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安居海渡 J1リーグ通算100試合出場
安居海渡が、23日に行われた明治安田J1リーグ 第31節 清水エスパルス戦に出場し、J1リーグ通算100試合出場を達成した。
埼玉県川口市で生まれ、幼少期から家族とともに埼玉スタジアムで浦和レッズの試合を見ていた安居は、2022年に浦和レッズに加入した。
浦和学院高校から進学した流通経済大学では、スタメンよりも多い12人がプロ入りした学年においても、攻守においてできないプレーがないというほど大学屈指のボランチとしてチームの主軸を担った。
ルーキーイヤーは京都サンガF.C.とアウェイで対戦した明治安田生命J1リーグ 第1節、開幕戦から先発出場の機会を得たが、不慣れなトップ下で持ち味を発揮することはできず、先発出場の機会は最初で最後に。残りの33試合では5試合に途中出場するのみのシーズンを送った。
マチェイ スコルジャ監督が就任した2023年も、開幕から2試合はベンチ入りがなかったが、第3節、浦和レッズにとってホーム開幕戦となった浦和駒場スタジアムでのセレッソ大阪戦で途中出場すると、1-1で迎えた試合終盤、82分に豪快なミドルシュートを決める。安居のプロ初ゴールはチームにシーズン初勝利をもたらす貴重な決勝ゴールとなった。
それから着実に出場試合数を伸ばし、2023年はリーグ31試合に出場、そのうち20試合で先発出場と飛躍のシーズンになった。
しかし、さらなる飛躍が期待された2024年にペア マティアス ヘグモ監督が就任すると、開幕前のトレーニングキャンプは紅白戦でサブ組にすら入れないという、前シーズンの主力にとっては屈辱ともいえる立場を強いられた。
シーズンが開幕しても6試合はベンチにすら入れない日々を過ごす。それでも、あらゆる能力が総合的に高い一方で、劣る能力がない分、秀でた能力が目立ちにくく、周囲に自分の特長が伝わりづらいと自覚しているボランチは、決して腐ることなくトレーニングからアピールを続けた。すると、第7節のサガン鳥栖戦でシーズン初のベンチ入りと途中出場を果たすと、シーズン途中で監督交代はあったものの、安居をよく知るマチェイ監督が再就任。結果、安居は最初の6試合を除く32試合全てに出場し、そのうち27試合で先発出場と確固たる位置を築いた。
今季の活躍は言うまでもないだろう。ここまでリーグ全31試合に出場し、そのうち途中出場したのはたったの1試合。チームのへそと言われるポジションで、走ること、闘うことをベースに攻守において獅子奮迅の活躍を続けている。
それでもまだ、力の全てを出し切れてはいないのではないかと思うほど、ポテンシャルは果てしない。安居海渡がこれからどんな選手になるのか。浦和レッズでどんな功績を残していくのか。それを間近で見られるのは、ファン・サポーターにとって幸せなことである。
埼玉県川口市で生まれ、幼少期から家族とともに埼玉スタジアムで浦和レッズの試合を見ていた安居は、2022年に浦和レッズに加入した。
浦和学院高校から進学した流通経済大学では、スタメンよりも多い12人がプロ入りした学年においても、攻守においてできないプレーがないというほど大学屈指のボランチとしてチームの主軸を担った。
ルーキーイヤーは京都サンガF.C.とアウェイで対戦した明治安田生命J1リーグ 第1節、開幕戦から先発出場の機会を得たが、不慣れなトップ下で持ち味を発揮することはできず、先発出場の機会は最初で最後に。残りの33試合では5試合に途中出場するのみのシーズンを送った。
マチェイ スコルジャ監督が就任した2023年も、開幕から2試合はベンチ入りがなかったが、第3節、浦和レッズにとってホーム開幕戦となった浦和駒場スタジアムでのセレッソ大阪戦で途中出場すると、1-1で迎えた試合終盤、82分に豪快なミドルシュートを決める。安居のプロ初ゴールはチームにシーズン初勝利をもたらす貴重な決勝ゴールとなった。
それから着実に出場試合数を伸ばし、2023年はリーグ31試合に出場、そのうち20試合で先発出場と飛躍のシーズンになった。
しかし、さらなる飛躍が期待された2024年にペア マティアス ヘグモ監督が就任すると、開幕前のトレーニングキャンプは紅白戦でサブ組にすら入れないという、前シーズンの主力にとっては屈辱ともいえる立場を強いられた。
シーズンが開幕しても6試合はベンチにすら入れない日々を過ごす。それでも、あらゆる能力が総合的に高い一方で、劣る能力がない分、秀でた能力が目立ちにくく、周囲に自分の特長が伝わりづらいと自覚しているボランチは、決して腐ることなくトレーニングからアピールを続けた。すると、第7節のサガン鳥栖戦でシーズン初のベンチ入りと途中出場を果たすと、シーズン途中で監督交代はあったものの、安居をよく知るマチェイ監督が再就任。結果、安居は最初の6試合を除く32試合全てに出場し、そのうち27試合で先発出場と確固たる位置を築いた。
今季の活躍は言うまでもないだろう。ここまでリーグ全31試合に出場し、そのうち途中出場したのはたったの1試合。チームのへそと言われるポジションで、走ること、闘うことをベースに攻守において獅子奮迅の活躍を続けている。
それでもまだ、力の全てを出し切れてはいないのではないかと思うほど、ポテンシャルは果てしない。安居海渡がこれからどんな選手になるのか。浦和レッズでどんな功績を残していくのか。それを間近で見られるのは、ファン・サポーターにとって幸せなことである。
出場記録
| シーズン | 所属クラブ | J1リーグ 出場 / 得点 | リーグカップ 出場 / 得点 | 天皇杯 出場 / 得点 | ACL 出場 / 得点 | FCWC 出場 / 得点 | その他公式戦 出場 / 得点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | 浦和 | 6 / 0 | 1 / 0 | 0 / 0 | 4 / 2 | - | 0 / 0 |
| 2023 | 浦和 | 31 / 2 | 11 / 0 | 2 / 0 | 8 / 0 | 3 / 0 | 1 / 0 |
| 2024 | 浦和 | 32 / 2 | 2 / 0 | - | - | - | - |
| 2025 | 浦和 | 31 / 1 | 1 / 0 | 2 / 0 | - | 3 / 0 | - |
| 通算記録 | 100 / 5 | 15 / 0 | 4 / 0 | 12 / 2 | 6 / 0 | 1 / 0 | |





















