面談でも提示はあって、そこがマッチすると思ったので、このクラブのために戦おうという決断をしました」
林 幸多郎
「この会見でも何度も出ている『成長』というワードが僕の中では響いて、新しいこの環境で、もっと自分自身も選手として成長していきたいなと思い、このクラブに移籍することを決断しました」
福井光輝
「みなさんが思っている通り、歴史と伝統あるクラブでプレーできることを率直に考えて選択しました」
新井栄聡
「自分はJ1での出場数がない中で声をかけてもらって、その中で『自分の可能性を自分よりも信じてくれているんじゃないか』という熱い思いと、あとは自分の成長もそうですけど、チームを強くしたい、浦和レッズを強くしたいという気持ちがすごく伝わってきて、自分もそこに賛同したいと思ったのが決め手でした」
笹 修大
「今治のほうまで実際に足を運んでいただいて、直接話をさせてもらっていました。自分には本当に早い段階でオファーをいただいて、自分の若さやポテンシャルだったりを、すごく評価してくれて、『浦和レッズは2006年からリーグ優勝がない』という話もあり、『共に優勝を目指して戦ってほしい』という熱い思いを話していただいたので、そういうふうに自分が評価されていることをすごくうれしく思い、自分としては即決させていただきました」
堀内陽太
「僕は、基本的にはまずはサッカーというよりも、どう身体を戻していくかということをメインに話をさせていただいていました。やっぱり自分の慣れ親しんだ、今までずっと応援してきた浦和レッズに戻ってきて再出発できるように頑張っていこうと言ってもらえたりとか、最大限サポートして、もう一度プロとして活躍できるように戻ろうというふうに強く、熱く言ってもらえたことがひとつ大きな理由にもなりました。
あとは、ここにはいないんですけど、ウガさん(宇賀神友弥・強化担当)とも何度か話をさせていただいたときに、現状での試合出場数や結果だけを見たら、僕自身もそこは分かっている上で『やっぱり戻ることはできない』という中で、『どんな形であれ、もう一度戻ってこられるのはひとつの才能なんじゃないか』『ここで復帰してチャンスを生かすのもプロとして必要な力だ』というふうにウガさんには言っていただいて、いろいろな話を聞いた上で、もう一度ここで勝負したいという思いで戻ってきました」
工藤孝太
「僕は、百年構想リーグのプレーオフで浦和レッズと岡山が最後に2試合を戦ったということもあって、堀之内さんと池西さんとは直接話す機会がありました。その話の中で、僕自身、岡山での試合に出ているプレーを見ていただいた感想や評価をいただいていました。
まず、僕自身に『浦和レッズに帰ってきたい』という思いもありましたし、本当に浦和レッズのために戦いたいという気持ちもありました。また、3年半のレンタル期間の中で、本当に浦和レッズのユニフォームを着て戦えるのは当たり前じゃないということを強く感じましたし、そういった中でチャンスをいただけたので、帰ってくるという決断をしました」
(南野選手に伺います。ガンバ大阪からJ2、J3で経験を積んで、ガンバでも百年構想リーグでゴールを決めてと、ガンバ大阪でのキャリアを築くという世界線もあると思われた中で、レッズへの移籍を選んだ理由や、ガンバからレッズに来るというのも大きな決断だったと思うが、それを選んだ思いは?)
南野遥海
「先ほどの質問と似たような感じだと思いますけど、クラブからの熱量と、自分が目指しているものがマッチするというところはありました。サッカー的なポジションの話とか、自分が監督から求められることもそうですし、そういうところを考えて、自分の成長や目標に向かう、そこに一番近づくためにはこのクラブに来てプレーすることが一番だと思ったので、それが決め手です」
(堀内選手に伺います。百年構想リーグではFC琉球で半年間プレーして、ピッチの上では悔しい思いもたくさんしてきたと思うが、一方でFC琉球では平川忠亮監督のもとでやっていて、ピッチの外でもいろいろな刺激や影響を受けてきたと思う。どんな経験をしてきて、それを浦和レッズでどう生かしていきたいか?)
堀内陽太
「FC琉球は、ボールを保持しながら縦に速いサッカーを目指していました。僕自身、運動量や球際の部分を強みとしてやってきた中で、細かいポジショニングとか、どんな状態でも前を向いて縦パスを刺す、前に前進するプレーというのは、まだまだ足りない部分だなと個人的に感じていました。そこはFC琉球でプレーしてきた期間もそうですし、外から見てきた中でも要所要所で良い感触とか発見もあって、成長できた部分だと思っています。そういう前向きなプレーは、ボランチというポジションをやっていく上ではどこのチームに行ってもすごく必要なプレーだと思いますし、そこを今までの自分のプレーにプラスアルファで表現できれば、浦和レッズという大きなチームでもひとつ違いを出して活躍していけるんじゃないかなと思っています」
(林選手に伺います。ロングスローの美学は?)
林 幸多郎
「ワールドカップの舞台でもロングスローで点が入ったりと、フリーキックやコーナーキックと同じくらい脅威のあるものだと思っています。ここでも、求められたら投げたいと思います」
(水沼選手は浦和にお父さんのご実家があるということだが、親戚の方にはどんな声をかけられたか?)
水沼宏太
「僕の父方の親戚はこの辺にすごくいるので、みんなびっくりしていましたし、何よりも父がびっくりしていたかもしれないです。本当に喜んでくれましたし、縁があるんだなと。小さい頃から高校サッカーの選手権は浦和駒場か大宮かにいつも見に行っていましたし、年末年始はいつも浦和にいることが多かったので、そういう場所で自分がプレーをすることにはまだ実感が湧かないですけど、昔から今までつながっているんだなと思うことができたので、とてもうれしいです」
(選手のみなさんに伺います。ピッチに立ったら自分のこういうプレーを見てほしい、自分の武器はこれ、この武器でレッズの勝利に貢献したい、とイメージしていることは?)
水沼宏太
「僕は今までのプロのキャリアで、『唯一無二の選手だ』って自分で思いながら、自分らしくやっていこうとここまでプレースタイルを築いてきました。みんなと関わりながらゴールを目指していく、攻撃の選手なのでゴールを目指していくという中で、とにかくチャンスを作って自分が決定的な仕事をする、それを武器に今までやってきたところがあるので、そこは浦和レッズのために全力でやりたいと思いますし、ピッチの雰囲気が良くなったなと思ったら『あ、やっぱり水沼いるな。宏太がいるな』と思ってもらえるような雰囲気にもどんどんしていきたいと思っているので、そこは注目して見ていただけたらうれしいなと思っています」
南野遥海
「特にこの半年間なんですけど、やっぱり結果はみなさんお分かりの通り、大事だと思います。それが特に大事なんだと思った瞬間がかなりあって、一番ですとACL2で優勝したときの決勝戦なんかもそうですし、やっぱり結果が求められている、プロなのでそういう世界で生きていく上ではそこが一番大事だと思っています。僕はFWをやっていて、結果を決める一番の大きな仕事ができるポジションの選手だと思っているので、得点や結果に直結するようなプレーを出したいと思っていますし、そこを見てほしいと思っています」
林 幸多郎
「自分は90分、誰よりも走って戦って、そして周りの選手のストロングを最大限生かす。そのようなプレーで貢献したいと思っています」
福井光輝
「アグレッシブにプレーして、ハイボールに出てシュートを止めて、GKとしてフィールドのプラス1になれる仕事をしたいと思います」
新井栄聡
「チーム全員で協力してゴールを守るために自分が何をするかを常に考えて、相手チームからも自チームからも、そして観客のみなさんからも『新井が守っているんだぞ』というような存在感があるプレーをしていきたいと思っています」
笹 修大
「自分は走ることであったり球際であったり、空中戦だったり、そういう際のところを武器でやっているので、そういうところを出していきたいですし、今までにいろいろなポジションを経験して、そういうユーティリティー性も評価していただいているので、そこは浦和レッズでも発揮していきたいなと思います」
堀内陽太
「僕は今までと変わらず、球際やセカンドボールの回収、反応だったりとか、そういう部分を全面に特長としてプレーしてきました。この1年半、環境が変わった中でもそういうところを意識して取り組んできたので、そこは常に見てもらいたい自分の長所でもありますし、それにプラスアルファで、1年半で培ってきたポジショニングや前を向くプレー、あとは自分でゴールを奪うプレーも取り組んできたところではあるので、そこをしっかりと浦和レッズで発揮して、勝利のために貢献できたらと思っています」
工藤孝太
「僕はヘディングのところ、空中戦です。ロングボールを蹴られてもそれを跳ね返すところだったり、スピードにも自信があるので、カバーリングだったり前に出ていくスプリントだったりというところ、あとは左足のキックにも自信を持っているので、前線への攻撃の起点やロングボールのところでは見ていただきたいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
浦和レッズU-21チーム発足会見
曺 貴裁監督就任会見
まず、堀之内 聖スポーツダイレクター(SD)と池西 希テクニカルダイレクター(TD)から、今季の補強の狙いや新加入選手の特長などについて説明が行われた。
【堀之内 聖SD】

「今シーズンの編成については私と池西が中心となり、チームの方針、補強戦略について議論しながら進めて参りました。特に私のほうはチーム全体の方針、そして最終的な意思決定者となり、池西はそのチーム方針に基づいて候補選手の選定・評価といった実務的なところを進めてくれました。最終的には2人で移籍交渉に臨み、選手の獲得というプロセスを進めて参りました。
新体制となった今シーズンも、チームの土台となる考え方としては『凡事徹底』という言葉を掲げています。そのために我々が選手に求めるものとしては、自らが成長でき、仲間も成長させることができる選手、ということに主眼を置いて、選手獲得を行ってまいりました。
また、編成という意味では、多くの選手を集めるのではなく、一人ひとりの選手の能力を最大化させるため、例年に比べるとやや少ない人数で編成を組んでおります。それについては先ほどの会見でもありましたが、U-21チームが新たに発足することも念頭に置いてのものとなります。
やはり、強いチームを作る上では自らが成長し、仲間にもいい影響を与え、お互いが成長し続けられる選手たち、集合体が必要と思っており、この編成を進めて参りました。
選手個々の特長については、この後池西からみなさまにご説明させていただきたいと思います」
【池西 希TD】

「みなさま、こんにちは。改めまして、浦和レッズTDの池西と申します。
今、堀之内からチーム全体の編成に対しての考え方について説明がありましたが、私も改めて、いい選手たちに集まっていただいたと思っておりまして、個々人の特長、そして獲得した狙い・背景について、少し長くなるかもしれませんが、一人ひとり、私たちの期待や思いを込めて説明していきたいと思います。
水沼宏太選手につきましては、堀之内からも説明がありましたが、選手が自ら成長し、いい刺激を仲間に与え合うことができるという基準において、これ以上ない選手に来ていただいたと思っております。堀之内と私が水沼選手の獲得にあたる面談をした際に、印象的なフレーズとして、私たちの目を見てまっすぐに『僕はまだ成長ができる。浦和レッズでもっとうまくなりたい』と言った言葉は、心から胸に響きました。自らがまだまだ成長したいと思っている強い気持ち、そして彼が元々持っていたパーソナリティー、それは誰に聞いても、どこのチームにいても発揮していたパーソナリティーを、ぜひ浦和レッズでも発揮してもらいたいと思い、来ていただきました。また、彼は数多くのチームに所属してきましたが、多くのチームでタイトルを獲ってきています。セレッソ大阪、横浜F・マリノス、そして直近のAリーグでもリーグチャンピオン、カップチャンピオンになっております。そういうタイトルを獲ってきた選手が今の浦和レッズに必要だと思い、獲得させていただきました。
南野遥海選手の今回の獲得にあたっては、南野選手はまだ年齢は22歳、プロとしても2種登録を含めて5年、実際だと4年間ですが、J3・J2を含めて、既に100試合以上の出場経験があります。直近では明治安田J1百年構想リーグで7ゴールを挙げていて、名実共にJ1リーグで結果を出せる選手ということを証明してくれています。浦和レッズとして、先ほどU-21チームの記者会見や先ほどの説明でもありましたが、やはり選手が成長し、若い選手がピッチに立ち、海外に羽ばたいていくというところも含め、私たちは南野選手に期待を込めて、獲得させていただきました。獲得にあたる面談では、堀之内、私、そして曺 貴裁監督にも面談に入ってもらい、彼自身に対して私たちが持っている期待を伝え、彼がそれに応えてくれ、今ここにいます。本当に素晴らしい選手とプレーできること、そして闘えることを本当にうれしく思います。
林 幸多郎選手につきましては、実は私が2つ前のクラブである横浜FCに所属していた際に明治大学から獲得した選手です。また同じチームで戦えることを本当にうれしく思っています。彼も百年構想リーグを含めて3年半で100試合以上のプレー経験があります。1年目から30試合以上に出て、2年目、3年目も30試合以上プレーしています。そしてFC町田ゼルビアではACL(AFCチャンピオンズリーグ)も戦い、非常に過密でハードな日程の中、基本的にはベンチに入り続けて多くの試合に出場し続けています。そういうフィジカル面だけでなくメンタル面の強さも含めて、彼に期待をかけ、今回声をかけさせていただきました。もちろん彼が持っているロングスローもひとつの武器ではありますが、彼が持っているパーソナリティー、献身的で真面目な姿勢は今の浦和レッズに必要だと思い、今回声をかけさせていただいたというところです。また一緒に戦うことができて、個人的にもうれしく思っております。
福井光輝選手はセレッソ大阪から来ていただきました。前シーズンのGK4人のうち、今シーズン残ったのは西川周作選手のみで、残りの3選手は入れ替わりましたが、昨シーズンや過去からも含めて、GK陣のさらなるレベルアップ、入れ替えはクラブとして必要だと思いました。西川周作という素晴らしい選手がいる中で、その選手に匹敵、そしてそれを超える可能性がある選手もやはり必要ということも含めて、昨シーズンにJ1リーグで30試合出場している福井選手に来ていただけないかと思い、今回声をかけさせていただきました。実際、百年構想リーグではなかなか出番がなかったのですが、そういう中でもチームにおいて正しい、そしてチームが勝つにふさわしい振る舞いをしているところも含めていろいろなところから情報を集めまして、今回福井選手にオファーをさせていただきました。福井選手と一緒に戦えることを、大変うれしく思っています。
新井栄聡選手は、FC町田ゼルビアから来ていただきました。新井選手も百年構想リーグではなかなか出場機会がなかったのですが、GKを入れ替えていくとなった中で、どういうGKに来てほしいか、どういう人間に来てほしいかを考えました。福井選手同様ですが、チームに対してポジティブなパワーを、そして、当たり前ですけど常に試合に出ることにトライし続けるGKがいないかと考え、そのときに新井選手の名前がリストに挙がり、いろいろな人から情報を集めた中で、町田のロッカールーム内で『彼がいたから今のチームは前に進んでいるんだ、うまくいっているんだ』ということを町田の選手が言っている映像を見ました。ああいう生の映像を見ると、本当に彼が今の私たちにとって必要な選手ではないかと考え、今回オファーをさせていただきました。またリリースにもありましたが、彼は埼玉県出身で、浦和レッズと共にサッカーをはじめ、成長してきた選手だと思っています。そういう選手と浦和レッズで戦えることも私たちにとって大きなことだと思い、声をかけさせていただきました。新井選手と共に戦えることを、大変うれしく思っています。
笹 修大選手は、FC今治から来ていただきました。彼は今シーズンが(プロとして)2年目の途中というところですが、私が彼を初めて見たのは彼がルーキーイヤーのJ2開幕戦で、彼はその試合でJリーグデビューしています。私はたまたまその試合を生放送で見ていました。高卒1年目、まだ2月なので高校も卒業していないタイミングで既にチームに合流し、おそらく12分くらいの出場なんですけど、0-1の状況からなんとかチームを勝たせようとアグレッシブにプレーしている姿を見て、素晴らしい選手だなと思い、自分は昨年まで違うチームにいましたけど、ずっと追いかけ続けていた選手でした。今回の百年構想リーグでは、元々出ていたポジションではない左サイドバックで多くの試合に出場し、その前は3バックの右もやっていたり、昨シーズンはトップ下、ボランチでプレーしたりと、19歳ながらJ2でもう40試合近くプレーしているところも含め、ウチのチームに来ていただいて、今ここにいる選手や既存の選手たちと共にポテンシャルをどんどん伸ばせる可能性があるのではないかと期待し、声をかけさせていただきました。オファーをして早い段階で回答してくれて『私たちと共に戦いたい』と言ってくれました。まだまだ若いですけれども、そういう意志の強い選手だというところも含め、心から期待したいと思っています。笹選手と一緒に戦えてうれしく思っています。
堀内陽太選手は浦和レッズのアカデミーから昇格して浦和レッズでプレーし、直近はFC琉球でプレーして、今回はレンタルバックという形で復帰してくれました。彼は今、コンディションのところで万全にサッカーができる状態ではないというのは、みなさんにもリリース等で認識していただいていると思いますし、今日も別メニューで活動しております。彼がユースから昇格し、この浦和レッズではまだ活躍して結果を残せていない、そしてまだ今はプレーできる状況ではないですけど、自分が他のチームにいたときに彼の印象を聞いたら『彼は誰からも応援される選手だよ』と、彼の素晴らしいパーソナリティーと確かなポテンシャル、そこにみんなが期待しているという声を自分は聞いていますし、FC琉球、栃木SCでのプレーも含め、自分たちは彼に大きな期待を寄せています。今は少しコンディションが整っていない状況でプレーできませんが、彼が復帰し、埼玉スタジアムのピッチで駆け回ることができるように、クラブとして全面的にサポートしていきたいと思っています。堀内選手と一緒に戦えることをうれしく思います。
最後に、工藤孝太選手です。私が前に所属していたギラヴァンツ北九州というチームの1年目のシーズンに、彼には浦和レッズから期限付き移籍という形で来てもらい、彼はそこで38試合中36試合でフル出場をして、翌年はファジアーノ岡山というJ1のチームに期限付き移籍をし、そこでJ1での出場機会を重ねてレンタルバックしてくれました。彼も、私としてはまたこのチームで一緒に戦えることをうれしく思っています。実際、彼も年齢はまだまだ若い中ですが、J3・J1と確かな出場機会を重ね、素晴らしい実績を挙げてここに戻ってきてくれています。浦和レッズのアカデミー出身ということも含め大きな期待を背負って、彼自身も強い決意を持ってここに戻ってきてくれたと思っています。ぜひみなさんも期待を寄せていただき、彼をサポートしてもらいたいと思っています。工藤選手と戦えること、本当にうれしく思っています」
続いて各選手から、加入・復帰に際して、自身の特長や決意が述べられた。
【水沼宏太】

「オーストラリアのニューカッスル・ジェッツから移籍してきました、水沼宏太です。まずは浦和レッズというクラブに加入することができ、本当にうれしく思っています。自分のキャリア、経験、学びを生かして、浦和レッズの勝利に貢献したいと強く思っています。
みなさんご存じかと思いますが、僕の父(元日本代表・サッカー解説者の水沼貴史さん)が浦和出身で、お墓だったり家族の節目だったりで集まるときは、浦和を何度も訪れています。そういうご縁があるこの土地の大人気のクラブに来られたことを本当にうれしく思っています。
とにかく自分の全てをかけて浦和レッズを強くしたい、その気持ちです。今年入ったみんなもそうですし、今いるチームメート、そしてスタッフ、浦和レッズに関わる全てのみなさんと勝利に向かって一緒に頑張っていけることを本当にうれしく思っています。よろしくお願いします」
【南野遥海】

「ガンバ大阪から加入しました、南野遥海です。僕のプレーの特長は、得点することだと思っています。それはJ3のときから、J2もそうですし、少しずつ得点という形で結果を残してきたと思っています。ただ、まだまだやらないといけないこともあると思っていて、それはチームのために走ることもそうですし、起点を作るようなプレーも必要だと思っています。それをこのクラブで、環境を変えてやりたいという思いから、浦和レッズというクラブに加入させていただきました。
僕がいたガンバ大阪もそうですし、浦和レッズというクラブはファン・サポーターがかなり多くて人気のあるクラブですし、結果も求められるクラブだと思っているので、そういうクラブで期待に応えられるような、そして結果も残せるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」
【林 幸多郎】

「FC町田ゼルビアから加入しました、林 幸多郎です。先ほど池西さんから紹介いただきました通り、ピッチ内外における真面目さ、勤勉さプラス、90分闘えるところを十分に生かして、浦和レッズの勝利に貢献したいと思います。よろしくお願いいたします」
【福井光輝】

「セレッソ大阪から加入しました、福井光輝です。アグレッシブにプレーして、結果で証明します。よろしくお願いします」
【新井栄聡】

「FC町田ゼルビアから加入しました、新井栄聡です。西川選手という偉大な選手の背中を見て、福井選手と西川選手と切磋琢磨して、浦和のゴールを守る男になれるように頑張ります。よろしくお願いします」
【笹 修大】

「FC今治から完全移籍しました、笹 修大です。自分の武器である球際やアグレッシブに攻撃参加する部分、そして気持ちで闘う部分は見せられると思います。歴史と伝統のあるビッグクラブでプレーできることを本当にうれしく思っていますし、熱いファン・サポーターのみなさんと自分のプレーはすごくマッチするものだと思っているので、埼玉スタジアムのピッチやその他のピッチで自分がJ1の舞台で活躍できるように頑張っていきます。よろしくお願いいたします」
【堀内陽太】

「1年半のレンタル移籍から浦和レッズに戻ってくることができました、堀内陽太です。僕自身、話にもあったようにまだ身体のほうがサッカーができる状態ではないですし、1年半辛いこともすごく多く、自分の思い描くような期間を過ごすことができなかったのですが、自分自身、サッカーの面でも人間的にもすごく大きく成長して戻ってくることができたと思っています。浦和レッズの強化部の方たちともいろいろ話してきて『もう一度浦和レッズに戻って再出発しよう』という言葉をかけていただいて、ここでまた勝負することを決意して戻ってきました。まずは早く、自分の身体を万全に戻して、これまで培ってきた経験や自分の成長をこのチームに還元して、勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います。このような状態でも自分がチームにプラスの力をもたらせることがたくさんあると思っているので、どんなときも自分のできる100パーセントを浦和レッズのために注いでいきたいと思います。これからまたよろしくお願いいたします」
【工藤孝太】

「お久しぶりです。3年半ぶりに浦和レッズに復帰することにしました、工藤孝太です。この3年半でさまざまな経験をして、自分自身で成長も感じることができました。僕自身、まだまだ浦和レッズで成長できると思っていますし、浦和レッズのためにまた赤いユニフォームを着て闘えることをうれしく思うと同時に、覚悟を持って帰ってきました。勝利に貢献できるように頑張ります、よろしくお願いします」
[質疑応答]
(新井選手にお聞きします。出身が埼玉県ということで浦和レッズは身近にあったと思うが、新井選手は埼玉のクラブでプレーすることがなかった。浦和レッズでプレーすることへの思いは? そして、浦和レッズでは西川周作選手がずっとゴールを守っているが、レッズで正GKを目指すにあたり、どういった努力や成長を考えているのか?)
新井栄聡
「自分は埼玉出身で、初めて見たプロの試合がレッズの試合でした。自分のお父さんと試合を見に行ったときは、いやいや連れていってもらった感じだったんですけど、そのときにレッズのゴールが決まった瞬間、サポーターの方たちと喜び合っているのを見てすごく感動したというか、『サッカーってこんなに素晴らしいものなんだ』というのを小さい頃に思ったのを、今でも鮮明に覚えています。
小さい頃から浦和レッズというクラブが埼玉にあるのを感じながらサッカーをしてきたので、そのクラブに自分が加入したということを今実感して、すごくうれしく思っています。
浦和のゴールを守る男になるために努力していくことは、自分は31歳の年になるんですけど、まだまだ絶賛成長期だと思っているので、いろいろなことを吸収していろいろな自分の武器も磨きつつ、自分の欠点もしっかり見つめ直して、ここからまた一段階一段階とさらにいい選手になって、いいGKになっていけることを毎日努力してやっていきたいと思います」
(堀之内SDか池西TDにお答えいただきたいが、オフの編成について、出場機会が少なかったわけではない選手がチームを離れているのは事実だと思う。そういう点で見て、どういう戦略、あるいはどういう判断の中でこういう形になってきたのか?)
堀之内SD
「今シーズンの編成に向けては、百年構想リーグ自体が6月の上旬に終わり、だいたい6月の末、または7月の上旬に新シーズンが始まるという意味では、1ヵ月もない編成期間がありました。昨年までと比べると、やはり12月の前後にシーズンが終わり、チームの始動が2月前後。その期間が約2ヵ月あるという意味では、シンプルに今までよりも期間が短くなっているという現状がひとつあります。
さらに言うとみなさんもご存知の通り、このシーズン移行に伴って、ウィンドー自体は9月の中旬まで開いています。一方で、今はワールドカップが開かれていることも考えると、実際にヨーロッパのマーケット自体がそこまで大きく動いていない現状もあります。ですので、もちろん移籍ウィンドーはこの後も続きますし、遅ければ8月の下旬、または9月の上旬まで続くものと考えています。
先ほどおっしゃっていただいた、移籍で入ってくる選手、または復帰してくる選手、そして出ていく選手のバランスという点においては、もちろん移籍交渉というものがありますので、我々が残ってほしいと思っていても出ていってしまう、また本人のキャリア、夢というものもありますので、それを支援する形というものもあります。なので、全てが我々のコントロール下にあるかというとそうではないのが、この移籍ウィンドーだと思っています。
その中で先ほども言った通り、私と池西が中心となり、もちろんスカウト部門やデータ部門、その他いろいろなスタッフと協力し、いろいろなことを想定しながら、もしもこの選手がいなくなったときにはこの選手がすぐにリストアップされている、そういった状況を常に作れたからこそ、ここにいる素晴らしい選手に加入してもらえたと思っていますし、また素晴らしい選手が成長して復帰してもらえたと思っています。そういった意味では、シーズン移行に伴って初のウィンドーとなっていますが、この体制はうまく機能していると思いますので、先ほども言った通り、まだ終わりではないですが、しっかり継続して進めていきたいと思っております」
(編成面では監督交代がシーズンの切れ目にあったが、クラブとしてやっていきたい部分と、監督がリクエストすることもあるとは思う。クラブの狙いと、監督のサッカーに合うかどうかはどのように考えていたか?)
堀之内SD
「その点については曺 貴裁監督としっかりすり合わせを行いながらやってきました。もちろん選手だけでなく、コーチングスタッフ、その他スタッフについても、どういう体制、どういう選手がいいのかは、できる限りクラブの方針・考えと、曺 貴裁監督のリクエストみたいなところをすり合わせながら実際に行ってきています」
(水沼選手に伺います。オーストラリアのAリーグを経ての浦和レッズ入りだが、オーストラリアで自分のどんなところがアップデートされたと思っているか?)
水沼宏太
「実際、僕自身としては初の海外挑戦だったんですけど、1年半行って、タイトルも獲ることができました。タイトルを獲るために何が必要なのかは、言葉が通じなくても日々の行動やコミュニケーション、ジェスチャーだったり、そういうもので巻き込むことができるんだなということが自分の中で分かり、それはものすごく自信になりました。
もちろん自分がどういう選手かを初めて会う外国人の選手に伝えるのは、海外に行ったどの選手もたぶんそれを最初にやっていると思いますが、その中で自分に経験があって年齢が上だったのもありますけど『とにかくみんなで目標に向かってやっていこう』と決めた中で、自分がどういう振る舞いをしたほうがいいのか。そして、自分にはまだまだ成長したいという気持ちがあるので、それを全面に出していけば、その本気と熱量はどの国に行っても変わらない、それは伝わるものだと思ったので、そうして巻き込んでみんなで成長していこう、『やっていこうぜ』みたいなものは、自分の中ですごく経験・自信としてできたので、それは浦和レッズに加入しても絶対に最大限生かせるなと、自分の持っているものを全部出したいという気持ちでいるので、そこはひとつ、めちゃくちゃ成長して還元したい、そしてまだまだ成長したいなという気持ちでいます」
(工藤選手に伺います。百年構想リーグでは怪我という情報もあったが、今の状態と、そういった難しい状況を経て、自分はどういうふうに成長したと感じているか?)
工藤孝太
「今の状態で言うと、いろいろな方の支えがあって、ほぼベストな状態が作れています。(怪我は)初めての経験だったのですごく苦しい思いをしました。一番は、やっぱり僕自身、サッカーがなければ本当にしんどいなと思いましたけど、成長した部分で言うと忍耐力がつきましたし、怪我をするとやらないといけないことがたくさん出てくるので、そういったことを日々しっかりやっていくところは、怪我の期間でしっかりできたという感覚はあります。そういったところが成長した部分かなと思います」
(各選手に伺います。ファン・サポーターからは何と呼んでほしいか、愛称などがあれば教えてほしい)
水沼宏太
「同じ名前がもう一人ここにいるので(工藤孝太)どうしようかなと思いますけど、僕はセレッソ大阪にいたときに同じ『こうた(藤本康太)』がいたので、2人いても呼ばれ慣れしてはいるので、『こうた』で大丈夫です。大丈夫?(工藤に向けて)・・・大丈夫そうです(笑)」
南野遥海
「僕も水沼選手と同じで『はるみ』で大丈夫です」
林 幸多郎
「『こうたろう』でお願いします」
福井光輝
「『こうき』でお願いします」
新井栄聡
「『よし』か『よしあき』でお願いします」
笹 修大
「自分は今治で、ファン・サポーターの人からは『ささくん』の愛称があったので『ささくん』だと結構うれしいです(笑)」
堀内陽太
「僕も変わらず『ようた』でお願いします」
工藤孝太
「僕も実はファジアーノで『こうた』が2人いて(河野孝汰)、さっき水沼選手が言っていたように『こうた』呼びは慣れているので、できれば『こうた』がいいんですけど、難しかったら上の名前でも大丈夫です」
(強化のお二人にお伺いします。ここ2シーズンほど、GKチームの技術力が非常に停滞、あるいは後退しているように見え、加えて今回は西川周作選手以外全員が入れ替わるということで再建も必要だと思う。今シーズン、そしてその先に向けて、GKの強化については?)
堀之内SD
「私自身、そのような印象は昨年のチーム、そして今のチームに持っていません。先ほど池西からも説明がありましたが、確かに期限付きで佐藤(瑠星)がモンテディオ山形へ移籍し、そして完全移籍で2人(牲川歩見、吉田 舜)がチームを離れました。そういった状況の中で今回は福井選手、新井選手という2人の素晴らしい選手に加入してもらったことは、西川周作選手自身にもまた新たな刺激になると思いますし、その3人が切磋琢磨することでさらなる高みに、GK陣のより進化した姿を私自身も楽しみにしていますし、みなさまにも素晴らしいGKチームを見せられるのではないかなと思っています」
池西TD
「補足させていただきますと、昨年いた4人のGKのうち、牲川と吉田は完全移籍をしました。もちろん先ほど堀之内からありました通り、クラブとしての意向と、彼ら自身のキャリア、思考みたいなところは全てクラブの思惑、考え通りにならないというところがあり、彼らのキャリアも含めながら話し合いをしてそうなったというところです。今回期限付き移籍で出た佐藤に関しては、やはり自分(池西TD)自身もJ3のクラブにいたときにGKをレンタルで借りたりとか、実際に工藤にセンターバックとして来てもらったりもしましたけれども、やはり試合での出場経験は何事にも変えられない経験というところで、今私たちのチームで出るというところと、実際J2のチームで、今回は山形ですけれども出るというところに関しては、どこがいいのかというのは全選手ですけれども、選手を中心において何をすべきか、僕たちはどうあるべきかということを堀之内と何度も話しながら、そういう決断をしたというところでございます。
そして、後ろにいる2人に関しては申し分のない選手が来てくれたと思いますし、それが西川選手にとっても良いきっかけになり、さらにGK陣がレベルアップするというところは、期待しているところです」
(選手全員に伺います。池西TDからみなさんの説明がかなり詳しくあったが、面談の中で必ず『2026/27シーズンの浦和レッズは曺 貴裁監督のもとでこういうサッカーをやっていく』という話があったと思う。池西TDの話の中で、レッズに来るにあたってどの部分が最も心を動かされたか?)
水沼宏太
「僕がお話しさせていただいたときには、僕のパーソナリティーやプレーをものすごく分かってくださっていて、浦和レッズがこれから強くなっていくためには本当に必要なパーソナリティー、必要な人間力だというところを言ってくださったのもあります。僕自身は自分がギラギラして、まだまだ成長したいという気持ちをプレー、ピッチで表現すれば、それがチームのためになるというのを、今までの経験上で分かっているところがあるので『自分のことを分かってくれている、それで自分がそのまま表現していいんだな』という気持ちになりました。
先ほどここで紹介していただいたときに、すごく感動して泣きそうになるぐらい、それぐらいの思いを持ってお話ししていただいたんだな、という気持ちにもなりましたし、改めて『やっぱり来てよかったな、絶対強くしたいな』、その気持ちで今はいます」
南野遥海
「僕は、やっぱりサッカー選手をしている上で、『欲しい』と言ってもらえることはとてもうれしいことですし、クラブからの熱量と、自分が目指しているサッカー選手としての目標、目指すべきところの方向性と熱量はかなり合うものだと思いました。求められていることについても、オファーをいただいて話をしたときの面談でも提示はあって、そこがマッチすると思ったので、このクラブのために戦おうという決断をしました」
林 幸多郎
「この会見でも何度も出ている『成長』というワードが僕の中では響いて、新しいこの環境で、もっと自分自身も選手として成長していきたいなと思い、このクラブに移籍することを決断しました」
福井光輝
「みなさんが思っている通り、歴史と伝統あるクラブでプレーできることを率直に考えて選択しました」
新井栄聡
「自分はJ1での出場数がない中で声をかけてもらって、その中で『自分の可能性を自分よりも信じてくれているんじゃないか』という熱い思いと、あとは自分の成長もそうですけど、チームを強くしたい、浦和レッズを強くしたいという気持ちがすごく伝わってきて、自分もそこに賛同したいと思ったのが決め手でした」
笹 修大
「今治のほうまで実際に足を運んでいただいて、直接話をさせてもらっていました。自分には本当に早い段階でオファーをいただいて、自分の若さやポテンシャルだったりを、すごく評価してくれて、『浦和レッズは2006年からリーグ優勝がない』という話もあり、『共に優勝を目指して戦ってほしい』という熱い思いを話していただいたので、そういうふうに自分が評価されていることをすごくうれしく思い、自分としては即決させていただきました」
堀内陽太
「僕は、基本的にはまずはサッカーというよりも、どう身体を戻していくかということをメインに話をさせていただいていました。やっぱり自分の慣れ親しんだ、今までずっと応援してきた浦和レッズに戻ってきて再出発できるように頑張っていこうと言ってもらえたりとか、最大限サポートして、もう一度プロとして活躍できるように戻ろうというふうに強く、熱く言ってもらえたことがひとつ大きな理由にもなりました。
あとは、ここにはいないんですけど、ウガさん(宇賀神友弥・強化担当)とも何度か話をさせていただいたときに、現状での試合出場数や結果だけを見たら、僕自身もそこは分かっている上で『やっぱり戻ることはできない』という中で、『どんな形であれ、もう一度戻ってこられるのはひとつの才能なんじゃないか』『ここで復帰してチャンスを生かすのもプロとして必要な力だ』というふうにウガさんには言っていただいて、いろいろな話を聞いた上で、もう一度ここで勝負したいという思いで戻ってきました」
工藤孝太
「僕は、百年構想リーグのプレーオフで浦和レッズと岡山が最後に2試合を戦ったということもあって、堀之内さんと池西さんとは直接話す機会がありました。その話の中で、僕自身、岡山での試合に出ているプレーを見ていただいた感想や評価をいただいていました。
まず、僕自身に『浦和レッズに帰ってきたい』という思いもありましたし、本当に浦和レッズのために戦いたいという気持ちもありました。また、3年半のレンタル期間の中で、本当に浦和レッズのユニフォームを着て戦えるのは当たり前じゃないということを強く感じましたし、そういった中でチャンスをいただけたので、帰ってくるという決断をしました」
(南野選手に伺います。ガンバ大阪からJ2、J3で経験を積んで、ガンバでも百年構想リーグでゴールを決めてと、ガンバ大阪でのキャリアを築くという世界線もあると思われた中で、レッズへの移籍を選んだ理由や、ガンバからレッズに来るというのも大きな決断だったと思うが、それを選んだ思いは?)
南野遥海
「先ほどの質問と似たような感じだと思いますけど、クラブからの熱量と、自分が目指しているものがマッチするというところはありました。サッカー的なポジションの話とか、自分が監督から求められることもそうですし、そういうところを考えて、自分の成長や目標に向かう、そこに一番近づくためにはこのクラブに来てプレーすることが一番だと思ったので、それが決め手です」
(堀内選手に伺います。百年構想リーグではFC琉球で半年間プレーして、ピッチの上では悔しい思いもたくさんしてきたと思うが、一方でFC琉球では平川忠亮監督のもとでやっていて、ピッチの外でもいろいろな刺激や影響を受けてきたと思う。どんな経験をしてきて、それを浦和レッズでどう生かしていきたいか?)
堀内陽太
「FC琉球は、ボールを保持しながら縦に速いサッカーを目指していました。僕自身、運動量や球際の部分を強みとしてやってきた中で、細かいポジショニングとか、どんな状態でも前を向いて縦パスを刺す、前に前進するプレーというのは、まだまだ足りない部分だなと個人的に感じていました。そこはFC琉球でプレーしてきた期間もそうですし、外から見てきた中でも要所要所で良い感触とか発見もあって、成長できた部分だと思っています。そういう前向きなプレーは、ボランチというポジションをやっていく上ではどこのチームに行ってもすごく必要なプレーだと思いますし、そこを今までの自分のプレーにプラスアルファで表現できれば、浦和レッズという大きなチームでもひとつ違いを出して活躍していけるんじゃないかなと思っています」
(林選手に伺います。ロングスローの美学は?)
林 幸多郎
「ワールドカップの舞台でもロングスローで点が入ったりと、フリーキックやコーナーキックと同じくらい脅威のあるものだと思っています。ここでも、求められたら投げたいと思います」
(水沼選手は浦和にお父さんのご実家があるということだが、親戚の方にはどんな声をかけられたか?)
水沼宏太
「僕の父方の親戚はこの辺にすごくいるので、みんなびっくりしていましたし、何よりも父がびっくりしていたかもしれないです。本当に喜んでくれましたし、縁があるんだなと。小さい頃から高校サッカーの選手権は浦和駒場か大宮かにいつも見に行っていましたし、年末年始はいつも浦和にいることが多かったので、そういう場所で自分がプレーをすることにはまだ実感が湧かないですけど、昔から今までつながっているんだなと思うことができたので、とてもうれしいです」
(選手のみなさんに伺います。ピッチに立ったら自分のこういうプレーを見てほしい、自分の武器はこれ、この武器でレッズの勝利に貢献したい、とイメージしていることは?)
水沼宏太
「僕は今までのプロのキャリアで、『唯一無二の選手だ』って自分で思いながら、自分らしくやっていこうとここまでプレースタイルを築いてきました。みんなと関わりながらゴールを目指していく、攻撃の選手なのでゴールを目指していくという中で、とにかくチャンスを作って自分が決定的な仕事をする、それを武器に今までやってきたところがあるので、そこは浦和レッズのために全力でやりたいと思いますし、ピッチの雰囲気が良くなったなと思ったら『あ、やっぱり水沼いるな。宏太がいるな』と思ってもらえるような雰囲気にもどんどんしていきたいと思っているので、そこは注目して見ていただけたらうれしいなと思っています」
南野遥海
「特にこの半年間なんですけど、やっぱり結果はみなさんお分かりの通り、大事だと思います。それが特に大事なんだと思った瞬間がかなりあって、一番ですとACL2で優勝したときの決勝戦なんかもそうですし、やっぱり結果が求められている、プロなのでそういう世界で生きていく上ではそこが一番大事だと思っています。僕はFWをやっていて、結果を決める一番の大きな仕事ができるポジションの選手だと思っているので、得点や結果に直結するようなプレーを出したいと思っていますし、そこを見てほしいと思っています」
林 幸多郎
「自分は90分、誰よりも走って戦って、そして周りの選手のストロングを最大限生かす。そのようなプレーで貢献したいと思っています」
福井光輝
「アグレッシブにプレーして、ハイボールに出てシュートを止めて、GKとしてフィールドのプラス1になれる仕事をしたいと思います」
新井栄聡
「チーム全員で協力してゴールを守るために自分が何をするかを常に考えて、相手チームからも自チームからも、そして観客のみなさんからも『新井が守っているんだぞ』というような存在感があるプレーをしていきたいと思っています」
笹 修大
「自分は走ることであったり球際であったり、空中戦だったり、そういう際のところを武器でやっているので、そういうところを出していきたいですし、今までにいろいろなポジションを経験して、そういうユーティリティー性も評価していただいているので、そこは浦和レッズでも発揮していきたいなと思います」
堀内陽太
「僕は今までと変わらず、球際やセカンドボールの回収、反応だったりとか、そういう部分を全面に特長としてプレーしてきました。この1年半、環境が変わった中でもそういうところを意識して取り組んできたので、そこは常に見てもらいたい自分の長所でもありますし、それにプラスアルファで、1年半で培ってきたポジショニングや前を向くプレー、あとは自分でゴールを奪うプレーも取り組んできたところではあるので、そこをしっかりと浦和レッズで発揮して、勝利のために貢献できたらと思っています」
工藤孝太
「僕はヘディングのところ、空中戦です。ロングボールを蹴られてもそれを跳ね返すところだったり、スピードにも自信があるので、カバーリングだったり前に出ていくスプリントだったりというところ、あとは左足のキックにも自信を持っているので、前線への攻撃の起点やロングボールのところでは見ていただきたいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
浦和レッズU-21チーム発足会見
曺 貴裁監督就任会見
関連記事
-

- 笹 修大選手 完全移籍加入のお知らせ
- このたび、笹 修大選手(19歳)が、FC今治より完全移籍で加入することで合意いたしましたので、お知らせいたします。
-

- 水沼宏太選手 完全移籍加入のお知らせ
- このたび、水沼宏太選手(36歳)が完全移籍で加入することで合意いたしましたので、お知らせいたします。
-

- 新井栄聡選手 完全移籍加入のお知らせ
- このたび、新井栄聡選手(30歳)が、FC町田ゼルビアより完全移籍で加入することで合意いたしましたので、お知らせいたします。
-

- 工藤孝太選手 浦和レッズ復帰のお知らせ
- このたび、工藤孝太選手(22歳)が、ファジアーノ岡山への育成型期限付き移籍から復帰することとなりましたので、お知らせいたします。
-

- 堀内陽太選手 浦和レッズ復帰のお知らせ
- このたび、堀内陽太選手(21歳)が、FC琉球への育成型期限付き移籍から復帰することとなりましたので、お知らせいたします。
-

- 福井光輝選手 完全移籍加入のお知らせ
- このたび、福井光輝選手(30歳)が、セレッソ大阪より完全移籍で加入することで合意いたしましたので、お知らせいたします。
-

- 南野遥海選手 完全移籍加入のお知らせ
- このたび、南野遥海選手(22歳)が、ガンバ大阪より完全移籍で加入することで合意いたしましたので、お知らせいたします。
-

- 照内利和選手 FC琉球へ育成型期限付き移籍のお知らせ
- このたび、照内利和選手(19歳)が、FC琉球へ育成型期限付き移籍をすることとなりましたので、お知らせいたします。































